本「平家物語」
小学館「日本の古典をよむ 13」、市古貞次・校閲、訳
※
7月に発刊された「日本の古典をよむ」
シリーズの初回配本。
シリーズは20巻あり、
日本の古典の有名どころが網羅されている。
2008年にかけて順次配本される。
特徴としては
・字が大きくて読みやすい
・難読漢字や固有名詞にルビが振ってある
・本文の前にあらすじと訳文が掲載されているので、
古文に慣れていなくても読みやすい
ことなどが挙げられる。
もちろん、全文が載っているわけではなく、
ポピュラーな場面だけのつまみ食いだが
、
専門に研究しようというのでなければ、
それで間に合うだろう。
□
さて、平家物語である。
軍記ものだけに合戦シーンが面白い。
富士川の合戦。
混乱振りが見て取れる。
「あまりにあわてさわいで、
弓取る者は矢を知らず、
矢取る者は弓をしらず。
人の馬にはわれ乗り、
わが馬をば人に乗らる」
かわいそうなのは付近の
宿場から呼んだ「遊君遊女」だ。
「或は頭けわられ、
腰ふみ折られて、
をめきさけぶ者おほかりけり」
という惨状だ。
他にも、「敦盛の最期」
「那須与一」、「壇浦合戦」
など、名場面が多い。
前書きに櫻井陽子氏が書いているが、
平家の滅亡が歴史の必然として
描かれている。
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コメント
平家物語は昔NHKの大河ドラマで見たような気がします。
投稿: ツバメ | 2007年7月20日 (金曜日) 16時19分
「敦盛の最期」って、泳ぎが達者なんで溺れないから、鎧を着込んで、身投げしたやつでしょうか?
大河で阿部ひろしが敦盛演じてたような。
投稿: マサ | 2007年7月20日 (金曜日) 20時37分
>マサさま
「平家物語」には、泳ぎが達者なんで溺れないから、鎧を着込んで、身投げしたとは書かれていませんでした。
敵に潔く打ち取られた、17歳の美少年として描かれています。
投稿: 富久亭 | 2007年7月22日 (日曜日) 09時47分