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2007年10月の31件の記事

2007年10月31日 (水曜日)

エェ~、新「新宿松竹会館」に馬券場

  新宿3丁目の靖国通り沿いに、

2008年9月の竣工を目指して、

新しい「新宿松竹会館」が建設中だ。

Photo_2

 3階から12階までが映画館となるのは知っていたが、

地下1階、地上1、2階のテナントとして、

JRA(日本中央競馬会)が入居の動きをみせているらしい。

JRAと松竹は、すでに

周辺の商店街に根回しをしているという。

 しかし、シネマコンプレックス(シネコン)と場外馬券場。

確かにどちらもレジャー関連だが、

何だかなあ。

歌舞伎町も近いし、

治安の悪化が懸念される。

第一、馬券場「ウインズ」はJR「新宿駅」南口付近にもすでにある。

2つも必要かなあ。

 シネコンについては、

有楽町と並ぶ松竹の旗艦映画館になり、

3階にロビー、4階から12階までに10の映画館

(635席、287席、301席、227席、127席、157席、

115席、127席、127席、57席で合計2260席)

が出来る。

 新宿では東宝・東映系の「バルト9」に続いて

2館目のシネコンとなる。

 1番大きいスクリーンには、

特別料金のバルコニー席も

設けるそうだ。
 

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2007年10月30日 (火曜日)

呼吸とバイオリン

  日本を代表するバイオリニストの一人、
漆原朝子さんの演奏会に行った。
 バイオリンを弾く時は、
呼吸が大事だそうだ。
 吐きながら弾くと
音に重さがかかり、
吸いながら弾くと
音に開放感が出る。
 漆原さんは、
実際に息を吐いたり吸ったりしながら、
ベートーベンのバイオリンソナタ「春」を
演奏してくれた。
 ピアニストの野田清隆さんと一緒に演奏した
シューベルトの「ピアノとバイオリンのためのソナタ」が
印象に残った。
 プロのバイオリニストの
右手の動きはあざやかで
弓が弦の上を踊ったり、
弦にまとわりついたりしていた。

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2007年10月29日 (月曜日)

スゴ腕ぞろいのスタバ in 新宿

 スターバックスの店員(バリスタというらしい)は
大概グリーンのエプロンを身に着けているが、
まれに黒いエプロンをした店員がいる。
 「ブラックエプロン」といい、
スターバックスのバイヤー、ロースター、
テイスター、コーヒーマスターの中でも、
難しい試験をパスした、
コーヒーに関する豊富な知識が
豊富な人だけが着られる。
いわばコーヒー界のエリート、黒帯だ。
 その「ブラックエプロン」の店員だけの
スタバが新宿にある。
どこでしょうか?
Pa060005
 新宿区西新宿1丁目の「小田急百貨店 新宿店HALC」
(ビックカメラの入っているビル)地下2階にある店舗だ。
 ハルク店は、ほかの店と違い豆売り専門の店である。
やや狭いが、もちろんカウンターでコーヒーを飲むこともできる。
 店に近寄っただけで、
男女とも気立てのよさそうな店員が
にこやかに話しかけてくれるので、
コーヒーの入れ方について
疑問に思っていることがあったら
一度聞いてみるといい。

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2007年10月28日 (日曜日)

映画「グッド・シェパード」(2006年、米)

