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2007年8月の31件の記事

2007年8月31日 (金曜日)

伊勢丹と三越、統合の影響

 百貨店業界第5位の伊勢丹と

同第4位の三越との統合が発表されたが、

新宿地区に及ぼす影響は

あるのだろうか。

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 報道によると、両社は企業統合後も

百貨店の名前を「三勢丹」などと無茶苦茶なことはせずに、

三越は三越、伊勢丹は伊勢丹として

運営するようである。

 ご存知のように、

新宿の伊勢丹は旗艦店であり、

売上高も新宿地区では

他をグンと引き離している。

本館のほかにメンズ館、伊勢丹会館、

パークシティ1-5がある。

 片や三越は数年前、

新宿でのデパートメントストアとしての

営業を断念、「新宿三越ALCOTT」として

貸しビル業に特化してしまった。

1階の鞄屋「ルイヴィトン」や宝飾店「ティファニー」、

6ー8階の本屋「ジュンク堂」などは盛況なようだが、

4-6階にあった西武系の雑貨店「LOFT」が

わずか2年で年初に撤退し、

そのあとを受けて4階に入居した楽器店も

数か月で消えてしまうほど、

テナント集めに苦労しているようである。 

バブルのころに出来て、今は「大塚家具」に

貸している新館も含めて、

伊勢丹のノウハウを取り入れて

店作りをしてほしい。

 4年ほど前、伊勢丹の高級スーパー「クイーンズ伊勢丹」が

駐車場「パークシティイセタン1」からなくなってしまったが、

三越のテナントとして復活することを望む。

 経営統合で、資金調達も楽になるのなら、

ついでに、伊勢丹も、伊勢丹会館と駐車場などの

ごちゃごちゃした部分をまとめて、

でかいビルディングにしたらどうか。

 2008年に東京メトロ「副都心線」が開通すれば、

池袋や渋谷との競争が激化するのは必至だ。

 2社の経営統合は、新宿3丁目の店舗再配置を

見直す好機だと思うが、

どうだろうか

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2007年8月30日 (木曜日)

日本語を教えるための文法 2

 日本語を学ぶ外国人にとって、

難しいことの一つは助詞の使い方だろう。

「空地ゴミを捨てた」

「空地ゴミを捨てた」

この2つの文のニュアンスの違いは

日本語のネイティブならわかる。

あるいは、

「先生話した」

「先生話した」

 前者は、双方向のニュアンスが

含まれているのがわかるだろう。

        □

 「8月山に登った」とはいうのに、

「きのう山に登った」とは言わない。

 「2007年」「8月」「7時」「江戸時代」には

「に」をつけるが、

「きのう」「あした」「来年」「今」には

「に」をつけない。

 生まれた時から日本語を話していれば、

「に」をつけるかつけないか、迷ったりしないが、

外国人が外国語として日本語を学ぶ際には、

理屈で理解しなければならない。

 「に」をつけるのは、

「話をする時点を基準にしない絶対的な時を表す言葉(例・8月)のあと」、

 「に」をつけないのは、

「話をする時点を基準にした相対的な時を表す言葉(例・きのう)のあと」だ。

           □

 助詞は、かように難しい。

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2007年8月29日 (水曜日)

ヤマダ電機、新宿に進出

「ヨドバシカメラ」と「さくらや」という

家電量販店の発祥の地である新宿に、

業界首位の「ヤマダ電機」が進出する、

らしい。

 「ヤマダ電機」の正式発表はまだないが、

「日経ビジネス」や「新宿経済新聞」の記事によると、

場所はJR新宿駅の北側「大ガード」近くの

靖国通り沿いだ。

 拙ウェブログでも既報した、

更地になっている1500平方メートルの土地に、

所有者のパチンコ屋「ユニカ」が貸しビルを建設し、

「ヤマダ電機」はそこに入居する。

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2008年1月着工、

2009年12月完成予定。

 地下4階、地上9階建てで、

地下街「サブナード」とも直結する。

牛丼最大手の「吉野家」も入るらしい。

家電と牛丼、なかなかに絶妙なコンビネーションである。

 ああ、でかいパチンコ屋じゃなくて良かった。

 しかし、靖国通りを挟んで向かい側は不夜城・歌舞伎町。

客層も従来の家電店とは微妙に異なるだろうし、

24時間営業になるのだろうか?

 それにしても、店舗が東口、西口にいくつもある

「ヨドバシカメラ」と「さくらや」に加え、

池袋が本拠地の「ビックカメラ」や

地方の「ベスト電器」(高島屋に入居)、

「ソフマップ」(西口にある)と、

新宿の家電量販店は飽和状態である。

 2008年6月の東京メトロ「副都心線」開業をにらみ、

「ヨドバシカメラ」が新宿3丁目付近に大型店開店を

狙っているという話もあり、

新宿の家電量販店地図からは

当分目が離せそうもない。

 消費者としては値下げ競争に期待だ。

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2007年8月28日 (火曜日)

