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2007年9月の30件の記事

2007年9月30日 (日曜日)

屏風とBIOMBO

 屏風と言えば

日本古来の美術品だが、

それが「BIOMBO」(ビオンボと読む)という

スペイン語やポルトガル語になっていたとは、

サントリー美術館の展覧会「BIOMBO/屏風 日本の美」を

見るまでは知らなかった。

 しかも、屏風に描かれたモチーフは

戦国時代の合戦や花鳥風月だけでなく、

「レパント戦闘図」

Photo

「世界地図」

Photo_2

なんてものまである。

 まるで西洋絵画を見ているような

不思議な感覚に襲われる。

 同展は10月21日まで。

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2007年9月29日 (土曜日)

本「不動産は値下がりする! 『見極める目』が求められる時代」

  (中公新書ラクレ252、江副浩正

         ※

はじめに

1 変貌する大都市

2 埋め立てや規制緩和で土地は「生産」されている

3 都心一極集中 まだ床が増産され続ける

4 都心周辺部や郊外部でも土地の生産が続く

5 インフラ整備に伴う供給の増加

6 金利の上昇は地価の下落に直結する

7 近く金利は上昇し、不動産価格は下落する

8 不動産バブル問題

おわりに

        ※

 リクルート創業者にして、

「未公開株」を各方面にばら撒き、

贈賄罪で有罪になった

江副浩正さんが書いた本である。

 しばらく姿を見ないと思っていたら

こんな本を書いていたとは。

「リクルートコスモス」の元親玉だけあって、

 さすがに不動産については詳しい。

 港区の開発に絞って成功した「森ビル」の話など

昨今の開発の具体例が豊富である。

 「土地は増えない」といわれているが、

規制改革による容積率緩和や土地用途の見直しで、

首都圏の土地はどんどん生産されている。

金利が上昇すれば地価は下落、

外資も不動産を売却する。

 だが、全国一辺倒に下落するのではなく、

エリアによる格差はさらに拡大する。

「見極める目が重要だ」という訳だ。

 千代田、港、中央などの都心3区は上がるだろうが、

果たして新宿は?

    (740円+税、2007年8月10日)

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2007年9月28日 (金曜日)

銀座のあのビルの「おっさん度」を測る

 銀座、有楽町、日比谷の変貌が著しい。

 その中で先日オープンした雑居ビル

「マロニエ ゲート」を探訪した。

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 このあたりは、昔「並木座」という映画館があって

黒沢明監督特集などを見に行ったものだが、

「並木座」がなくなってからはご無沙汰だ。

 「マロニエ ゲート」は開店からしばらくは入場制限

したほどにぎわったというが、

わしが行った時も結構込んでいた。

若い女性に混じっておっさんも少なからずいたのが

心強い。

 地下1階から地上4階まではファッション関係の店舗で、

これはまあ、おっさんには関係ない。

 5階から9階までは「東急ハンズ」が入っている。

新宿高島屋の「東急ハンズ」とは品揃えが微妙に違って、

鞄や文房具などおっさん心をくすぐるものもあった。

 10階から12階は飲食店階で、「和」、「アジア」「西洋」と

フロアごとに分かれている。

 コストパフォーマンスの悪そうな店が多かったが、

アジア関係を多くしたのは好感が持てる。

 「ラッフルズ テラス」はシンガポールの

「ラッフルズホテル」と関係があるのだろうか。

 しかし、いくらジム・トンプソンがアメリカ人だからといって、

タイ料理の「ジムトンプソンズテーブル タイランド」が

「西洋」のフロアにあるのは強引すぎる。

失踪したシルク王もびっくりである。

 そんなこんなで「マロニエ ゲート」の「おっさん度」は30%と

判定してみた。

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2007年9月27日 (木曜日)

秋の味覚

 久しぶりに「料理講習会」があった。

米なすは、アメリカ種を日本で改良した品種だ。

種が少なく、肉がしまっている。

メカジキのロール巻きは、

作るのが面倒だが、

出来上がりが豪華。

オレンジソースもおいしかった。

     ☆

     ☆

▽米ナスとトマトのパスタ([c]2007津波義弘)

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●材料(4人分)