   ★★★★☆

 名優ロバート・デ・ニーロの監督2作目は、

国家・組織と家族との間で揺れる男の大河物語だ。     

原題は、新約聖書に登場するキリストの言葉

「良き羊飼い」の意味の「The Good Shepherd」。

 軍、CIAの一員として、

アメリカのために家族を犠牲にして

諜報活動に身を投じた主人公を

マット・デイモンが演じる。

 物語は、CIA(米中央情報局)が、

キューバのカストロ政権を転覆させようとして失敗した

「ビックス湾事件」の真相解明を軸に進む。

そこに、父親の自殺、大学生時代の恋愛、

ロンドンでの活動、主人公の浮気、

子育てをめぐる出来事、

スパイ同士の駆け引きなど

さまざまなエピソードが絡む。

 最後に、「ビックス湾事件」で

情報を漏えいした人物が明らかになるが、

それはまさにこの映画のテーマ、

国家をとるか、家族をとるか、

にかかわるものだった・・・

 「CIAにはなぜ The がつかないのか?」

 「God には The がつかないのと同じだ」

というラスト近くのやりとりが印象的だった。

 よい映画だとは思うが、長い映画だ。

長すぎるといってもよい。

話が複雑すぎて、

1回見ただけでは全貌を理解するのは

難しいのではないか。

 たぶん、アメリカの現代史に詳しい人は、

この映画をよりよく理解できると思う。

 監督のロバート・デ・ニーロ自身が、

主人公をCIAにリクルートする軍人として出演しているが、

やはりほれぼれする役者だ。

      ※

[監][製][出]ロバート・デ・ニーロ
[出]マット・デイモン、アンジェリーナ・ジョリー、
 アレック・ボールドウィン、タミー・ブランチャード、
 ケア・デュリア
[上映時間] 167分

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2007年10月27日 (土曜日)

本「文章のみがき方」

 (岩波新書1095、辰濃和男

まえがき
1 基本的なことを、いくつか
    毎日、書く・書き抜く・繰り返し読む・乱読を楽しむ・
    歩く・現場感覚をきたえる・小さな発見を重ねる・
2 さあ、書こう
    辞書を手元に置く・肩の力を抜く・書きたいことを書く・
    正直に飾りげなく書く・異質なものを結びつける・
    自慢話は書かない・わかりやすく書く・
    単純、簡素に書く・具体性を大切にして書く・
    正確に書く・ゆとりをもつ・抑える
3 推敲する
    書き直す・削る・紋切り型を避ける・
    いやな言葉は使わない・比喩の工夫をする・
    外来語の乱用を避ける・文末に気を配る・
    流れを大切にする
4 文章修行のために
    落語に学ぶ・土地の言葉を大切にする・
    感受性を深める・「概念」を壊す・
    動詞を中心にすえる・低い視線で書く・
    自分と向き合う・そっけなさを考える・
    思いの深さを大切にする・
    渾身の力で取り組む
      ※ 
 ハウツー本ではなく、
文章を書くときの佇まいを示した本である。
 「平明、正確、具体性、
独自性、抑制、品格」を、
いい文章の条件としてあげたうえで、
いい文章の一番の条件は
「これをこそ伝えたいという書き手の心の、
静かな炎のようなもの」だという。
 おそらく文章を上達させるためには、
第1章にある「基本的なこと」を
毎日地道に続けるほかはないのだ、
と思う。
 そういうことを改めて
思い起こさせてくれる本だ。
 各項の冒頭には、文章の達人の言葉が
抜き書きされている。
 例えば、「書き抜く」の項では、
鶴見俊輔さんが、他人の文章をノートに100冊以上
書き留めていることをあげ、
彼がそうしているのは
「紋切り型を避けるためである」
としている。
 達人でさえ、日々努力しているのである。
 (780円+税、2007年10月19日)

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2007年10月26日 (金曜日)

イケメン or いけ面?

 岩波書店の「広辞苑」が10年ぶりに改訂(第6版)、
2008年1月、発売される。

 「ブログ」、「ニート」、「メル友」
などの新語から、
「おしん」、「サザエさん」、「ウルトラマン」
など、今さら、という感じがする言葉まで、
1万項目が追加されるようである。
その中に、

「いけ面」がある。

 これ、「イケメン」じゃあないのかい。
わしは今まで、
「イケてる+男(MAN)」で「イケメン」
だと思っていた。
 諸君も、そう思ってたよね?

新聞や雑誌、テレビジョンなども「イケメン」と
表記することが多いように思う。
 しかし、広辞苑はあくまで「いけ面」。
「いけてる+つら(面)」で「いけ面」か。
本当かい。

 「いけ面」だと、いい男だけでなく
いい女も「いけ面」といえるんじゃないかい。
「イケメン」を女に使うのは
聞いたことがないぞ。

 まあ、広辞苑が、そういう風に書くのなら、
「いけ面」がそのうち定着するんだろう。

  わしは「いけ面」とは
無縁の面だから、どうでもいいけど。

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2007年10月25日 (木曜日)