本「21世紀版 マーフィーの法則」

       (アスキー、アーサー・ブロック著、松澤喜好、松澤千昌訳

                        ※

 14年前、「失敗する余地のあるものは、失敗する

というフレーズでで大ブームになった警句集

「マーフィーの法則」の増補改訂版である。

インターネット環境やコンピュータ関連の技術が進歩したのを踏まえ、

IT関連の警句が増えている。

 「誰でも、『私は辞任しない』と4回いった場合は、辞任する」

なんていう句は、

安倍内閣の閣僚にぴったり当てはまる。

 以下は、わしのお気に入り。

機械が動かないことを誰かに証明して見せようとすると、動きはじめる。
                            □
母親は「こんな日もあるさ」と教えてくれたが、こんなにたくさんあるとは聞いていない。
                 □
人生で楽しいことは、違法であるか、反道徳的であるか、太りやすい。
                 □
バターをぬった面を下にして食パンが着地する確率は、カーペットの値段に比例する。
                 □
人は結婚するまで本当の幸せが何か知らない。だが、知った時にはもう手遅れである。
                 □
いびきをかく者が最初に眠りにつく。

なかなかに含蓄に富んだフレーズである。

こんな言葉が1600くらいおさめられている。

英語の原文が併記されているのも良い。

  (2007年7月27日、1600円+税)

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2007年8月27日 (月曜日)

映画「シッコ」(2007年、米)

        ★★★★☆       

 「華氏911」(2004年、米)の監督マイケル・ムーアが、

アメリカの医療保険制度に切り込んだドキュメンタリー。

 原題「sicko」は病気、病人を意味するスラングだ。

 日本でも、消えた5000万人分の年金記録など、

社会保険制度の不備が明らかになっているが、

医療保険制度は(今のところ)しっかりしている。

 これに対し、アメリカでは、

無保険の人が5000万人もいるほか、

民間の保険(アメリカには一部を除き公的保険がない!)

に加入していても、保険会社があの手この手で

医療を受けさせない実例が

これでもか、というほど出てくる。

 夫と妻の2人とも病気になり、自己破産して家を失った老夫婦、

病院をたらいまわしにされた揚句亡くなった幼児、

指の縫合手術を受けられなかった男、

薬代を得るために老骨に鞭を打って働く男、

医療申請を却下するほど昇進する医師、

治療費を払えない患者を貧民街に捨てる病院・・・

 圧巻は「9・11」事件の際、

ボランティアで救出作業をしたため病に冒された市民らだ。

 ムーアは、医療が受けられない彼らを

テロリストたちが収監されている

グアンタモナ海軍基地に船で連れ行く。

基地内の刑務所で、囚人は無料の

手厚い看護が受けられるという矛盾。

 ムーアの突撃取材にも、

プライベートをさらけ出して取材に応じた患者にも、

膨大な素材を見事につないだ編集陣にも、

惜しみない拍手を送りたい。

素晴らしいドキュメンタリーだ。

 ただ、アメリカの暗部を際立たせたいためか、

カナダ、イギリス、フランス、キューバなどを、

あたかもこの世の楽園であるかのように描いたのは

やりすぎだろう。それらの国にも(例えば

高い税金など)問題点はあるはずだ。

 また、アメリカに公的保険が根付かなかった

理由として、「公的保険が共産主義につがる

ことを政治家が恐れた」ことをあげていたが、

もっと他に事情があるような気がした。

 ムーアが、この映画をとるために、

20キロやせたという話があるが、

そうも見えなかった。

         ※

[監][製][脚]マイケル・ムーア
[編]クリス・スワード、ダン・スウィエトリク、
ジェフリー・リッチマン
[上映時間] 113分

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2007年8月26日 (日曜日)

東京の祭

 神田の「三社祭」など

東京には江戸時代から続いている

伝統的な祭りがある。

 しかし、26日まで開かれている

「原宿表参道元氣祭スーパーよさこい」や、

「阿佐ヶ谷七夕祭り」、

新宿エイサーまつり」 など、

北海道や仙台、沖縄など、

東京以外の祭りをそのまま

持ってきたものが多い。

 中には、「浅草サンバカーニバル」

なんて外国のものまである。

 そんなことを考えながら

昨夜、「東京高円寺阿波踊り」を見に行った。

近所といえば近所なのだが、

行くのは初めてだ。

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 予想以上に人出が多い。

今年で50回になるそうだ。

本場の「阿波踊り」は生で見たことはないが、

本場に劣らぬ熱狂ぶりだと思う。

 東京にいながら

各地の祭りを見られる。

結構なことであるなあと

思った。

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2007年8月25日 (土曜日)

本「IQってホントは何なんだ? 知能をめぐる神話と真実」

      日経BP社、村上宣寛

         ※

1 知能とは何か?

2 知能を測る

3 知能は幾つあるのか

4 新しい知能理論

5 知能テストはどのようなものか

6 頭の大きさと回転の速さ

7 年をとると知能は衰えるのか

8 遺伝で知能が決まるか

9 知能の人種差と男女差

10 知能テストと勤務成績

        ※

 「頭が良い」とはどういうことか?