米ナス       1

パンチェッタ    1パック

ダイスカットトマト 1

にんにく      1

パスタ       240

オリーブ油    適宜

塩、胡椒     適宜

●作り方

1 米ナスはさいの目に切って

 塩を振り10分ほど置く。

2 にんにくを叩いてつぶし、

 フライパンで香りを移しながらローストする。

 玉葱、パンチェッタを加えて炒め、

 米ナスも軽く水洗いして色ずくまで炒める。

3 トマト缶を加えて軽く煮込む。

 パスタをアルデンテに茹でて

 ソースに絡めて出来上がり。

      ☆

      ☆

▽メカジキのロール巻き([c]2007津波義弘)

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 ●材料(4人分)

 メカジキ    4切れ

オレンジ     1

ドライトマト   1

カテージチーズ  少々

松の実      少々

ミックスハーブ  少々

無塩バター    適宜

オリーブ油    適宜

塩、胡椒     適宜

白ワイン     少々

小麦粉      適宜

マジョラム     4

●作り方

1 ドライトマトは粗微塵に刻み、カッテージチーズ、松の実と混ぜておく。

 オレンジは半分に切り、半分を8枚の半月切りにしておく。

2 メカジキはラップではさんで叩いて伸ばし、

 1の混ぜ物を内側に薄く塗り巻いて楊枝でとめる。

3 メカジキの外側に軽く塩、胡椒しミックスハーブをまぶし

 小麦粉をつけてフライパンで焼く。

 一緒にオレンジの半月のスライスも焼く。

4 表面が色づいたらオレンジを取り除き、

 白ワインを入れてふたをして強火で蒸し焼きにする。

5メカジキをフライパンから取り除き、

 皿にオレンジと盛り付ける。

 残ったオレンジの果汁を搾りさっと煮詰め、

 バターを溶かし入れ、塩、胡椒で味を調えソースを仕上げる。

6 盛り付けたメカジキにソースをかけて

 マジョラムを飾って出来上がり。

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2007年9月26日 (水曜日)

朝から腹いっぱい食べる

 連休中のある日、所用で

朝早くJR新宿駅西口に

行くことになった。

 用事が済んだのが午前7時半、

こんな時間ではヨドバシカメラも

開いていない。

 「このまま家へ戻るのもナンだし、

 どこか時間をつぶすところはないか」と

しばし考えたのち思いついたのが、

今月新装オープンしたばかりの

「ホテルサンルートプラザ新宿」。

 ビジネスホテルにしては

高級感ある作りである。

 1階のイタリアンレストラン「VILLAZZA」で

朝食をとることにした。

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 バイキング形式で、1人1470円(サービス料は取らない)。

宿泊客でなくても利用できる。

イタリアンレストランながら、

各種エッグ、ソーセージ、ベーコン、ポテト、パン類、シリアル、サラダなどの洋食系、

ご飯、お粥、味噌汁、鮭、豆腐、旨煮、ひじきなどの和食系、

それにフルーツ、コーヒーなどのドリンクがそろっている。

 朝から腹いっぱい食べて満腹になったが、

昼食を抜き、夜も少しにしたから

問題はないだろう。

 休日の朝は

早起きしてブッフェも

いいかもしれない。

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2007年9月25日 (火曜日)

映画「題名のない子守唄」(2006年、伊)

      ★★★★☆

 「ニュー・シネマパラダイス」(1989年、伊)の巨匠

ジュゼッペ・トルナトーレが撮ったサスペンス。

今年本邦で公開されたヨーロッパ映画では

「ブラックブック」(2006年、蘭)と並ぶ傑作だ。

 原題は「LA SCONOSCIUTA(THE UNKNOWN WOMAN)」。

 舞台は北イタリアの港町トリエステ。

ウクライナからやって来た女、

イリーナは必死になってある一家の女中になろうとする。

仲介する男に高額の謝礼を払ったり、

長年一家に勤めてきた老女中を階段から落として

瀕死の重傷を負わせたり。

 何故か?

 そしてイリーナにまとわりつく男は

何者か?

 それらの謎は、カットバックによって語られる

彼女のいまわしい過去に密接に関係することが

徐々にわかってくる。

 話の盛り上げ方がうまく

ストーリーに引き込まれていく。

 前半、イリーナが老女中から鍵を盗み、

気づかれないように合鍵を作る場面などは

手に汗を握った。

 すべての謎が明らかになってのち、

イリーナがある場所である人物と再会するシーンは

感動的だった。

 名匠エンニオ・モリコーネの重厚な音楽も

良かった。

     ※

[監][脚]ジュゼッペ・トルナトーレ
[音]エンニオ・モリコーネ
[出]クセニア・ラパポルト、アンヘラ・モリーナ、
マルゲリータ・ブイ、クラウディア・ジェリーニ
[上映時間] 121分

