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2007年8月の31件の記事

2007年8月31日 (金曜日)

伊勢丹と三越、統合の影響

 百貨店業界第5位の伊勢丹と

同第4位の三越との統合が発表されたが、

新宿地区に及ぼす影響は

あるのだろうか。

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 報道によると、両社は企業統合後も

百貨店の名前を「三勢丹」などと無茶苦茶なことはせずに、

三越は三越、伊勢丹は伊勢丹として

運営するようである。

 ご存知のように、

新宿の伊勢丹は旗艦店であり、

売上高も新宿地区では

他をグンと引き離している。

本館のほかにメンズ館、伊勢丹会館、

パークシティ1-5がある。

 片や三越は数年前、

新宿でのデパートメントストアとしての

営業を断念、「新宿三越ALCOTT」として

貸しビル業に特化してしまった。

1階の鞄屋「ルイヴィトン」や宝飾店「ティファニー」、

6ー8階の本屋「ジュンク堂」などは盛況なようだが、

4-6階にあった西武系の雑貨店「LOFT」が

わずか2年で年初に撤退し、

そのあとを受けて4階に入居した楽器店も

数か月で消えてしまうほど、

テナント集めに苦労しているようである。 

バブルのころに出来て、今は「大塚家具」に

貸している新館も含めて、

伊勢丹のノウハウを取り入れて

店作りをしてほしい。

 4年ほど前、伊勢丹の高級スーパー「クイーンズ伊勢丹」が

駐車場「パークシティイセタン1」からなくなってしまったが、

三越のテナントとして復活することを望む。

 経営統合で、資金調達も楽になるのなら、

ついでに、伊勢丹も、伊勢丹会館と駐車場などの

ごちゃごちゃした部分をまとめて、

でかいビルディングにしたらどうか。

 2008年に東京メトロ「副都心線」が開通すれば、

池袋や渋谷との競争が激化するのは必至だ。

 2社の経営統合は、新宿3丁目の店舗再配置を

見直す好機だと思うが、

どうだろうか

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2007年8月30日 (木曜日)

日本語を教えるための文法 2

 日本語を学ぶ外国人にとって、

難しいことの一つは助詞の使い方だろう。

「空地ゴミを捨てた」

「空地ゴミを捨てた」

この2つの文のニュアンスの違いは

日本語のネイティブならわかる。

あるいは、

「先生話した」

「先生話した」

 前者は、双方向のニュアンスが

含まれているのがわかるだろう。

        □

 「8月山に登った」とはいうのに、

「きのう山に登った」とは言わない。

 「2007年」「8月」「7時」「江戸時代」には

「に」をつけるが、

「きのう」「あした」「来年」「今」には

「に」をつけない。

 生まれた時から日本語を話していれば、

「に」をつけるかつけないか、迷ったりしないが、

外国人が外国語として日本語を学ぶ際には、

理屈で理解しなければならない。

 「に」をつけるのは、

「話をする時点を基準にしない絶対的な時を表す言葉(例・8月)のあと」、

 「に」をつけないのは、

「話をする時点を基準にした相対的な時を表す言葉(例・きのう)のあと」だ。

           □

 助詞は、かように難しい。

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2007年8月29日 (水曜日)

ヤマダ電機、新宿に進出

「ヨドバシカメラ」と「さくらや」という

家電量販店の発祥の地である新宿に、

業界首位の「ヤマダ電機」が進出する、

らしい。

 「ヤマダ電機」の正式発表はまだないが、

「日経ビジネス」や「新宿経済新聞」の記事によると、

場所はJR新宿駅の北側「大ガード」近くの

靖国通り沿いだ。

 拙ウェブログでも既報した、

更地になっている1500平方メートルの土地に、

所有者のパチンコ屋「ユニカ」が貸しビルを建設し、

「ヤマダ電機」はそこに入居する。

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2008年1月着工、

2009年12月完成予定。

 地下4階、地上9階建てで、

地下街「サブナード」とも直結する。

牛丼最大手の「吉野家」も入るらしい。

家電と牛丼、なかなかに絶妙なコンビネーションである。

 ああ、でかいパチンコ屋じゃなくて良かった。

 しかし、靖国通りを挟んで向かい側は不夜城・歌舞伎町。

客層も従来の家電店とは微妙に異なるだろうし、

24時間営業になるのだろうか?