改めて問われると返答に窮する。

 著者の専門の心理学では「知能」という名前で

過去100年ほど議論してきた。

 本書は、世界の知能研究の現状や、

知能テストの進化などを

さまざまな学説を紹介しながら

解き明かしている。

 その結果、

・脳というハードウエアは年をとると確実に劣化するが、

 その劣化を補う仕組みがあるらしい。

・頭の大きさと頭の良さはあまり関係がないらしい。

・知能は、集団的には遺伝の影響が強いが、

 個人のIQの値は環境の影響が大きい。

・知能テストと勤務成績の相関関係はあまりない。

など、素人にとっても興味深い事実がわかってきているようだ。

 しかし、著者が指摘するように、

知能の研究が日本でほとんど行われていないというのは、

ちょっと問題だ。

 (2007年8月13日、1500円+税)

 

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2007年8月24日 (金曜日)

オシドリのチェロ2重奏

 夫婦ともに高名なチェリスト、

藤森亮一さん、向山佳絵子さんの

演奏を聴いた。

 藤森さんは、NHK交響楽団の首席チェリスト、

向山さんは、Jアートホールのプログラム企画に携わるなど、

多彩な活躍をしている。

 夫婦で演奏家、家庭でも仲良く弾いているのかと思ったが、

家では互いの練習に口出ししないのがルールだという。

 どちらかといえば、藤森さんは寡黙、

向山さんは饒舌との印象を受けたが、

2人が持っている楽器にも個性がある。

 藤森さんの楽器には傷がいくつかある。背板は2枚の

板を張り合わせたもの、

向山さんのは、傷がなく、脊板は1枚板だ。

 藤森さんのものは、17世紀初頭にアマテイが制作したものを、

向山さんのものは、それより小ぶりの楽器で、

「家が一軒買える」金額を出して購入したという。

 これらの楽器を使い、夫妻は

ボッケリーノの「2つのチェロのためのソナタ ハ長調」、

ポッパーの「2つのチェロのための組曲 作品16」などを弾いた。

2人が紡ぎだす音色は、

重厚で、張りがあり、不思議になつかしい響きがした。

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2007年8月23日 (木曜日)

本「素数ゼミの謎」

    文藝春秋、吉村仁・著、石森愛彦・絵

 生物学と数学が同時に分かる入門書。

願わくば、おっさんになってからではなく、

中高生のころにこのような本に出会いたかった。

 アメリカに13年、または17年ごとに

大量に発生し、数週間だけ大合唱して

死んでいくセミがいる。

 なにゆえ13年、17年なのか。

ヒントはタイトルにある。

 生物が環境に適応し、

適者のみが生存していく過程を

順を追って解き明かしていく。

 まるで極上のミステリーを

読んでいるかのようだ。

 著書は静岡大の教授で、

専門の「数理生態学」を

誰にでも理解できるように書けるのは

すごい才能だ。

 こんなにわくわくする本は

久しぶりである。

幾世代にもわたって読まれるべき

本だろう。挿絵も楽しい。

 今を盛りのセミの季節を

惜しみながら、

この本を手にとってみたら

どうであろうか。

 (2005年7月15日、1429円+税)

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2007年8月22日 (水曜日)

第512回紀伊国屋寄席

  第512回紀伊国屋寄席

 洒落番頭          三遊亭窓輝

 お七             柳家 蝠丸

 八五郎出世         三遊亭歌司

           <仲入り>

 たがや            林家 たい平

 牡丹灯籠 関口屋の強請 五街道雲助

           ※

三遊亭窓輝

 三遊亭円窓師匠の弟子。「洒落番頭」は、ひょうひょうとして、とぼけた感じが面白い。

 柳家蝠丸

「お七」は、師匠の桂文治(10代目)から教わったという、今ではあまり高座にかからない珍しい話。落ちが2つある。文治曰く「くだらない噺だ」。ははは。弟子だけに、文治の声色をまねが達者。

 三遊亭歌司

 ベテランだけに、噺に味があった。「八五郎出世」で酔っ払った八五郎と殿様のやりとりがうまい。          

 林家たい平

 夏の定番「たがや」をたい平流にアレンジ。たがやが侍の首をはねず、胴上げされるという落ちにかえていた。「笑点」でよくやっている、花火の音まねを初めて生で観た。ところどころに小話を入れる(例・侍の家来の「中元」を説明しようとすると、いつの間にか林家一門のお中元のしきたりの話になる)のもたい平流。ビッグカメラで雨宿りをしていたピアスの男が「飛ぶ鳥を落とす勢いの雨だな」とつぶやいたというエピソードが印象に残った。爆笑の連続。

 五街道雲助

 桂歌丸師匠と並ぶ怪談の第一人者。5月から「紀伊国屋寄席」でやってきた4回連続口演の最終回だ。怪談「牡丹灯籠」は「関口屋の強請」の後もまだ続き、これで噺が終わるわけではない。抑揚を抑えた話しぶりが、おどろおどろしさをかもし出していた。円熟の妙技。 

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2007年8月21日 (火曜日)

日比谷 松本楼

 「日比谷 松本楼」は、

恒例の「10円カレー」(9月25日)で有名な

日比谷公園内のレストランだ。

日比谷公園丸の内音頭大盆踊り大会

を見物する前に立ち寄った。

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 1階が軽食の「グリル」、

2階,3階がコース料理の「仏蘭西料理」と

なっている。

 1階にはテラス席もあるが、

今回は1階の室内を利用した。

 メニューで目についたのが、

期間限定の「ピースフル カレー」。

カレーがピースフルとは??