都の西北

先週の日曜日、建学125周年に沸く

早稲田大学(西早稲田1丁目)に行った。

自宅と同じ新宿区にあり、
徒歩と都バスで30分足らずの距離なのに、
早大に行くのは久しぶりである。
 125周年の式典とあって
大隈講堂の前は、
老若男女がひしめき合っている。
Pa210003
講堂には招待者しか入れず、
しかたなく、
屋外に設置してあるモニターで
セレモニーの様子を見る。
 その後、キャンパスをぶらぶらしたが、
校舎が高層化されて、
立派になっているのが目に付く。
 学部の構成も昔ながらのものもあるが、
「国際教養学部」、「人間科学部」などという
今風なものが出来ているらしい。
大隈庭園の横には
3階建てのカフェテリアがある。
スパゲティを食べた。
380円という値段にふさわしい味だ。
 同行した妻が欲しいというので、
ペナントや旗、マスコット帽を買う。
Pa220013
 どこに飾るというのか。
 しかし、なにゆえ創立125周年という中途半端な時に
盛大にセレモニーをやるのだろう。
職員に聞くと、
「大隈翁は人生125年説を唱えていた」、
「大隈講堂の高さは125尺ある」、
などという説得力に欠ける
答えが返ってきた。
 
 大隈さんの銅像は
昔のままだった。
安心した。

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2007年10月24日 (水曜日)

「舞茸のリゾット・フリット添え」と「秋刀魚のセモリナ粉ソテー・2色ソース」

 昨夜の10月のイタリア料理講習会は、

秋らしくマイタケとサンマの料理であった。

セモリナ粉というのは、

パスタを作る時に用いる小麦粉だ。

Pa230001  

▼舞茸のリゾット・フリット添え([c]2007津波義弘)

●材料(4人分)
  マイタケ           2パック (1パックはフリット用)
  米               240g
  パルメザンチーズ      60g
  玉葱(みじん切り)      1/4個
  ブイヨン            800cc
  小麦粉             80g
  ビール             1/2カップ
  オリーブ油           適宜
  サラダ油            適宜
  塩、胡椒            適宜

Pa230002

●作り方
  ①タマネギをみじん切りにし、
   米を加えて油がまわるくらいに炒め続ける。
  ②マイタケ1パックをほぐして炒め、
   白ワインで蒸る。
  ③炒めた米にブイヨンを3、4回にわけて入れ、
   米がアルデンテになるまで煮込む。
  ④残ったマイタケを適当な大きさにさき、
   小麦粉、ビールで作った衣をつけて油で揚げる。
  ⑤アルデンテになったら火を止める。
   バター、パルメジャーのチーズを加えて、
   良く混ぜ、塩、胡椒で味を調えて、
   マイタケのフリットをのせて出来上がり。

          ※

▼秋刀魚のセモリナ粉ソテー・2色ソース([c]2007津波義弘)

●材料(4人分)
  サンマ(三枚卸を2等分)   2尾
  セモリナ粉           適宜
  バジル              1/2パック
  松の実             大さじ1
  ニンニク             少々
  パルメザンチーズ       20g
  オリーブ油           大さじ4
  トマトソース(市販)      1/4カップ
  水&オリーブ油        適宜
  ベビーリーフ          1パック
  塩、胡椒            適宜

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●作り方
 ①ジェノベーゼソースを作る。
  フードーミキサーにバジル、ニンニク、松の実、
  パルメザンチーズ、オリーブ油を入れて、
  ペースト状にする。
 ②サンマに軽く塩、胡椒してセモリナ粉をまぶして、
  フライパンで焼く。
 ③ベビーリーフは水で洗い、水気を切って皿に盛り、
  その上にサンマを盛る。
  トマトソースを温め、
  水とオリーブ油で濃度を調節し味を整える。
 ④ジェノベーゼソースとトマトソースを
  皿に流して出来上がり。

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2007年10月23日 (火曜日)

