本「私たちはどうつながっているのか ネットワークの科学を応用する」
中公新書1894、増田直紀 ※ 流行の「スモールワールド」や 「六次の隔たり」、 「スケールフリー」 といったWEB2・0関連の 言葉をコンパクトに説明するとともに、 日常生活への応用法を提案している。 わかりやすいネットワーク科学の入門書だ。 ネットワーク科学は、 行動経済学や脳科学などにも、 その考え方が取り入れら、 「MIXI」などのSNSもその原理を 応用している。 例えば、東京に住む人が まったく知らない北海道の人に届くように、 何人かの人を介して伝言を続けていく、 という実験をする。 自分の知人のうちなるべくターゲットを 知ってそうな人を選んで伝言するとして、 ターゲットに伝言が届くまで何人くらい 仲介する必要があるか。 100人? 1000人? 意外なことに平均6人で目標に 到達するというのである。 これが「六次の隔たり」で、 そのような、われわれの住む世界を 「スモールワールド」というのだそうである。 この本には、このような話が いっぱい詰まっている。 もちろん、ネットワーク科学を知っている人に とっては常識なのだろうが。 居酒屋での話の種にはうってつけだ。
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