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2007年7月20日 (金曜日)

本「平家物語」

  小学館「日本の古典をよむ 13」、市古貞次・校閲、訳

          ※

 7月に発刊された「日本の古典をよむ」

シリーズの初回配本。

シリーズは20巻あり、

日本の古典の有名どころが網羅されている。

 2008年にかけて順次配本される。

 特徴としては

  ・字が大きくて読みやすい

  ・難読漢字や固有名詞にルビが振ってある

  ・本文の前にあらすじと訳文が掲載されているので、

   古文に慣れていなくても読みやすい

ことなどが挙げられる。

 もちろん、全文が載っているわけではなく、

ポピュラーな場面だけのつまみ食いだが

専門に研究しようというのでなければ、

それで間に合うだろう。

        □

 さて、平家物語である。

軍記ものだけに合戦シーンが面白い。

 富士川の合戦。

 混乱振りが見て取れる。

 「あまりにあわてさわいで、

弓取る者は矢を知らず、

矢取る者は弓をしらず。

人の馬にはわれ乗り、

わが馬をば人に乗らる」

 かわいそうなのは付近の

宿場から呼んだ「遊君遊女」だ。

 「或は頭けわられ、

腰ふみ折られて、

をめきさけぶ者おほかりけり」

という惨状だ。

 他にも、「敦盛の最期」

「那須与一」、「壇浦合戦」

など、名場面が多い。

 前書きに櫻井陽子氏が書いているが、

平家の滅亡が歴史の必然として

描かれている。

 

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コメント

 平家物語は昔NHKの大河ドラマで見たような気がします。

投稿: ツバメ | 2007年7月20日 (金曜日) 16時19分

「敦盛の最期」って、泳ぎが達者なんで溺れないから、鎧を着込んで、身投げしたやつでしょうか?
大河で阿部ひろしが敦盛演じてたような。

投稿: マサ | 2007年7月20日 (金曜日) 20時37分

>マサさま
 「平家物語」には、泳ぎが達者なんで溺れないから、鎧を着込んで、身投げしたとは書かれていませんでした。
 敵に潔く打ち取られた、17歳の美少年として描かれています。

投稿: 富久亭 | 2007年7月22日 (日曜日) 09時47分

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