 それにしても、店舗が東口、西口にいくつもある

「ヨドバシカメラ」と「さくらや」に加え、

池袋が本拠地の「ビックカメラ」や

地方の「ベスト電器」(高島屋に入居)、

「ソフマップ」(西口にある)と、

新宿の家電量販店は飽和状態である。

 2008年6月の東京メトロ「副都心線」開業をにらみ、

「ヨドバシカメラ」が新宿3丁目付近に大型店開店を

狙っているという話もあり、

新宿の家電量販店地図からは

当分目が離せそうもない。

 消費者としては値下げ競争に期待だ。

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2007年8月28日 (火曜日)

本「21世紀版 マーフィーの法則」

       (アスキー、アーサー・ブロック著、松澤喜好、松澤千昌訳

                        ※

 14年前、「失敗する余地のあるものは、失敗する

というフレーズでで大ブームになった警句集

「マーフィーの法則」の増補改訂版である。

インターネット環境やコンピュータ関連の技術が進歩したのを踏まえ、

IT関連の警句が増えている。

 「誰でも、『私は辞任しない』と4回いった場合は、辞任する」

なんていう句は、

安倍内閣の閣僚にぴったり当てはまる。

 以下は、わしのお気に入り。

機械が動かないことを誰かに証明して見せようとすると、動きはじめる。
                            □
母親は「こんな日もあるさ」と教えてくれたが、こんなにたくさんあるとは聞いていない。
                 □
人生で楽しいことは、違法であるか、反道徳的であるか、太りやすい。
                 □
バターをぬった面を下にして食パンが着地する確率は、カーペットの値段に比例する。
                 □
人は結婚するまで本当の幸せが何か知らない。だが、知った時にはもう手遅れである。
                 □
いびきをかく者が最初に眠りにつく。

なかなかに含蓄に富んだフレーズである。

こんな言葉が1600くらいおさめられている。

英語の原文が併記されているのも良い。

  (2007年7月27日、1600円+税)

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2007年8月27日 (月曜日)

映画「シッコ」(2007年、米)

        ★★★★☆       

 「華氏911」(2004年、米)の監督マイケル・ムーアが、

アメリカの医療保険制度に切り込んだドキュメンタリー。

 原題「sicko」は病気、病人を意味するスラングだ。

 日本でも、消えた5000万人分の年金記録など、

社会保険制度の不備が明らかになっているが、

医療保険制度は(今のところ)しっかりしている。

 これに対し、アメリカでは、

無保険の人が5000万人もいるほか、

民間の保険(アメリカには一部を除き公的保険がない!)

に加入していても、保険会社があの手この手で

医療を受けさせない実例が

これでもか、というほど出てくる。

 夫と妻の2人とも病気になり、自己破産して家を失った老夫婦、

病院をたらいまわしにされた揚句亡くなった幼児、

指の縫合手術を受けられなかった男、

薬代を得るために老骨に鞭を打って働く男、

医療申請を却下するほど昇進する医師、

治療費を払えない患者を貧民街に捨てる病院・・・

 圧巻は「9・11」事件の際、

ボランティアで救出作業をしたため病に冒された市民らだ。

 ムーアは、医療が受けられない彼らを

テロリストたちが収監されている

グアンタモナ海軍基地に船で連れ行く。

基地内の刑務所で、囚人は無料の

手厚い看護が受けられるという矛盾。

 ムーアの突撃取材にも、

プライベートをさらけ出して取材に応じた患者にも、

膨大な素材を見事につないだ編集陣にも、

惜しみない拍手を送りたい。

素晴らしいドキュメンタリーだ。

 ただ、アメリカの暗部を際立たせたいためか、

カナダ、イギリス、フランス、キューバなどを、

あたかもこの世の楽園であるかのように描いたのは

やりすぎだろう。それらの国にも(例えば

高い税金など)問題点はあるはずだ。

 また、アメリカに公的保険が根付かなかった

理由として、「公的保険が共産主義につがる

ことを政治家が恐れた」ことをあげていたが、

もっと他に事情があるような気がした。

 ムーアが、この映画をとるために、

20キロやせたという話があるが、

そうも見えなかった。

         ※

[監][製][脚]マイケル・ムーア
[編]クリス・スワード、ダン・スウィエトリク、
ジェフリー・リッチマン
[上映時間] 113分

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2007年8月26日 (日曜日)

