映画「プレステージ」(2006年、米)
★★★★☆
秀逸な予告編と映画「メメント」のクリストファー・ノーラン監督
作品ということで見たが、期待を裏切られなかった。
今年前半で一番の収穫だ。
19世紀末の英国を舞台に、
2人の対照的なマジシャンの確執を描いた。
ライバルの不注意から事故で妻を失ったマジシャンが、
復讐でライバルを罠にはめ、
死刑に追い込む。
しかし、最後に勝ったのはどっちだったのか--という話。
「マジシャンはマジックのために、その生活を犠牲にする」
という中盤に与えられた伏線が、
最後にして最大のトリックに見事に生きる。
「プレッジ(確認)」「展開(ターン)」
「プレステージ(偉業)」
という舞台作法や、
「瞬間移動」「小鳥の消失」といったマジックの
種明かし(しかし、舞台ごとに小鳥を犠牲に
するというエピソードは
たぶんフィクションだと思うが、よくできたウソだ)、
「人はマジックの種を知りたがる。しかし、教えたら
最後、人は去ってゆく」などというセリフに至るまで
よく練られた脚本だと思う。
英国系の俳優陣が秀逸。
デヴィット・ボウイ演じる発明家も
いい味を出していた。
結末は分かっているのだが、
伏線をかみしめながら、もう一度見たいと思う。
※
[監][脚]クリストファー・ノーラン
[原]クリストファー・プリースト
[出]ヒュー・ジャックマン、クリスチャン・ベール、
スカーレット・ヨハンソン、マイケル・ケイン、
デヴィット・ボウイ
[上映時間] 130分
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コメント
この映画!私もとってもみたいの~。デビッド・ボウイがニコラ・テスラ役っつーのも気になるし~。ぜひいかねば。水曜日にでも(←レディースデー)。あとは「ゾディアック」かなぁ
投稿: ももちやん | 2007年6月19日 (火曜日) 00時11分
ちょっとSFっぽいところが趣味ではないのですが、英国系の俳優が多いだけあって、19世紀末のイギリスの雰囲気がよく出てました。
「ゾディアック」、見たら感想をお知らせください。
投稿: 富久亭 | 2007年6月19日 (火曜日) 07時09分