本「出世はヨイショが9割」

          ※
序章 なぜ「ヨイショ」なのか
1   ライバルに仕事で差をつけるための法則
2   スキルアップの心得
3   家庭円満が出世につながる
4   仕事で成功するには「遊び」で気分転換も必要
5   サラリーマンの達人は老後をエンジョイする
あとがき
          ※
 サラリーマンが、出世の登竜門である課長に
昇進する理由は何か?
 本書によると、「上司の引き」が最大の理由だという。
だとすれば上司に「ヨイショ」することが、
出世の早道ということになる。
 出世したらしたで、部下への「ヨイショ」で
部下のやる気を引き出さなければならないという。
エレベーターやトイレで上司と一緒になった時の
「立ち位置」にも気をつかい
(トイレでは自分が入り口側、上司が奥)、
通勤電車の中でも「スキルアップ」に心を砕き、
家に帰れば妻にも「ヨイショ」する。
 出世するのも楽じゃない。
                  ※
  (720円+税、2007年10月30日)

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2007年10月22日 (月曜日)

玉手箱を開けると

 会合で長老からいただいた「玉手箱」。

20年前に戻ってしまうような気がして

開けるのをしばしためらっていたが、

意を決して、開封する。

すると・・・・

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 日本橋人形町 「京菓子司 寿堂」の

「黄金芋」であった。

 今の季節にぴったりの和風スイートポテトである。

 ニッキ(シナモン)がまぶしてあって独特の風情だ。

「赤福」と違い製造年月日もごまかしていない、

・・・と思う。

 美味であった。

 さすが、長老である。

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2007年10月21日 (日曜日)

タイムマシンに乗って

 20年以上前、

みちのくの地で一緒に仕事をした

長老が引退するというので、

久しぶりに10数人が集まった。

 約20年前といえば、

国内ではグリコ森永事件、豊田商事事件が起き、

海外ではプラザ合意で円高が進み、

トルコの一青年が「特殊浴場にわが母国の

名をつけるのはいかがなものか」ともっともな意見を述べたころだ。

 数年間一緒に仕事をして、

その後はばらばらになってしまった仲間だが、

皆、姿かたちがほとんど変わりませんなあ。

 こうして会ってみると、

不思議なことに、

20年間まったく頭をよぎったことのない

昔の失敗談などを鮮明に思い出す。

 皆その後の20年間で、それぞれ立派な仕事をし、

結婚したり、離婚したり、あるいは結婚も離婚もしなかったり、

子供や孫ができたり、

入院したり、髪が薄くなったり、

太ったり、痩せたり、外国で暮らしたり、

いろいろなことがあったはずなのに、

その日の集まりは20年前に

直接つながっているかのようだった。

タイムマシンに乗っているみたいに。

 帰りがけに長老が皆に

お土産をくれた。

なんだか「玉手箱」のようだった。

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2007年10月20日 (土曜日)

PAPERA

 東京メトロ「新宿御苑前」駅の「新宿門」出口を出て、

すぐの新宿通り沿いに、

パキスタン・インド料理の店「パペラ」がある。

Pa080001

 11時から16時(土曜、日曜、休日も)まで

 ランチバイキングを950円でやっている。

 室内は、モニターでインド系の音楽を流しており、

なかなか雰囲気が出ている。

 椅子やテーブルなどはチープな感じで、

インドの大衆食堂といった感じだ。

残念だが「王侯貴族」といったタイプではない。

 料理は、日替わりのカレー4種がメーンだ。

わしが訪れた時は、

チキン(辛い)、肉団子、大豆、シーフードだった。

ナンは作り置きで、ちょっと硬くなっていた。

サフランライス、サラダもある。

 デザートのバナナ・ヨーグルトが美味であった。

 チャイ(スパイス風味のミルクティ)など

ソフトドリンクも飲み放題だ。

 本店は中野にある。

     ※

新宿区新宿 2-8-1 新宿セブンビル2F

03-3350-0208

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2007年10月19日 (金曜日)