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2007年9月24日 (月曜日)

レインボービレッジビル

  新宿3丁目の明治通りをはさんで

伊勢丹の反対側にある

「レインボービレッジビル」の

解体工事が始まった。

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「レインボービレッジビル」は

映画館や飲食店が入った雑居ビルだ。

 老朽化したため、

東京メトロ・副都心線の開通をにらみ

建て替えを決めたようだ。

 このビルには、老舗の映画館

「新宿スカラ123」が入っており、

最後にここで映画を見たのは

リメーク版「犬神家の一族」(2006年、日)

だったと思う。

 2009年秋に完成する新ビルに

映画館は作らないと聞く。

ちょっと寂しい。

 1階にあった「銀座アスター

再び入居するらしい。

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2007年9月23日 (日曜日)

映画「プラネット・テラー in グラインドハウス」(2007年、米)

     ★★★★☆

 クエンティン・タランテイーノの

デス・プルーフ in グラインドハウス」(2007年、米)」と対をなす、

ロバート・ロドリゲス監督の作品である。

原題は「Robert Rodoriguez's Planet Terror」。

「デス・プルーフ」がカーアクションなのに対して

こちらはSFスプラッターホラーだ。 

 睾丸を切り取ってコレクションするシーンなど悪趣味満載で、

これもやはり万人向けではない。

 テキサスの田舎町で、

米軍基地から生物化学兵器が流出、

市民がゾンビ化してしまう。

感染していない人々がゾンビと

闘いながら脱出を試みる、という話で、

オバタリアンの語源ともなった怪作

「バタリアン」(1985年、米)を彷彿とさせる。

 最大の見せ場はラスト。

右足を失ったダンサー(ローズ・マッゴーワン)が

義足の代わりにマシンガンを付け、

ゾンビや兵士をなぎ倒すシーンだ。

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 どうやって引き金を引いたんだろうと、

こういう映画を見て突っ込むのは

野暮というものか。

 冒頭にあったフェイクの予告編が

こった作りだった。

           ※

[監][製][脚][撮][音][編]ロバート・ロドリゲス
[出]ローズ・マッゴーワン、フレディ・ロドリゲス、
マイケル・ビーン、ジェフ・フェイヒー、
ブルース・ウィリス
[上映時間] 105分

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2007年9月22日 (土曜日)

ベルギーのチョコ

ベルギー製のチョコレートを

知り合いの若い美人にもらった。

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Leonidas」という会社の

「Chcolat Pelure」という製品である。

 細切りにしたオレンジとレモンの皮を

砂糖漬けにして、

チョコレートでコーティングしたものだ。

 甘さとすっぱさが混ざり合った

不思議な味だ。

甘いものが苦手な人も

食べられると思う。

 2年ほど前入院していた時、

同室にいたインテリ爺さんが

「ぼかぁ、ベルギーのチョコを食べて

初めてチョコのおいしさを知った」などと言っていて、

その時は「何だ、そりゃ」と思ったもんだが、

今にして思えば、

爺さんのいうとおりだ。

伊達に年はとっていない。

 「Leonidas」は20世紀初頭、

アメリカへ移住したギリシア人の菓子職人

レオニダス・ケステキデスによって

1913年、ベルギーで創業された老舗だ。

 新宿区では神楽坂1丁目に支店がある。

製品はすべてベルギーから

空輸されてくるそうである。

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2007年9月21日 (金曜日)

第513回紀伊国屋寄席

臆病源兵衛     柳家  さん弥

蜀山人     春風亭 栄枝

さんま芝居   三遊亭  金馬

     《仲入り》

高田馬場    古今亭志ん輔

木乃伊取り   三遊亭  円窓

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        ※

柳家さん弥  

 飄々と「臆病源兵衛」を演じた。この噺は初めて聞くが、

題名の通り主人公の臆病ぶりが大げさに描かれている。

春風亭栄枝

 太田蜀山人の評伝を狂歌を交えて演じる「蜀山人」。

これも初めてだ。

     

三遊亭金馬  

 秋らしく「さんま芝居」。田舎の芝居小屋の雰囲気が

楽しく、ほのぼのとした。秋刀魚を焼いている煙が

立ち上ってくるかのようだった。秋刀魚が食べたくなった。

膝を痛めたそうで、

釈台とクッションを使っていたが、

大事でなければよいが。

古今亭志ん輔  

 名調子の「高田馬場」。蝦蟇の油売りの口上が見事。

敵討ち見物で高田馬場に

集まった群衆の様子が面白かった。

    