 能書きを読むと、

アグネス・チャンが日本デビュー35周年を記念して考案した、とある。

「Pork, Egg, Apple,Carrot,Eggplat」が入った

ほんのり甘いカレーだそうだ。

 どんなカレーライスかは合点したが、

アグネスとの接点が判然としない。

「なるほど、頭文字をとってPEACEね」

「でもFULは何だ、FULは」

 まあ細かいことはともかく、話の種にこれを注文しよう。

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 実物が来て吃驚。チョコレートがかかった丸い

大きなビスケットがのっかている。

ビスケットなんか「PEACEFUL」に入っていないぞ。

 おっさん向きというより、お子様むきなカレーであった。

 ホームぺージには1000円と書いてあるが、

なぜかこの日は890円。

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2007年8月20日 (月曜日)

丸の内音頭

 「丸の内音頭」をご存知だろうか?

「東京音頭」の元歌である。

 日比谷、丸の内界隈の商店主らの依頼で、

西条八十、中山晋平が作ったのが「丸の内音頭」。

昭和7年に日比谷公園の盆踊り大会で披露され、

どういう経緯かは知らぬが、

翌年歌詞だけ変え、

「東京音頭」になった。

 元歌の「丸の内音頭」を復活させる

「日比谷公園丸の内音頭大盆踊り大会」が、

 日比谷公園の大噴水前で開かれた。

 「大」がつくだけに人出も多く、

花園神社」や「市谷・自衛隊」の盆踊りとは

規模が違う。

 官庁街の谷間で、大勢が

輪になって踊っている姿はなかなか壮観であった。

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 「丸の内音頭」の歌詞を記しておく。

        □

    踊り踊るなら

    丸くなって踊れ

    おどりゃ 心もおどりゃ

    心も丸の内

    雲は九重

    御稜威(みいつ)は空に

    音頭とる子は真ん中に

    大手うれしく顔三宅坂

    ほんにお前は数寄屋橋

    揃うた揃うたよ

    踊り子の手ぶり

    ビルの窓ほどよう揃うた

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2007年8月19日 (日曜日)

映画「長江哀歌」(2005年、中国)

   ★★★☆☆

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 2006年ベネチア映画祭で「金獅子賞」をとった、

36歳の若手ジャ・ジャンクー(賈樟柯)の監督作。

 原題は「三峡好人(三峡の善人)」。

中国の国家プロジェクト、長江(揚子江)の三峡ダム

建設でやがて水底に沈む町、奉節を舞台に、

底辺の労働者たちの人間模様を描いた。

 撮影は小型のHDVカムで行われたそうだが、

三峡渓谷の絶景や、くすんだ町並み、

たばこ、お札、うどんといった小道具まで、

丁寧に撮っている。

 16年前に別れた妻を捜しに、

山西省から奉節に来た炭鉱夫。

彼とは別に、やはり山西省から

夫を捜しにきた女。

 それぞれ相手には巡り合えるが・・・・

 物語は長江の流れのように、

ゆっくりと進む。

 炭鉱夫が、仲良くなったチンピラと

携帯電話の番号を交換し、

互いの着メロを確かめる場面が

印象に残った。

 重いテーマの映画である。

 内容は異なるが、山田洋次監督の

「家族」(1970年)を思い出した。 

       □

 「日比谷シャンテ」で見たが、

東京では他館で上映していないようである。

興業上の理由があるのだろうが、

もっと上映する映画館があってもよい。

      ※

[監][脚]ジャ・ジャンクー
[撮]ユー・リクウァイ
[音]リン・チャン
[出]チャオ・タオ、ハン・サンミン、
  ワン・ホンウェイ、リー・チュウビン
[上映時間] 113分

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2007年8月18日 (土曜日)

本「リンク格差社会 ウェブ新時代の勝ち組と負け組の条件」

        ※
  プロローグ
1 リンクの視点
2 ネットワークのダイナミズム
3 ネットワークのメカニズム
4 混迷するリンク、錯綜するネットワーク
5 ネットワークの一つの現実
6 リンク格差とリンク戦略
  おわりに
        ※
 インターネット上も、実社会と同じように、
少数の「勝ち組」と、圧倒的多数の「負け組」との
格差が歴然とあるという。
 ネット上の格差とは、
・情報の集まるところに情報が集まり
・注目の集まるところに注目が集まり
・人気が人気を呼び
・売れるものがますます売れる
ということである。
 しかし、圧倒的な格差があるとき、
「負け組」は負けていることに気づかない。
なぜならば、周囲のほとんどが
自分と同レベルだからだ。
 そういう状況を認識した場合、
どうすればよいか。
 まず、ネットワークの全体像を把握したうえで、
自分の「立ち位置」を確認することが重要だという。
 ネットで、重要な役割を果たすのは、
・「コネクター(媒介者)」(クラスター間をつなぐ)
・「メイブン(通人)」(幅広いテーマについて多くの知識と情報を持つ)
・「セールスマン」(強い説得力を持ち、他者への感染力がある)
・「門番」(コミュニティーの出入り口で情報を制御する)
・「橋渡し役」(誰が何を知っているのかを外部に伝える)
・「調整役」(クラスター間のつながりを有効的につくりだす)
などがある。
 この中でも、筆者は「メイブン」の役割が鍵を握ると見る。
                (2007年8月20日、780円+税)
 

