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2007年7月15日 (日曜日)

日本語を教えるための文法 1

 外国人に日本語を教えるのは

想像するよりはるかに難しい。

 まず、文法からして、

中学校で習った国文法とは

違った独特の体系の

「日本語を教えるための文法」がある。

 それはこんな具合だ。

     ※     

 国文法で、形容詞、形容動詞といっていたものを、

「日本語を教えるための文法」では、

「イ形容詞」と「ナ形容詞」に分ける。

きびしい、きたない、新しいなど

語尾が「い」で終わるのが「イ形容詞」だ。

 それに対して、

 便利、快適、まっ青などは

国文法の常識では名詞とされるが、

これらは「な」を語尾に付ければ

名詞を形容するので

「ナ形容詞」と呼ぶ。

 注意が必要なのは、

「きれい」という単語。

いで終わっているから「イ形容詞」に見えるが、

「きれいな」と語尾になをつけると

名詞を修飾するので

「ナ形容詞」だ。

外国人の典型的な間違いに

「きたないな川ですね」

というのがあるが、これは

「イ形容詞」と「ナ形容詞」とを混同しているからだ。

 名詞と「ナ形容詞」との違いはどうか。

特急、病気、究極、グリーン、ホット、ブルー

などは名詞。

静か、元気、有名、無名

などは「ナ形容詞」になる。

 このように日本語を教えるための

独特の文法があるのだ。

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コメント

富久亭さんって、日本語を教えられている方なんですか?
当然ですが、「ナ形容詞」とか「イ形容詞」なんて普段考えないので、ちょっと面白い話題でした。

話しは違いますが「富久亭」さんって、なんて読むんですか?

投稿: クモ男 | 2007年7月15日 (日曜日) 18時29分

>クモ男さま
 日本語は教えていませんが、
最近、日本語教育に興味を持ち始めました。
 
 「富久亭」は「とみひさてい」と読みます。

 永井荷風の「断腸亭日乗」にあやかって、
「富久亭日乗」というブログ名にしました。

投稿: 富久亭 | 2007年7月15日 (日曜日) 20時00分

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