三遊亭円窓   

 師匠の三遊亭円生の想い出話がまくら。

普段しゃれを言わない円生が、

東北地方に行く列車の中で、

「寒くなったでゲスな。どおりで郡山の駅だ」

と言って、弟子が反応に苦慮したという逸話が良かった。

「木乃伊取り」は、それぞれの人物の描きわけ、

中でも 飯盛りの権三がだんだん酔っ払っていく様が、

見事だった。

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2007年9月20日 (木曜日)

映画「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」(2007、日)

★★☆☆☆  

 マカロニウエスタンの全盛時代の傑作

「続・荒野の用心棒」(1966年、伊)で

フランコ・ネロが演じた主人公

さすらいのジャンゴに、

少年時代のおっさんはしびれたもんだ。

 だが、このスキヤキ・ウエスタン、

残念ながら伊藤英明に

フランコ・ネロのような格好良さは望めず、

ストリーも黒澤明の「用心棒」(1961年、日)のような娯楽性も

なかった。

 全編英語の台詞、日本語字幕など

凝った作りではあったのだが・・・

 マカロニウエスタンのパロディでは

ラーメンウエスタンと銘打った

伊丹十三の「タンポポ」(1985年、日)の方が、

断然良かった。

 面白かったのは

クエンティン・タランティーノが桃井かおりに

「すき焼きに砂糖を入れすぎだ。白菜の甘みを出せ」とか

「豆腐が絹ごしだ」とか文句を言って、

ちゃぶ台をひっくり返す

「キル・ビル」(2003年、米)のパロディシーン。

 それから、北島三郎の日本語の歌詞で

「さすらいのジャンゴ」を歌い上げるラスト。

カンツォーネが演歌に通じることを再確認した。

       

[][]三池崇史

[]北島三郎

[]伊藤英明、佐藤浩市、

伊勢谷友介、安藤政信、

石橋貴明、木村佳乃、

香川照之、クエンティン・タランティーノ、

桃井かおり、堺雅人、

小栗旬

[上映時間] 121

     

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2007年9月19日 (水曜日)

最近の文化祭

 秋の文化祭シーズンである。

連休中、息子の高校の文化祭に行った。

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 「映画上映」の看板が目に付いたので、

のぞいてみる。

 最近の学生映画は

ビデオで撮るんですね。

編集もパソコンでやり、

DVDで上映する。

 おっさんの頃に比べて

技術はずいぶん進歩したもんだ。

映像と音声をシンクロさせるのに

苦労した30年前が

懐かしい。

 しかし、内容はというと・・・

どうもさえない。

お話も中途半端だし、

撮影の技術も未熟だ。

こちらはあまり進歩していないらしい。

学生諸君、

がんばってくれたまえ。

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2007年9月18日 (火曜日)

神様も街に降りてくる秋

 この3連休は

秋晴れの好天に恵まれた。

 散歩に出ると

あちこちで秋祭りだ。

新宿の熊野神社の例大祭。

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表参道の祭り。

神輿は

異国人の観光客も

足を止めてみていた。

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 日本はこの季節が

一番過ごしやすい。

 神様も喜んでいるに

違いない。

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2007年9月17日 (月曜日)

i pod

「i pod」を新宿3丁目のヨドバシカメラで買った。

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注目 の「i pod touch」ではなく

「i pod classic」の80GBである。

色はブラック。

29800円+5%のポイントだった。

 これまで他社製のプレーヤーを使っていたが、

新製品が出たので乗り換えた。

 非常に薄くて、デザインも洗練されている。

ちょっと使ってみた感じ、

操作性もいいようだ。

80GBで30000円を切る価額も魅力である。

やはり、こういう製品は

シェアが最も大きいものが良いのだろう。

 難点を言えば、

・パソコンと繋ぐコネクターが外しにくい

・裏面が銀色で懐炉みたいだ

・ACアダプターが別売りだ

・取扱説明書があっさりしすぎ

ということぐらいかなあ。

 若者に混じって

結構おっさんも買っていた。

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2007年9月16日 (日曜日)