「イオランタ」に人生の意味を探る

 チャイコフスキーの歌劇「イオランタ」をサントリーホールで聞いた。

ロジェストヴェンスキー指揮、読響の演奏だ。
 「イオランタ」を聞くのは初めてで、
ストーリーが、何か人生における重要なことを
象徴しているのだろうと思うのだが、
どういうことかよくわからない。
 とりあえず荒筋を記すとーー。
 イオランタというのはヒロインの名前で、
仏プロヴァンスの王女である。
生まれつき目が不自由で、
父王は不憫に思い
盲目であるという事実を本人には伏せてある。
 イオランタは、自分は他の人とは違うと何となく感じながらも、
召使に囲まれて何不自由なく暮らしている。
  ある日、イオランタの住む城に
騎士ボデモンが迷い込み、
イオランタに一目ぼれする。
 ボテモンと話しているうちに
イオランタは自分だけが盲目
であるという事実を知ってしまう。
 医者は、イオランタが
目が見えるようになることを心から望めば、
手術で直すことができるという。
 しかし、目が見えるということは
イオランタにとって理解不能な未知の経験だ。
恐怖から、イオランタは手術を拒むが、
結局ボテモンへの愛情から手術を受ける。
手術は成功し、2人は結ばれるーー
という話である。
 我々は皆、自分が盲目であることを知らない
イオランタであろうか。
         
         ※
チャイコフスキー「組曲第2番 」
チャイコフスキー「歌劇〈イオランタ〉」(演奏会形式)
指揮                     ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー
演奏                     読売日本交響楽団
 
イオランタ (ソプラノ)             佐藤美枝子
プロヴァンス王レネ (バス・バリトン)    成田眞
ブルゴーニュの騎士ボデモン (テノール) 経種廉彦
ブルゴーニュの侯爵ロベルト (バリトン)  成田博之
エブン=ハキヤ (バリトン)          太田直樹
マルタ (メゾソプラノ)             菅有実子
ベルトラン (バス・バリトン)         畠山茂
アリメリク (テノール)             大槻孝志
ブリギッタ (ソプラノ)             安藤赴美子
ラウラ (ソプラノ)               黒木真弓
合唱                       武蔵野音楽大学

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2007年10月18日 (木曜日)

資産インフレ再び?

 藤巻健史さんの講演を聞いた。
 経済界で藤巻兄弟といえば、
伊勢丹のカリスマバイヤーから福助を経て
イトーヨーカ堂の役員をしている
弟の藤巻幸夫さんが有名だが、
兄の健史さんも、モルガンやジョージ・ソロスのヘッジファンドで
ディラーとして鳴らした。
 講演の内容を一言でいうと、
巨額の財政赤字により
土地や株式などの資産インフレーションが起こるのは確実なので、
資産を現金で持っていずに、
長期固定で借金してでも
土地や株に投資するべきだ、
というものだ。
 自身の資産も、その方針に沿って運用しているし、
投資顧問先にも同様のアドバイスをしているという。
威勢がいいのである。
 わしとしては、
アルゼンチンや戦後のドイツなどのように、
物凄い勢いで物価が上がる「ハイパーインフレ」にはならないものの、
ある程度のインフレになるのかな、とも思う。
 その一方で、地価などは最早過熱しており、
バブルが弾ける寸前という見方もある。
 いずれにせよマーケットの先行きは予見不可能だし、
第一、投資する資金もない。
 気楽なものである。

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2007年10月17日 (水曜日)

シューマニアーナ

 ピアニストの伊藤恵さんのお話を聞いた。

伊藤さんは20年かけてシューマンのピアノ曲全曲を録音、

その最後のCDが発売された。

 5歳の時「ユーゲントアルバム」を

弾いたのが伊藤さんとシューマンとの出会いだ。

 シューマンの音楽は、

恋人クララに対する愛情を抜きに語ることは出来ない、

その証拠は楽譜の中に隠されている、

と伊藤さんはいう。

例えば、

 「子供の情景」の中の「トロイメライ」の楽譜で、

必然性はないのに、

両手を交差して弾くように指定してあること。

そのことから、シューマンのクララへの思いが分かるという。

 一流のピアニストがピアノを弾くのを間近で見るのは

初めての機会であったが、

しなやかに、跳ねるように動く指の動きに

魅了されてしまった。

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2007年10月16日 (火曜日)