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2007年8月17日 (金曜日)

外苑の花火

 昨夜は、神宮外苑の花火大会であった。

 花火大会の会場には、
 有料の観覧席も用意されており、
当然そこからはよく見えるのだろうが、
特等席で4000円もする(前座に歌手の
アトラクションがあるが)のだ。
そこまでするほどのことでもないと、
富久町からの鑑賞で済ませた
(例年どおりだ)。
 靖国通り沿いの雑居ビルでは、
屋上から鑑賞する人々も
いる。
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 外苑からは距離があるだけに、
「パンパン」と音だけは景気よいが、
ビルに花火が隠れてしまい、
全貌が見えにくい。
 時々、火薬のきな臭い匂いが、
ここら辺まで漂ってくる。
 江戸川区に住んでいたときも、
東京ディズニーランドの花火が
住家の陰にかくれて、
半分しかみえなかったのを思い出した。
 しかし、熊谷などでは40度を超えた猛暑、
夜になってもおさまらない。

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2007年8月16日 (木曜日)

涵梅舫 美食園

 新宿1丁目の「花園町親交会通り」
(「九州男」がある通りだ)の
ぶるぶる屋」の脇、閉店したパン屋の跡に
「涵梅舫 美食園(かんめいほう びしょくえん)」
という高級中華料理屋がオープンした。
門外不出の清王朝の宮廷料理を再現するという。
赤坂にも姉妹店があるらしい。
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 ちらしによると、この店の料理人は、
フジテレビジョンの「料理の鉄人」
で鉄人に勝ったのをはじめ、
様々な賞をもらったとある。
 メニューには、
「熊の掌宮廷風煮込み」や、
「スッポンのエンガワと冬虫夏草煮込み」、
「鹿のアキレス腱の長芋煮込み」
などの山海の珍味もあるが、
いろいろ都合があって、
春巻き、酢麺、五目焼きそば、海鮮チャーハン
など、あまり宮廷料理風でない
1皿1000円前後のものを注文する。
 この中では、スパイスの効いた
すっぱいラーメン「酢麺」がおいしかった。
 チャイナドレスの中国人の女性が、
ジャスミン茶を給仕してくれ、
なくなるとお湯を足してくれた。
サービス料は10%。
  
       ※
     新宿区新宿1-18-2
    03-6280-7866
     11:00~15:00(L.O.14:30) 
     17:30~23:00(L.O.22:00) 
     17:00~23:00(L.O.22:00)(日曜日)

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2007年8月15日 (水曜日)

折れたポール

 新宿1丁目の新宿通りと靖国通り
を結ぶ「花園町親交会通り」
(「ぶるぶる屋」やラーメン屋「九州男」がある通り)に、
車道と歩道をわけるポールが所々にたっている。
 3月ごろ歩道をレンガ造りにするのに合わせて、
多分、区が設置したものだ。

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 歩道と車道を完全に分離する
ガードレールよりも見栄えもいいし、
何となく歩きやすいように感じていたが、
困ったことがおきた。

 道路が狭いせいで、
車がぶつかるのだろうか、
鋳物製のポールが折れてしまうのだ。
 わしは、5、6本折れているのをみたが
もっと多いのかもしれない。
大体、交差点にあるポールが壊されることが多い。

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 折れた後、しばらくすると、
新しいポールが設置されることもあるが、
設置されない箇所もある。
 ポールには反射板がついており、
夜でも見落とすことはない。
 普通に運転していれば、
ぶつかることはないのに、
実に困ったことである。

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2007年8月14日 (火曜日)

映画「プロヴァンスの贈りもの」(2006年、米)