おっさんに最も似つかわしくない場所

 昨夜、新宿3丁目の伊勢丹で行われた

「GIORGIO ARMANI」の

秋冬ファッションショーに行った。

「Milan/Paris Collection in Isetan Autumn/Winter 2007-08」

の一環である。

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 屋上に作られた特設会場に

 訪れた観客250人は、

ファッション関係者と思われる人も多い。

居心地が悪いことこの上ない。

 ショーには9人の異国のモデルが出演した。

全員背が高く、胸は小さいがスタイルは良い。

いわゆるモデル歩きで、

「この世におかしいことなど何もない」

といった表情をしている。

 肝心の秋冬の傾向は

「黒と銀が基調で茶も少々」

と報告しておく。

間違っているかも知れんが。

 それと、モデル全員がかぶっていた

網目の帽子(写真参照)が

よくわからなかった。

 これが流行るのか?

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2007年9月15日 (土曜日)

ホームドアとワンマン運転

 2006年から設置を進めてきた

東京メトロ・丸ノ内線の

ホームドアが

ほぼ全駅で稼動を始めた。

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 ホームドアというのは、

プラットホームと線路との間にある柵で、

電車のドアと柵のドアが連動して開閉する。

転落防止のためのものだ。

 東京ではすでに都営三田線や

東京メトロ・南北線に

設置されているほか、2008年6月に

開通する東京メトロ・副都心線にも

導入される予定だ。

 丸ノ内線は、戦後間もなく出来た古い路線だが、

・他社線との乗り入れ運転がない、

・6両の短い編成となっている

などのため、ホームドア導入となったのだろう。

 ドアの開閉にかかる時間が若干伸びるが、

今のところ運行にあまり影響が出ていない。

 ところで、ホームドアの設置は、丸の内線の

ワンマン運転化の布石ではないかとの見方がある。

三田線や南北線でワンマン運転が

実施されているからだ。

 丸ノ内線はカーブのホームが多い上、

朝のラッシュ時に異常に込む駅があるので、

ワンマン化は避けたほうが

懸命ではないかと思われるが、

いかがか。

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2007年9月14日 (金曜日)

秋来ぬと

 夜、靖国通りを歩いていると、

歩道脇の街路樹の下から

コオロギの鳴き声が聞こえてくる。

 秋である。

 しかし、不思議なものだ。

数年前からこの道を通っているのに、

虫の音に気づいたのは今年が初めてだ。

 今までは、ひっきりなしに車道を走る車の

騒音にかき消され、

聞こえなかったのだろうか。

 昨年までは聞こえず、

今年は聞こえるーー

わしの中でなにかが変ったのだろうか。

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2007年9月13日 (木曜日)

工事の跡

 せっかく煉瓦で舗装したのに
無残なものである。

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「花園親交会通り」の「ドトール」の前に
雑居ビルを建設中だが、

ビル建設に伴って、
電話線敷設工事が行われた。

 しかし、工事のあとはアスファルトをかぶせただけで、

煉瓦は再び敷設されないままで、

「虫食い状態」のまま放置してある。

 今後道路工事があるたびに

こういう状態になるのか。

 数年後には煉瓦は跡形もなくなって

いるかもしれない。

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2007年9月12日 (水曜日)

白いビル

 新宿1丁目の新宿通りと靖国通り

を結ぶ「花園親交会通り」。

コーヒーショップ「ドトール」の前に

建設していた雑居ビルが

ほぼ完成した。

P9090001

 外観は白で5階建て。

1階は自動ドアになっている。

テナントが入るのだろうが、

何の店だろうか。

 30メートルほど北へいったところにある

やはり白いビルは

3月ごろ竣工したのに、

借り手がみつからず、空室のままだ。

 新宿通りに面した10階建ての雑居ビル「197」まだ空室で、

「花園親交会通り」はさみしい限りだ。

 

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2007年9月11日 (火曜日)

通奏低音

 通奏低音(Through bass)と言えば、

伴奏楽器が絶え間なく低音を伴奏することであるが、

伴奏者は、数字の書いてある楽譜を見ながら、

和音をアドリブで弾いているということを、

チェンバリスト、水永牧子さんのレクチャーで

初めて知った。

 チェンバロはオルガン、ハープ、チェロなどとともに

伴奏楽器として用いられる。

 水永さんは、例として、ヘルマン・ケラーの教則本から

独唱曲「愛するイエスよ」を

メゾソプラノの関奈美さんの独唱で、

音域、和音の数、リズムを変えて、

伴奏してくれた。

「愛するイエス」の場合、

音域は歌手より低く、

和音の数は3、

リズムは8分音符がちょうど良いようであった。

 伴奏するときは

「あまり目立とうとせず、背景や雰囲気作りを心がける」

という水牧さんの言葉に

人生にも通じる重みを感じた。

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2007年9月10日 (月曜日)