今川焼屋復活、そして値上げ

 JR新宿駅東口付近で急に

今川焼を食べたくなったらどうするか。

 靖国通りから南側にちょいと入った新宿3丁目の

ゲームセンターの軒を間借りして

屋台の今川焼屋がある。

 沖縄そば「やんばる」のそばである。

 おっさんと若い女の子(親子か?)が交互に店に立ち、

「小倉あん」、「カスタード」、「ソフトクリームチーズ」の

3種類を売っている。

Pa130007

 その今川焼屋がここ1、2か月店を出さなかったので、

永遠に店じまいしたのかと思っていたが、

先週末通りかかったら復活していた。

 復活したのは喜ばしいが、

何と1個100円から120円への20%の値上げである。

原油高騰や、サブプライムローン破たんによる米経済の減速懸念など

いろいろ理由はあるだろうが、2割の値上げ幅は大きいのではないか。

 タクシー料金の値上げにはいちゃもんをつけた政府の「物価安定政策会議」は

今川焼の値上げには文句をつけなかったのだろうか。

 早速「小倉あん」を買ってみる。

 味は以前と特に変わらないようだ。

 ともあれ新宿駅東口付近で今川焼を常設で売っているのは

わしの知る限りここだけなので、

永く続けてほしいと願ってている。 

 「サザンテラス」のドーナツ屋と違って

何時間も行列に並ぶ必要がないのも利点だ。

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2007年10月15日 (月曜日)

本「老いてゆくアジア 反映の構図が変るとき」

 (中公新書1914、大泉啓一郎)

       ※

はじめに

1 アジアで進む少子高齢化

   世界人口とアジア

   アジアにおける出生率低下の背景

   高齢化地域としてのアジア

2 経済発展を支えた人口ボーナス

   「東アジアの奇跡」はなぜ生じたか

   人口ボーナスとは何か

   アジア各国は人口ボーナスの効果を享受できたか

3 ポスト人口ボーナスの衝撃

   人口ボーナスから高齢化へ

   高齢化による成長要素の変化

   中国、ASEAN4の高成長の壁

   ベビーブーム世代の生産性

   ベトナムとインドの参入

4 アジアの高齢者を誰が養うか

   アジアの社会保障制度

   社会保障制度の課題

   開発途上国が直面する困難

5 地域福祉と東アジア共同体

   福祉国家から福祉社会へ

   日本の地域福祉の取り組みと教訓

   真の東アジア共同体形成に向けて

あとがき

       ※

 日本の「少子高齢化」が問題になって久しいが、

もうちょっとマクロ的にみると、

アジアでも「少子高齢化」が進むのだ。

先進国では「少子化」、

開発途上国では「人口爆発」という

図式が未来永劫通じると思っていたが、

事実はそうではないらしい。

20世紀後半のアジアの「奇跡の成長」は、

出生率が下がって「生産年齢人口」が急速に

増加して起こった「人口ボーナス」とも

いえる状況によるものであり、

永続的にそのような好条件が続くわけではない。

 高齢化に伴い成長率は低下し

さまざまな問題がアジア全体を襲う。

 一足早く高齢化を経験した日本が

そのノウハウをアジアの問題解決に、

生かすことが出来ればよいが、

今の日本を見ると残念ながら

はなはだ心もとない。 

 (760円+税、2007年9月25日)

   

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2007年10月14日 (日曜日)

映画「エディット・ピアフ 愛の讃歌」(2007年、仏・チェコ・英)

 ★★★★☆

 フランスの歌手、エディット・ピアフの伝記映画。

原題「La Môme」、

英題の「LA VIE EN ROSE」は、ピアフの持ち歌「バラ色の人生」の意。

 家庭に恵まれず極貧の人生を送った幼少のころから、

歌に目覚め、成功を収めるまでの物語と、

病に侵された晩年(晩年といっても40歳代後半だ)が

交互に描かれる。

 特筆すべきはピアフを演じたマリオン・コティヤール。

青春時代から晩年までを演じているが、

歌に取付かれたように鬼気迫る晩年のピアフの

演技はすさまじかった。

 これが「プロヴァンスの贈り物」(2006年、米)で、

主人公を魅了する美女を演じた32歳の女優とは

とても思えない。

 女優魂を見た思いだ。

  「バラ色の人生」、「水に流して」、「愛の賛歌」、「パダン」

などを歌うシーンも素晴らしいが、

少女時代のピアフが芸をやってみろと言われて

群衆の前で「ラ・マルセイエーズ」を歌うシーン、

恋人のボクサーの事故死を聞いて錯乱するシーン、

晩年、ニースの浜辺で女性記者のインタビューに応じるシーン、

そして、「オランピア劇場」で歌っている途中に倒れるシーン

など印象的な場面がたくさんあった。 

    ※

[監][脚]オリビエ・ダアン
[出]マリオン・コティヤール、シルビ・テステュー、
 パスカル・グレゴリー、エマニュエル・セニエ、
 ジャン=ポール・ルーブ、ジェラール・ドパルデュー
[上映時間] 140分

