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2007年8月22日 (水曜日)

第512回紀伊国屋寄席

  第512回紀伊国屋寄席

 洒落番頭          三遊亭窓輝

 お七             柳家 蝠丸

 八五郎出世         三遊亭歌司

           <仲入り>

 たがや            林家 たい平

 牡丹灯籠 関口屋の強請 五街道雲助

           ※

三遊亭窓輝

 三遊亭円窓師匠の弟子。「洒落番頭」は、ひょうひょうとして、とぼけた感じが面白い。

 柳家蝠丸

「お七」は、師匠の桂文治(10代目)から教わったという、今ではあまり高座にかからない珍しい話。落ちが2つある。文治曰く「くだらない噺だ」。ははは。弟子だけに、文治の声色をまねが達者。

 三遊亭歌司

 ベテランだけに、噺に味があった。「八五郎出世」で酔っ払った八五郎と殿様のやりとりがうまい。          

 林家たい平

 夏の定番「たがや」をたい平流にアレンジ。たがやが侍の首をはねず、胴上げされるという落ちにかえていた。「笑点」でよくやっている、花火の音まねを初めて生で観た。ところどころに小話を入れる(例・侍の家来の「中元」を説明しようとすると、いつの間にか林家一門のお中元のしきたりの話になる)のもたい平流。ビッグカメラで雨宿りをしていたピアスの男が「飛ぶ鳥を落とす勢いの雨だな」とつぶやいたというエピソードが印象に残った。爆笑の連続。

 五街道雲助

 桂歌丸師匠と並ぶ怪談の第一人者。5月から「紀伊国屋寄席」でやってきた4回連続口演の最終回だ。怪談「牡丹灯籠」は「関口屋の強請」の後もまだ続き、これで噺が終わるわけではない。抑揚を抑えた話しぶりが、おどろおどろしさをかもし出していた。円熟の妙技。 

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