映画「デス・プルーフ in グラインドハウス」(2007年、米)

        ★★★★☆

 「キル・ビル」のクエンティン・タランテイーノが

B級映画を模したカーアクションを撮った。

タランテイーノの映画は人によって評価が極端に異なるが、

この映画も然り。

原題は「Quentin Tarantino's Death Proof」。

「デス・プルーフ」というのは、スタントに使う「耐死仕様」の車だ。

 「グラインドハウス」は、昔日本にもあったB級映画を

2、3本上映する映画館のことである。

この映画はアメリカなどでは

ロバート・ロドリゲス監督の「プラネット・テラーin グラインドハウス」(2007年、米)

と合わせて、2本で1つの作品として上映されたが、

本邦では多分興行側の都合で、

別々に上映される。

※ここから先はストーリーに言及します※

 テキサス州の2つの女の子のグループが

殺人狂のスタントマンに車で執拗に攻撃されるという話。

 最初のグループは全員、

自動車事故にみせかけて殺されてしまうが、

後の女の子たちは殺されそうになるものの

猛反撃にでて、殺人狂をやっつける。

冒頭からしばらくは酒場のシーンが延々と続くが、

それがその後にある前半の山場を盛り上げる。

カート・ラッセルが変質者のスタントマンを

うまく演じていた。

 後半に出てくるスタントウーマン役のゾーイ・ベルは

本職のスタントだそうで、カーチェイスのシーンで体当たり演技を見せた。

 事故ではなく殺人事件だと疑う保安官や、

車を売る不気味な男のもとに残された

チアリーダー服の女の子が

その後どうなったか一切説明しないが、

それもB級らしさを醸し出していた。

 70年代っぽいコントラストのくっきりした映像や

フィルムの傷、音飛びなど細部にこだわるのも

「オタク」のタランテイーノの面目躍如だ。

 この映画、小奇麗な日比谷の「みゆき座」ではなく、

新宿3丁目の、今は亡き「新宿ローヤル劇場」

(「丸井ヤング館」になっている)で見たかった。

         ※

[監][製][脚][撮][出]クエンティン・タランティーノ
[出]カート・ラッセル、ゾーイ・ベル、 
ロザリオ・ドーソン、バネッサ・フェルリト、
ジョーダン・ラッド
[上映時間] 113分

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2007年9月 9日 (日曜日)

どん底

 蔦の絡まる木製の扉を開け

迷路のような通路を通っているうちに、

昭和30年代にタイムスリップしたような

不思議な感覚に陥った。

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 新宿3丁目、末広亭の近くの居酒屋「どん底」を訪れる。

黒沢明や三島由紀夫も通った老舗は

開店から56年たつという。

 土曜日の夜、

客は昔を懐かしむおっさんだけではなく、

カップルや若い女性のグループもいた。

 元祖チューハイという「どん角」(650円)を飲み、

大根サラダ、スペイン風オムレツなどを頼む。

仕上げは牛肉とキャベツをソースで炒めた

「林さんのライス」(950円)だ。

 マドリードにも支店があるだけに、

スペイン料理が豊富だ。

 時々訪れたくなる店である。

      ※

新宿区新宿3-10-2 

TEL 03-3354-7749

18:00~2:00 

18:00~12:00(日・祭日)

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2007年9月 8日 (土曜日)

テラスでコーヒーを in 新宿

  秋晴れの休日に

本を片手にコーヒーを飲みながら

リラックスする。

 最適な場所のひとつが

西新宿・高層ビル街の「新宿三井ビルディング」

地下1階にある「55ひろば」だ。

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 地下とはいってもビルの前のオープンスペースで、

1階まで吹き抜けのテラスになっている。

 樹木が植えられ、

テーブルと椅子がかなりの数配置されており、

無料で自由に使うことができる。

 同じフロアには「アンデルセン」、「サンマルクカフェ」、

「ドトール」のコーヒーショップのほか、

コンビニ「ミニストップ」もあり、

コーヒーや軽食を調達できる。

本格的に腹が減れば近くには「シズラー」などいくらでもレストランもある。

 平日は近隣で働く人で混雑するのかもしれないが、

休日は空いている。

 弱点は、悪天候と、

ときどき開催されるフリーマーケットだけである。

(次回は9月22日ー24日)