東京の祭

 神田の「三社祭」など

東京には江戸時代から続いている

伝統的な祭りがある。

 しかし、26日まで開かれている

「原宿表参道元氣祭スーパーよさこい」や、

「阿佐ヶ谷七夕祭り」、

新宿エイサーまつり」 など、

北海道や仙台、沖縄など、

東京以外の祭りをそのまま

持ってきたものが多い。

 中には、「浅草サンバカーニバル」

なんて外国のものまである。

 そんなことを考えながら

昨夜、「東京高円寺阿波踊り」を見に行った。

近所といえば近所なのだが、

行くのは初めてだ。

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 予想以上に人出が多い。

今年で50回になるそうだ。

本場の「阿波踊り」は生で見たことはないが、

本場に劣らぬ熱狂ぶりだと思う。

 東京にいながら

各地の祭りを見られる。

結構なことであるなあと

思った。

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2007年8月25日 (土曜日)

本「IQってホントは何なんだ? 知能をめぐる神話と真実」

      日経BP社、村上宣寛

         ※

1 知能とは何か?

2 知能を測る

3 知能は幾つあるのか

4 新しい知能理論

5 知能テストはどのようなものか

6 頭の大きさと回転の速さ

7 年をとると知能は衰えるのか

8 遺伝で知能が決まるか

9 知能の人種差と男女差

10 知能テストと勤務成績

        ※

 「頭が良い」とはどういうことか?

改めて問われると返答に窮する。

 著者の専門の心理学では「知能」という名前で

過去100年ほど議論してきた。

 本書は、世界の知能研究の現状や、

知能テストの進化などを

さまざまな学説を紹介しながら

解き明かしている。

 その結果、

・脳というハードウエアは年をとると確実に劣化するが、

 その劣化を補う仕組みがあるらしい。

・頭の大きさと頭の良さはあまり関係がないらしい。

・知能は、集団的には遺伝の影響が強いが、

 個人のIQの値は環境の影響が大きい。

・知能テストと勤務成績の相関関係はあまりない。

など、素人にとっても興味深い事実がわかってきているようだ。

 しかし、著者が指摘するように、

知能の研究が日本でほとんど行われていないというのは、

ちょっと問題だ。

 (2007年8月13日、1500円+税)

 

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2007年8月24日 (金曜日)

オシドリのチェロ2重奏

 夫婦ともに高名なチェリスト、

藤森亮一さん、向山佳絵子さんの

演奏を聴いた。

 藤森さんは、NHK交響楽団の首席チェリスト、

向山さんは、Jアートホールのプログラム企画に携わるなど、

多彩な活躍をしている。

 夫婦で演奏家、家庭でも仲良く弾いているのかと思ったが、

家では互いの練習に口出ししないのがルールだという。

 どちらかといえば、藤森さんは寡黙、

向山さんは饒舌との印象を受けたが、

2人が持っている楽器にも個性がある。

 藤森さんの楽器には傷がいくつかある。背板は2枚の

板を張り合わせたもの、

向山さんのは、傷がなく、脊板は1枚板だ。

 藤森さんのものは、17世紀初頭にアマテイが制作したものを、

向山さんのものは、それより小ぶりの楽器で、

「家が一軒買える」金額を出して購入したという。

 これらの楽器を使い、夫妻は

ボッケリーノの「2つのチェロのためのソナタ ハ長調」、

ポッパーの「2つのチェロのための組曲 作品16」などを弾いた。

2人が紡ぎだす音色は、

重厚で、張りがあり、不思議になつかしい響きがした。

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2007年8月23日 (木曜日)

本「素数ゼミの謎」

    文藝春秋、吉村仁・著、石森愛彦・絵

 生物学と数学が同時に分かる入門書。

願わくば、おっさんになってからではなく、

中高生のころにこのような本に出会いたかった。

 アメリカに13年、または17年ごとに

大量に発生し、数週間だけ大合唱して

死んでいくセミがいる。

 なにゆえ13年、17年なのか。

ヒントはタイトルにある。

 生物が環境に適応し、

適者のみが生存していく過程を

順を追って解き明かしていく。

 まるで極上のミステリーを

読んでいるかのようだ。

 著書は静岡大の教授で、

専門の「数理生態学」を

誰にでも理解できるように書けるのは

すごい才能だ。

 こんなにわくわくする本は

久しぶりである。

幾世代にもわたって読まれるべき

本だろう。挿絵も楽しい。

 今を盛りのセミの季節を

惜しみながら、

この本を手にとってみたら

どうであろうか。

 (2005年7月15日、1429円+税)