      ★★★★☆ 

 SF映画の名作「エイリアン」(1979年、米)、

「ブレードランナー」(1982年、米)の監督、

リドリー・スコットが「グラディエーター」(2000年、米)で

主役に使ったラッセル・クロウとコンビを組んだ。

 本作で、恋愛映画も十分うまい監督であることがわかった。

 原題は「a good year」。

 原作者のピーター・メイルとスコットは旧知の仲だそうで、

本作が実現した。

 ロンドンの敏腕トレーダーが、

昔一緒に過ごした叔父の死で、

南仏プロヴァンスのワイン畑を相続する。

金にしか興味がなくかってしまった主人公は

ワイン畑を売却しようとするが、

現地の女性と知り合い、

仕事を辞めて、プロヴァンスに移り住む決意をする、

という話。あらすじだけ追うと、

平凡な恋愛映画にすぎないが、

様々な場面にちりばめられた

登場人物のセリフがいい。

 叔父が少年の甥を諭して言うセリフ。

「勝利から学ぶことは何もない。

負けから知恵を学ぶのだ。最悪なのは、

負け続けることだ」

 そのほか要所要所で

渋いセリフを聞かせてくれる。

 俳優陣も素晴らしい。

眼鏡をかけた知性派の優男役が、

ラッセル・クロウに案外似合っていた。

叔父さんの隠し子役のアビー・コーニッシュ

も好演していた。

 キャメラワークも美しい。

プロヴァンスの柔らかい日差しが

うまく表現されていた。

 それにしても、プロヴァンスには

あんなにもサソリがいるものなのか。

 「新宿ガーデンシネマ」で見たのだが、

女性向きの映画ながら、

単身で見に来ているおっさん、じいさんも

多かった。

 「やるな、じいさん」と思った。

        ※

[監][脚]リドリー・スコット

[原]ピーター・メイル

[脚]マーク・クライン

 [出]ラッセル・クロウ、マリオン・コティヤール、

  アルバート・フィニー、フレディ・ハイモア

[上映時間] 118分

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2007年8月13日 (月曜日)

今井信子さんとヴィオラ

 世界でもトップ級のヴィオラ演奏家、

今井信子さんの講演を聞いた。

 1967年ミュンヘン、1968年ジュネープの

国際コンクールで最高位入賞。以後、

欧米を拠点としてソリスト、室内楽奏者、教育者

として国祭的に活躍と、「UNIVERSAL CLASIC」

のホームページにある。

 小学1年生の時、手に職をつけさせてやりたい、

という母の思いから、ヴァイオリンを習い始めたという。

 ヴィオラはヴァイオリンを一回り大きくした楽器だが、

ヴァイオリンよりポピュラーではなく、

当然、活躍の場も限られる。

 今井さんはなぜ「楽器の花形になれない宿命の」

ヴィオラに転じたか。

 20代のとき、ある音楽祭でボストン交響楽団

の「ドン・キホーテ」を聴いたのがきっかけだ。

 その時、ヴィオラの「甘いメロディ、強い表現力」に気づき、

「この音が出るのだったらヴィオラを弾きたい」

と思ったのだそうだ。

 あるのですね。こういう運命的な出会いが。

 今井さんは、しなやかな、しかし、力強い手で、

バッハの「サラバンド」と

ヘンデルの「私を泣かせて下さい」を

演奏してくれた。

 今井さんの演奏を聴いて

「ヴィオラを始めたい」と思う若者も

いるに違いないと思った。

 

 

 

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2007年8月12日 (日曜日)

六本木で滝を見る

 連日35度を超える暑さである。

少しでも涼をとろうと、

東京ミッドタウンの「サントリー美術館」に、

江戸時代中期の絵師、円山応挙が書いた

「青楓瀑布図」を見に行った。

Img_large02 写真は「サントリー美術館」ホームぺジより

 シンプルな構図だが、

滝壺の波の中から黒い石が

顔をのぞかせている。

滝の勢いを感じさせるようだ。

 右上方には、

青楓であろう枝が見える。

緑の葉っぱがなにやら

涼しげだ。

 お盆には海山に遠出する

予定はないが、

この掛け軸を見て、しばしひんやりした気分になった。

 「青楓瀑布図」を含む「サントリー美術館」の

開館記念展Ⅱ「水と生きる」は8月19日まで開催中。

P8110001

 他にも歌川広重の「東海道五十三次之内」など、

興味深いものが展示されていた。

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2007年8月11日 (土曜日)

3丁目のベローチェ

2月に完成した

新宿3丁目の「新宿イーストビル」

(「丸井シティ」、映画館「新宿バルト9」の入っているビル)、

地下1階の喫茶店「ベローチェ」の使い勝手がいい。

P6170008

 コーヒーのチェーン店は、おおまかに、

比較的値段の高い「スターバックス」、「タリーズ」などの外資系、

廉価な「ベローチェ」、「ドトールコーヒー」などの国内系に分かれるが、

ここの「ベローチェ」は、コーヒー1杯160円の割には、

店内にソファーもあり、ゆったりした作りになっていて、

居心地が良い。

 上階にある「新宿バルト9」で映画を見た後、

余韻を楽しむにはうってつけだ。

 主に、土曜、日曜の昼過ぎに行くことが多いが、

適度に混んでいて、

席に着くのに待たされることはない。

 この辺は、「新宿通り」と「新宿御苑大通り」の交差点の反対側に、

「ドトールコーヒー」「タリーズ」もあり、

意外とコーヒー激戦区だ。

 

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2007年8月10日 (金曜日)

本「狂った裁判官」

  幻冬舎新書025、井上薫

        ※
1 裁判官の自己保身
2 裁判官の脅し
3 裁判官のサービス業化
4 間違いを犯し続ける裁判官
5 裁判官の人権
6 裁判官の独立
7 裁判員制度の嘘
        ※
1年ほど前、横浜地裁の判事が
「判決文に書く判決理由が短い」という珍妙な理由で、
退官を余儀なくされた騒ぎがあった。
 その退官した判事がこの本の筆者である。
 小生は、法律に明るくないので、
判決理由を満たす要件は何か、
また、判決理由が短いことで再任拒否
することが妥当かどうか、判断はできない。
 しかし、この東大理学部卒の異色の元判事は
なかなかに偏屈親父、じゃなくて「信念の人」のようである。
 本書は、当然、筆者が退職に至った経緯にも
ページを割いているが、
・裁判官は「判決」よりも「和解」を望む
・声の大きい当事者に有利な判決を下しがち
・被告、原告などからの「クレーム」を極端に気にする
など裁判官の実態に触れていて、
面白い。
 しかし、帯にある「法の番人による驚愕の
犯罪」はさすがにオーバーだろう。
 ともあれ、1日平均2件のペースで
案件を処理しなければならない、
全国規模の転勤がある、
海外旅行にも裁判所長の許可が必要、
など裁判官も楽ではないようである。
   

