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2007年8月25日 (土曜日)

本「IQってホントは何なんだ? 知能をめぐる神話と真実」

      日経BP社、村上宣寛

         ※

1 知能とは何か?

2 知能を測る

3 知能は幾つあるのか

4 新しい知能理論

5 知能テストはどのようなものか

6 頭の大きさと回転の速さ

7 年をとると知能は衰えるのか

8 遺伝で知能が決まるか

9 知能の人種差と男女差

10 知能テストと勤務成績

        ※

 「頭が良い」とはどういうことか?

改めて問われると返答に窮する。

 著者の専門の心理学では「知能」という名前で

過去100年ほど議論してきた。

 本書は、世界の知能研究の現状や、

知能テストの進化などを

さまざまな学説を紹介しながら

解き明かしている。

 その結果、

・脳というハードウエアは年をとると確実に劣化するが、

 その劣化を補う仕組みがあるらしい。

・頭の大きさと頭の良さはあまり関係がないらしい。

・知能は、集団的には遺伝の影響が強いが、

 個人のIQの値は環境の影響が大きい。

・知能テストと勤務成績の相関関係はあまりない。

など、素人にとっても興味深い事実がわかってきているようだ。

 しかし、著者が指摘するように、

知能の研究が日本でほとんど行われていないというのは、

ちょっと問題だ。

 (2007年8月13日、1500円+税)

 

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