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 広場に面して「グリル&バー ガッツ・グリル」という

オープンエアの店があるが、

無料で心地よい場所がすぐそばにあるので、

この店を利用したことはない。

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2007年9月 7日 (金曜日)

新宿の街から看板が消える

 新宿3丁目の靖国通りなどからビルの看板が続々と消え始めている。

台風9号による暴風雨で飛ばされたわけではない。

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 東京都が5月以降、街の景観を保つために、

ビルの看板などの規制を始めたからだ。

 看板などの屋外広告が規制されるのは 

新宿御苑の周囲およそ200メートルの区域。

大京町、四谷4丁目、内藤町、新宿1-4丁目の一部と

渋谷区の一部だ。

 おおざっぱにいって、靖国通り、外苑西通り、

JR中央線、JR山手線で囲まれた地域と思ってよい。

 これらの地域では、

高さ20メートルの屋上に広告物を設置できない、

高さ20メートルの広告物に光源を使用できない

などの規制がなされる。

 ただし、自社名、非営利広告、

御苑から見えない広告などは例外となる。

 東京都はオリンピックに立候補しており、

靖国通りはマラソンのコースになるので、

街の美化に努めたいということなのだろう。

 ごちゃごちゃして下品な看板がなくなるのは

基本的によいことだと思う。

 

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2007年9月 6日 (木曜日)

本「金瓶梅 上」

 (徳間文庫、笑笑生・著、土屋英明・訳)

 16世紀から17世紀に書かれた中国の長編小説の新訳。

上、下巻に分かれている。 

「三国志演義」、「水滸伝」、「西遊記」と並ぶ中国の「四大奇書」の1冊だ。

「奇書」というのは「世に稀なほど卓越した書物」という意味である。

 言わずと知れたポルノグラフィーで、

6人の妻を持つ性豪のおっさん、西門慶がいろいろな女性と関係を持ち、

最後には放蕩がたたって死んでしまうというお話。

前書きによると性交場面が80回余りもでてくる。

 これまで、完訳本はなく、本書も抄訳だが、

「淫の部分は一字一句おろそかにせず、全部訳してある」のが特徴だ。

 上、下巻で100回の章からなり、

各回に「景陽岡で武松が虎を退治し潘金蓮が夫を嫌って媚を売る」

というように内容を要約したタイトルがついているのが面白い。  

 たかがポルノ小説が400年後の異国で

読み継がれているのも不思議だが、

前書きによると、本書の狙いは社会風刺にあるという。

奥深いものがあるのであろう。

 「纏足」など当時の習慣や社会風俗が描かれているのも勉強になる。

 中国人の名前は分かりにくいが、

巻末に主な登場人物と略歴がついているのが親切だ。  

 わしは上巻だけで断念してしまったが、

興味のある人は下巻も読んでほしい。  

 ちなみに、香港で映画化された作品には

ジャッキー・チェンが出演しているそうだ。

   (2007年7月15日、952円+税)  

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2007年9月 5日 (水曜日)

富久町のワンルームマンション(後編)

「西富久地区再開発」地区に建つマンションと並ぶ

新宿区富久町の新たなワンルームマンションは、

医大通りの東端と靖国通りに面した土地に立てられる。

成女学園の隣だ。こちらは再開発の区域外である。

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 2008年1月着工、2009年12月完成の予定で、

地上13階地下1階建て。細長い敷地に

よくまあマンションを作るものである。

 毎年春になると近隣の目を楽しませてきた

成女学園の桜などの景観も

マンション建設により変ってしまうのだろう。

さみしい限りである。

 新宿区は2004年、30戸以上のワンルームマンションの

建築に1割以上の高齢者向け住居の設置を義務づけた

ワンルームマンション条例」を施行したが、

その後も続々とマンションが建っている。

 そんなにワンルームマンションの需要が

あるものなのだろうか

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2007年9月 4日 (火曜日)

富久町のワンルームマンション(前編)