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2007年8月22日 (水曜日)

第512回紀伊国屋寄席

  第512回紀伊国屋寄席

 洒落番頭          三遊亭窓輝

 お七             柳家 蝠丸

 八五郎出世         三遊亭歌司

           <仲入り>

 たがや            林家 たい平

 牡丹灯籠 関口屋の強請 五街道雲助

           ※

三遊亭窓輝

 三遊亭円窓師匠の弟子。「洒落番頭」は、ひょうひょうとして、とぼけた感じが面白い。

 柳家蝠丸

「お七」は、師匠の桂文治(10代目)から教わったという、今ではあまり高座にかからない珍しい話。落ちが2つある。文治曰く「くだらない噺だ」。ははは。弟子だけに、文治の声色をまねが達者。

 三遊亭歌司

 ベテランだけに、噺に味があった。「八五郎出世」で酔っ払った八五郎と殿様のやりとりがうまい。          

 林家たい平

 夏の定番「たがや」をたい平流にアレンジ。たがやが侍の首をはねず、胴上げされるという落ちにかえていた。「笑点」でよくやっている、花火の音まねを初めて生で観た。ところどころに小話を入れる(例・侍の家来の「中元」を説明しようとすると、いつの間にか林家一門のお中元のしきたりの話になる)のもたい平流。ビッグカメラで雨宿りをしていたピアスの男が「飛ぶ鳥を落とす勢いの雨だな」とつぶやいたというエピソードが印象に残った。爆笑の連続。

 五街道雲助

 桂歌丸師匠と並ぶ怪談の第一人者。5月から「紀伊国屋寄席」でやってきた4回連続口演の最終回だ。怪談「牡丹灯籠」は「関口屋の強請」の後もまだ続き、これで噺が終わるわけではない。抑揚を抑えた話しぶりが、おどろおどろしさをかもし出していた。円熟の妙技。 

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2007年8月21日 (火曜日)

日比谷 松本楼

 「日比谷 松本楼」は、

恒例の「10円カレー」(9月25日)で有名な

日比谷公園内のレストランだ。

日比谷公園丸の内音頭大盆踊り大会

を見物する前に立ち寄った。

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 1階が軽食の「グリル」、

2階,3階がコース料理の「仏蘭西料理」と

なっている。

 1階にはテラス席もあるが、

今回は1階の室内を利用した。

 メニューで目についたのが、

期間限定の「ピースフル カレー」。

カレーがピースフルとは??

 能書きを読むと、

アグネス・チャンが日本デビュー35周年を記念して考案した、とある。

「Pork, Egg, Apple,Carrot,Eggplat」が入った

ほんのり甘いカレーだそうだ。

 どんなカレーライスかは合点したが、

アグネスとの接点が判然としない。

「なるほど、頭文字をとってPEACEね」

「でもFULは何だ、FULは」

 まあ細かいことはともかく、話の種にこれを注文しよう。

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 実物が来て吃驚。チョコレートがかかった丸い

大きなビスケットがのっかている。

ビスケットなんか「PEACEFUL」に入っていないぞ。

 おっさん向きというより、お子様むきなカレーであった。

 ホームぺージには1000円と書いてあるが、

なぜかこの日は890円。

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2007年8月20日 (月曜日)

丸の内音頭

 「丸の内音頭」をご存知だろうか?

「東京音頭」の元歌である。

 日比谷、丸の内界隈の商店主らの依頼で、

西条八十、中山晋平が作ったのが「丸の内音頭」。

昭和7年に日比谷公園の盆踊り大会で披露され、

どういう経緯かは知らぬが、

翌年歌詞だけ変え、

「東京音頭」になった。

 元歌の「丸の内音頭」を復活させる

「日比谷公園丸の内音頭大盆踊り大会」が、

 日比谷公園の大噴水前で開かれた。

 「大」がつくだけに人出も多く、

花園神社」や「市谷・自衛隊」の盆踊りとは

規模が違う。

 官庁街の谷間で、大勢が

輪になって踊っている姿はなかなか壮観であった。

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 「丸の内音頭」の歌詞を記しておく。

        □

    踊り踊るなら

    丸くなって踊れ

    おどりゃ 心もおどりゃ

    心も丸の内

    雲は九重

    御稜威(みいつ)は空に

    音頭とる子は真ん中に

    大手うれしく顔三宅坂

    ほんにお前は数寄屋橋

    揃うた揃うたよ

    踊り子の手ぶり

    ビルの窓ほどよう揃うた

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2007年8月19日 (日曜日)