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2007年8月 9日 (木曜日)

「新宿御苑前」駅の新しい出入口

 東京メトロ「新宿御苑前」駅の真上、

新宿通りの北側の空き地に

立て看板が立った。

P7220001

 東京メトロが「新宿御苑前」駅

の新しい出入口を作るという。

 5階建てのビルで、

9月に着工、2008年12月に竣工予定

ということぐらいしかわからないが、

エレベーターを設置するのかもしれない。

 同駅には、「新宿門口」「大木戸門口」と

2つの出入り口があるが、

 エスカレーターやエレベーターがなく

(隣接する雑居ビルにはエレベーターはあるが、

階段も併用しないとならない)

バリアフリーとは程遠い駅だっただけに、

もしそうなら歓迎したい。

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2007年8月 8日 (水曜日)

桂歌丸と「真景累ケ淵」

 桂歌丸師匠といえば、
日本テレビ放送網の番組「笑点」の司会者のイメージが強いが、
現在、落語界で怪談落語の第一人者でもある。

 その歌丸師匠が、
三遊亭円朝作の怪談「真景累ケ淵」を口演するというので、
紀伊国屋サザンシアターに行った。

 「真景累ケ淵」は昨日、拙ウェブログに書いた
松竹映画「怪談」(2007年)の原作だ。 
 映画では、長い話を器用に短縮していたが、
本来は、寄席で15日かけてやっていた連続長編で、
登場人物も多く、ストーリーも複雑である。

 この日、歌丸師匠が演じたのは冒頭の
「深見新五郎」。
 殺人など凄惨な場面の多い話ながら、
ところどころにギャグを入れ、
緊張と緩和のバランスのとれた
実に巧みな演出だった。

 歌丸師匠は、8月11日からの
国立演芸場「中席」でも
円朝作「怪談乳房榎」を高座にかけるといい、
意欲満々だ。

 しかし、70歳という年齢的なものを考えると、
毎夏、歌丸師匠の怪談を聞くのは
難しいだろう。
 師の古今亭今輔(5代目)に怪談を教わったという
歌丸師匠の跡を継ぐ
噺家は育っているのだろうか。

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2007年8月 7日 (火曜日)

映画「怪談」(2007年、日)

     ★★★★☆

 三遊亭円朝作の落語「真景累ケ淵

を「リング」の中田秀夫監督が映画化した。

 江戸・深川の三味線の師匠、豊志賀が、

年下の新吉と愛人関係になるが、

怪我がもとで死んでしまう。

 死の間際に残した言葉が、

「あたしが死んだあと、女房をもらったら、

とり殺す、それを忘れるな」

 それ以降、新吉は豊志賀の亡霊に

悩まされ、最後には・・・・・・

 女の、というか、人間の嫉妬心は恐ろしい。

 冒頭、一龍斎貞水の講談が観客を

物語に引き込む。

その後も テンポ良い展開と、

タイミングの良い音響効果、

抑制されたCGの効果で、

じわじわと恐怖感が高まってくる。

 新吉の尾上菊之助もやさ男ぶりを

好演しているが、豊志賀の黒木瞳ら

女優陣が素晴らしい。

  暑い夏に怪談、これは定番である。

 日本情緒が出ているとして、

海外でも受けるのではないか。

 タイトルは、小泉八雲のイメージが強い「怪談」よりも、

素直に「真景累ケ淵」のほうが、良かったと思う。 

      ※

[監]中田秀夫
[原]三遊亭円朝
[プ]一瀬隆重
[脚]奥寺佐渡子
[撮]林淳一郎
[音]川井憲次
[出]尾上菊之助、黒木瞳、

井上真央、麻生久美子、

木村多江 瀬戸朝香

[上映時間] 119分

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2007年8月 6日 (月曜日)

映画「ピアノの森」(2007年、日)

        ★★☆☆☆

 高校生の息子に誘われ一緒に見に行った。

映画を一緒に見たのは市川昆監督の

新版「犬神家の一族」(2006年)以来か。

 しかし、感動してパンフレットまで

買っていた息子とは対照的に、

小生にとってはピンとこなかった。

         □

 講談社の「週刊モーニング」に連載された

一色まことの漫画のアニメ化。

 森に捨てられた一台のピアノをめぐり、

天才的で奔放な少年と

努力家で真面目な少年、

事故でピアニスト生命を断たれ、

小学校の音楽教師になった男らの物語。

 作品で流れる主要なピアノ曲は

世界的なピアニスト、ウラディミール・アシュケナージュが

弾いている。

 単行本で14巻になる原作は

物語も複雑で登場人物も多いようだが、

本編は物語をコンパクトにまとめていた。

 しかし、肝心の「どうして森にピアノがあるのか」

ということについては、

一応の説明はされていたが、

あまり説得力のある説明ではなかった。 

 楽器を演奏する少年がコンクールを目指すという映画では

圧倒的にチェン・カイコー監督の「北京ヴァイオリン」(2002年)

