インカのミイラ
上野の森の国立科学博物館で
「インカ・マヤ・アステカ展」を見た。
世界遺産の宝庫である
中南米3大文明の中でも、
今回の展示の目玉は、
15世紀に現在のペルーを
中心に栄えたインカのミイラだ。
やや小柄な成人男性と男の子の2体が
同じような毛糸の帽子をかぶり、
茶色い布につつまれて、
スポットライトの光を浴びていた。
http://www.3bunmei.jp/highlight/inca.html
おごそかで神々しいものを
感じた。
600年の時を隔てて、
地球の反対側に住む日本人に
見物されるとは、
2人とも夢にも思わなかっただろう。
NHK番組の受け売りだが、
インカが短期間で勢力を拡大できた背景には
ミイラが関係しているらしい。
乾燥した風土のインカでは、
死んだ人をミイラにする風習が発達した。
王様が死んでも、使用人は続けてミイラの世話を
して、神輿にのってミイラは外出した。
まるでまだ生きているかように。
もちろん領土は、死んだミイラの王様のもので、
次の王様は、他に領土を求めなければならなかった。
このため領土を次々拡大せざる
をえなかったのだという。
インカの人の死生観は、われわれのものとは
全然違ったものだっただろう。
インカ人がそれを記録する文字を残さなかった
ことが、実に残念に思われる。
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コメント
MIXIからきました^^
すごいですね!ミイラは私もすごく興味があって、生でみれたなんてとてもうらやましいです(実際ほんとに生で見るとなると勇気がいりますが^^;)
私の地方は田舎なので、大きな博物館なんてめったにありません;;
投稿 さやか | 2007年7月24日 (火曜日) 午後 05時05分
>さやかさん
ミイラは、そんなに生々しいものではありませんよ。
埴輪の置物のような感じでした。
投稿 富久亭 | 2007年7月25日 (水曜日) 午後 09時11分
最近、雨後のタケノコのようなブログ(それも総じて同じような文体)から一方的で面白みのかけらもないトラックバックが付くことばかりで、消しなれてしまっていましたが、ひさびさに血の通ったブログに出会いました。
俺も、イ・マ・ア展初日に行ってきましたが、台風雨にも負けず多くの老若男女が見に来ていましたね。ミイラはエジプトにせよ中米にせよ、骸骨よりも見るものの魂を惹きつけますね。
インカ文明への渡り廊下にさりげなく展示されていた「クジラ男」が気になりました。どうしてクジラ男のフィギュアを売らないかな!と憤りました<売店
投稿 黒猫トム | 2007年7月26日 (木曜日) 午後 03時00分
>黒猫トムさま
過分なおほめの言葉、ありがとうございます。
おっしゃる通りミイラはなにか人を引き付ける魅力がありますね。インカの人もその魅力に憑かれ、伝統を守ってきたのでしょう。
「クジラ男」、小生は気が付きませんでした。
投稿 富久亭 | 2007年7月26日 (木曜日) 午後 10時32分
こんにちは☆
以前にパイレーツ・オブ・カリビアンの記事にTBしていただいた、まさみです。
面白い記事で興味があったのでコメントさせてください(^.^*
昔テレビでインカの少女のミイラを見ました。
本当に眠っているだけのようにはっきりと顔立ちが残っていたのが印象深いです。
ミイラは何か不思議を感じます☆
死んでも生きようとする人の心の不思議というか・・・
死して形を失う生命の流れに反したこの現象の不思議と、ある種の奇妙が人の心を引きつける理由のひとつのような気がします☆
投稿 まさみ | 2007年8月25日 (土曜日) 午後 12時00分
>まさみさま
「死んでも生きようとする
人の心の不思議」
とはうまいことをおっしゃる。
まさに、そのとおりですね。
このような文化をもつ文明が
滅んでしまったのは残念です。
投稿 富久亭 | 2007年8月25日 (土曜日) 午後 03時57分