映画「長江哀歌」(2005年、中国)

   ★★★☆☆

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 2006年ベネチア映画祭で「金獅子賞」をとった、

36歳の若手ジャ・ジャンクー(賈樟柯)の監督作。

 原題は「三峡好人(三峡の善人)」。

中国の国家プロジェクト、長江(揚子江)の三峡ダム

建設でやがて水底に沈む町、奉節を舞台に、

底辺の労働者たちの人間模様を描いた。

 撮影は小型のHDVカムで行われたそうだが、

三峡渓谷の絶景や、くすんだ町並み、

たばこ、お札、うどんといった小道具まで、

丁寧に撮っている。

 16年前に別れた妻を捜しに、

山西省から奉節に来た炭鉱夫。

彼とは別に、やはり山西省から

夫を捜しにきた女。

 それぞれ相手には巡り合えるが・・・・

 物語は長江の流れのように、

ゆっくりと進む。

 炭鉱夫が、仲良くなったチンピラと

携帯電話の番号を交換し、

互いの着メロを確かめる場面が

印象に残った。

 重いテーマの映画である。

 内容は異なるが、山田洋次監督の

「家族」(1970年)を思い出した。 

       □

 「日比谷シャンテ」で見たが、

東京では他館で上映していないようである。

興業上の理由があるのだろうが、

もっと上映する映画館があってもよい。

      ※

[監][脚]ジャ・ジャンクー
[撮]ユー・リクウァイ
[音]リン・チャン
[出]チャオ・タオ、ハン・サンミン、
  ワン・ホンウェイ、リー・チュウビン
[上映時間] 113分

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2007年8月18日 (土曜日)

本「リンク格差社会 ウェブ新時代の勝ち組と負け組の条件」

        ※
  プロローグ
1 リンクの視点
2 ネットワークのダイナミズム
3 ネットワークのメカニズム
4 混迷するリンク、錯綜するネットワーク
5 ネットワークの一つの現実
6 リンク格差とリンク戦略
  おわりに
        ※
 インターネット上も、実社会と同じように、
少数の「勝ち組」と、圧倒的多数の「負け組」との
格差が歴然とあるという。
 ネット上の格差とは、
・情報の集まるところに情報が集まり
・注目の集まるところに注目が集まり
・人気が人気を呼び
・売れるものがますます売れる
ということである。
 しかし、圧倒的な格差があるとき、
「負け組」は負けていることに気づかない。
なぜならば、周囲のほとんどが
自分と同レベルだからだ。
 そういう状況を認識した場合、
どうすればよいか。
 まず、ネットワークの全体像を把握したうえで、
自分の「立ち位置」を確認することが重要だという。
 ネットで、重要な役割を果たすのは、
・「コネクター(媒介者)」(クラスター間をつなぐ)
・「メイブン(通人)」(幅広いテーマについて多くの知識と情報を持つ)
・「セールスマン」(強い説得力を持ち、他者への感染力がある)
・「門番」(コミュニティーの出入り口で情報を制御する)
・「橋渡し役」(誰が何を知っているのかを外部に伝える)
・「調整役」(クラスター間のつながりを有効的につくりだす)
などがある。
 この中でも、筆者は「メイブン」の役割が鍵を握ると見る。
                (2007年8月20日、780円+税)
 

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2007年8月17日 (金曜日)

外苑の花火

 昨夜は、神宮外苑の花火大会であった。

 花火大会の会場には、
 有料の観覧席も用意されており、
当然そこからはよく見えるのだろうが、
特等席で4000円もする(前座に歌手の
アトラクションがあるが)のだ。
そこまでするほどのことでもないと、
富久町からの鑑賞で済ませた
(例年どおりだ)。
 靖国通り沿いの雑居ビルでは、
屋上から鑑賞する人々も
いる。
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 外苑からは距離があるだけに、
「パンパン」と音だけは景気よいが、
ビルに花火が隠れてしまい、
全貌が見えにくい。
 時々、火薬のきな臭い匂いが、
ここら辺まで漂ってくる。
 江戸川区に住んでいたときも、
東京ディズニーランドの花火が
住家の陰にかくれて、
半分しかみえなかったのを思い出した。
 しかし、熊谷などでは40度を超えた猛暑、
夜になってもおさまらない。

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2007年8月16日 (木曜日)