 3、4年前からワンルームマンション

あちこちに立ち始めたが、

新宿区富久町ではまだ着工が続いている。

 医大通りでは、

10階建てのマンションの建設が始まった。

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西富久地区再開発」のエリアの北端で、

ちょうど医大通りを拡幅するための

用地に当たるところだ。 

 狭い敷地によくまあマンションを作るものである。

 2008年6月完成の予定。

 拡幅用地の一部に建物が出来ると、

道路を広げられなくなると思うのだが、

今後の開発計画に支障はないのだろうか。

 医大通りは道幅が狭い割に

車の通行量が多いので、

ぜひ拡幅してほしいものだが・・・

 ところで、

「西富久地区再開発」は、

バブル期に虫食い状態になった

木造住宅の密集地域(約2万4800平方メートル)を

開発する大プロジェクトで、

国の「都市再生緊急整備地域」に指定されている。

店舗、スポーツクラブなどの低層部(西棟)と、

店舗、マンションなどの65階建て超高層部(東棟)などを建設する予定だ。

都市計画決定などのスケジュールが遅れている

のが気がかりだ。

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2007年9月 3日 (月曜日)

キッキリッキ

 JR新宿駅東口の「NOWAビル」地下にある。

「NOWAビル」は飲食店が入居する雑居ビルで、

キリンビール系の「キリンシティ」や

サントリー系の「響」なども入っているが、

「季節の創作料理」を売り物にする「キッキリッキ」はアサヒビール系だ。

Photo

さて、今回の話題はランチタイムである。

 平日土曜日のランチタイムは込んでいるが、

わしらが訪れた昨日(日曜日)は比較的空いていた。

メニューは、

石焼ビビンパ、ホウレンソウカレー、ハンバーグ、

スパゲティ、親子丼などで、

いずれも1000円前後。

連れと2人で、親子丼、石焼ビビンパを頼んだのであるが、

親子丼は、オムレツが乗っていてそれをナイフでほぐして

食べる趣向であった。

親子丼、ビビンパとも

味付けがちょっと甘かったが、

「まあこんなものか」と。

 これだけだと紹介するほどのことはないのだが、

このランチには、ドリンク、サラダ、デザートの

3大バイキング」がついているのである。

 1000円でのバイキングなので、

そこはそれ、まあ限界があるが、

満腹になることは間違いなし。

       ※

新宿区新宿3-37-12 新宿NOWAビルB1F

03-3354-0184

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2007年9月 2日 (日曜日)

本「いつまでもデブと思うなよ」

      (新潮新書227、岡田斗司夫

         ※

序章 1年で50キロやせたよ

1   「見た目主義社会」の到来

2   ダイエット手段の格付け

3   助走・太る理由

4   離陸・カロリーを計算してみる

5   上昇・カロリーを制御する

6   巡航・いろいいろやってみる

7   再加速・体の声を聞く

8   軌道到達・ダイエットの終わり

終章 月面着陸・ダイエットは究極の投資である

        ※

 おっさん向きのダイエット本の決定版だ。

そう断定できるのは、

わしも同じような方法で90キロから70キロにやせたからだ。

まあ、わしの場合は、病気で3か月ほど

入院していた事情もあるが。

 筆者が、強調するのは、

とにかく、何を食べたか、何カロリー食べたかを記録すること。

そうすれば、自分が「いかに太るための努力をしているか」に気づく。

そうしたら、太る原因を取り除けばよい。

本書には、太る原因を取り除き、自己コントロール法を身につけるための

tipsがたくさん盛り込まれている。

 例を挙げよう。

・マクドナルドのハンバーガーが食べたくなったら食べても良い。

 ただし、8分の1に切って、最上の部分だけ食べ残りは捨てる。

 もったいないとか、「アフリカの飢えた人に悪い」とか

 考えるのは、筋違いである。

 ・ダイエットは、義務として苦しみながらやっても長続きしない。

 発想を転換して、楽しむことが大切である。

・ランチには「サブウェイ」のサンドイッチが良い。

 ただし、この本がすべてのやせたい人に効くとは限らない。

スリムな女性が一層ナイスバディになるための本ではない。

メタボなおっさんが、標準体重になるための本だ。

 余談だが、スリムな筆者がダブダブなズボンをはいている写真が

本の帯に載っている。この写真がいい。これを見て、本書を買う人も多いだろう。

  (2007年8月20日、700円+税)

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2007年9月 1日 (土曜日)

お知らせ

  記録的な猛暑も

峠を越えたようです。

9月になりましたので、

予定通り、

拙ウェブログのデザインを

元に戻しました。

 

 8月いっぱい続けた

「仏蘭西ニース風」のデザインは

ちょっとこのブログには

似合わなかったかも知れません。

 ブログを始めてまもなく3か月。

これからも、皆さんのご意見を参考に

細かい変更を重ねていくつもりです。

 ご愛読のほど、よろしくお願い致します。

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