に軍配が上がると思うが、どうだろうか。

          ※

〔監]小島正幸
[原]一色まこと
[脚]蓬莱竜太
[撮]石黒瑠美
[音]篠原敬介
[美]水谷利春
[声]上戸彩、神木隆之介、池脇千鶴、

福田麻由子、宮迫博之

[上映時間] 101分

 

 

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2007年8月 5日 (日曜日)

モーツァルトの交響曲

 9月から8年かけて山形交響楽団と、

モーツァルトの全交響曲を演奏する旅に出るという

指揮者の飯森範親さんの講演を聞いた。

 モーツァルトの交響曲というと

第25番、第38番「プラハ」、第39番、

第40番、第41番「ジュピター」などが有名であるが、

最初の交響曲はモーツァルトが8歳の

時に作曲したものだという。

 飯森さんは、この最初の交響曲から

年代順に10曲あまりのCDをかけ、

どのような変遷をたどったのかを、

解説してくれた。

 特に、2人の指揮者による第39番の

聴き比べしたときには、

印象の違いにびっくりした。

 締めくくりの言葉として、

飯森さんが「曲を聞くと、それを作った時のモーツァルトの

生きざまがよくわかる」との言葉に共感した。

 また、モーツァルトの時代はビブラートを使わない

「ピリオド奏法」だけで、ビブラートは20世紀

になって登場した技法だということを初めて知った。

 最近は「ピリオド奏法」が見直されているという。

 

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2007年8月 4日 (土曜日)

麻布茶房

 JR新宿駅の東口で

待ち合わせするのに便利なのが、

新宿3丁目の「麻布茶房」新宿店だ。

P7280014

シンガポールや台湾、香港にも支店がある

甘味処のチェーン店だが、

レンタルビデオの「TUTAYAビル」7階にある

この店は、あまり目立たないためか、

「新宿中村屋」本店1階のティールームや

地下1階の喫茶室「マ・シェーズ」と違って、

あまり混雑していない。

 ウエイトレスも感じが良い。

 食事もとれるが、

今の季節は「かき氷」がぴったりだ。

 600円前後で、6、7種類ある。

「きなこ餡かき氷」を頼んだら、

餡子が底まで入っていた。

     ※

新宿区新宿3-26-14 「TUTAYAビル」7階

03-3357-7934

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2007年8月 3日 (金曜日)

本「年金をあてにしない蓄財術」

   アスキー新書022、落合和雄

            ※

目次 1 退職後こそ人生の楽しみ

    2 40代から始める退職後の準備

    3 50代でいよいよ退職後が見えてくる

    4 老後の幸せを決める退職時の対応

    5 資金をどこに投資すべきか

             ※

 5000万件を超える年金記録の消失問題などで、

老後を国に任せられないという機運が高まり、

老後資金作りのノウハウ本が百花繚乱である。

 東大工学部出身で会社勤めの後、

税理士の資格を取って、

経営コンサルタントとして独立した筆者は、

 ・とにかくできるだけ早いうちから資金作りを始める

 ・法律や税制を味方につけて効率的に資金作りをする

 ・甘い話に乗らず堅実に資金作りをする

と、ごくまっとうな方法を主張する。

 いろいろなノウハウも参考になるが、

「人生の最後を楽しく生きることのできた人は、

過去の苦労も楽しい思い出として語ることができる。

最後の数年間を楽しく暮らすだけで、

過去のすべての人生がバラ色に変わる

といっても過言ではない」という

著者の人生観に共感した。

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2007年8月 2日 (木曜日)

花園神社の盆踊り

 新宿5丁目の花園神社で

「盆踊り大会」が3日まで行われている。

P8010023

 ようやく梅雨も明け、

夏本番という感じだ。

 「要京音頭」「炭坑節」「ドンパン節」

 「花笠音頭」「大東京音頭」といった定番のほかに、

ご当地「新宿音頭」も披露された。

 土地柄か、ゲイとおもわれる男性や、

メイド服のコスプレの女の子も、

一緒になって輪になり踊っている。

P8010031

 それを観光客らしい外国人がビデオカメラに

おさめている。

 屋台で買ったかき氷を食べながら、

そうした風景をただぼんやり見ているのも

楽しい。

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2007年8月 1日 (水曜日)

お知らせ--夏

 暑中お見舞い申し上げます。

 東京などではまだ梅雨もあけませんが、

8月に入ったこともあり、

このブログを夏のデザインに

衣替えします。

 南仏の避暑地ニースをデザインしたものです。

 お気に召しましたでしょうか。

 9月にもとに戻す予定です。

 今後とも「富久亭」ご愛読、よろしくお願い申し上げます。

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