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2007年10月13日 (土曜日)

ファーム アルテヴェルディ

 西新宿3丁目の「東京オペラシティー」の
地下1階にあるレストラン。
2006年12月に開店して以来
小ざっぱりした店内に好感が持て、
一度は行ってみようと思っていたが、
この前の土曜日の昼下がり、ようやく実現した。
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 ランチタイムはビュッフェ形式で1200円。
 「体にやさしい食材で作ったこだわりの料理」が
売り物で、サラダの種類が豊富だ。
 パスタやピザ、チキンにカレーライスもある。
カレーは、いわゆる「家で作ったカレー」だ。
デザートは、フルーツポンチ、プリン、ロールケーキ。
プリンは秀逸。
 ほかに、コーヒーなどソフトドリンクがある。
料理は押しなべて平均的だったが、
男性、女性とも従業員の態度が良い。
 新しい料理が出来るたびに
いちいち知らせに来てくれるし、
空いた皿の片付けなど
動作もきびきびしている。
 何より愛想がある。
当たり前のことのようだが、
最近では珍しい。
     ※
新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティービル B1F
TEL : 03-5333-3101/FAX : 03-5333-3102
11:00-23::00(L.O. 22:00)

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2007年10月12日 (金曜日)

秋映

 職場の同僚の女性からリンゴをもらった。
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 聞き慣れないが、
「秋映」(あきばえ)という品種で、
長野県の農家が「千秋」に「つがる」を掛け合わせ、
完成させたものらしい。
 1993年に品種登録した、
比較的新しいリンゴである。
 アメリカンチェリーのような黒に近い赤色で、
大きさはリンゴとしては普通だ。
「秋映」というから、
今が旬なのだろう。
 食べてみると、
甘みも酸味も中くらいで、
渋みはない。
 噛みごたえがあり、
サクサクして、美味であった。

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2007年10月11日 (木曜日)

本「ちょいデキ!」

 (文春新書591、青野慶久)
        ※
はじめに “北斗神拳”より“太極拳”
1 大企業に溶け込めず、起業へ
2 こんな私でもなんとかやってます
3 Q&A 基礎編
  大きな目標を立てていませんか?
  拡大「解釈」していませんか?
  準備を頑張っていませんか?
  デキる社員はすぐやると思っていませんか?
  裏技は反則だと思っていませんか?
  モチベーションを探していませんか?
  言いたいことを我慢していませんか?
  仕事とプライベートを無理に分けていませんか?
  やりたいことを探していませんか?
  「失敗」を深く考えていませんか?
  自分のことに必死になっていませんか?
4 Q&A 約に立つ実践編
  話すことをあきらめられますか?
  話す「姿勢」で勝負していますか?
  自分をよく見せようとしていませんか?
  難しい質問に答えていませんか?
  つくり笑顔ができますか?
  誰とでも仲良くなろうとしていませんか?
  「絶対」という言葉を使っていませんか?
  メールで顔文字を使ってますか?
  足で情報を稼いでいますか?
  ものを覚えようとしていませんか?
  怒られたら降伏できますか?
  悪口に対抗していませんか?
  苦手な相手を避けていませんか?
  部下を自由に働かせていませんか?
  集中するための「引き出し」を、持っていますか?
5 Q&A ビジネス情報収集j術編
  読書より経験が大事と思っていませんか?
  本を全部読んでいませんか?
  本を読みっ放しにしていませんか?
  本を自分で選んでいませんか?
  若いビジネスパーソンに薦める5冊
  松下幸之助さんに学ぼう
  新聞のスポーツ欄を飛ばしていませんか?
  苦しんで英語の勉強をしていませんか?
  テレビを見ていますか?
  ネットサーフィンにはまっていませんか?
  グループウェアで情報収集してますか?
  私がはまったアナログ手帳とは?
  名詞を整理してませんか?
  株への投資を敬遠してませんか?
  人脈が何より大事と思っていませんか?
6 健康管理編
  体の弱点から逃げ切れますか?
  風邪をひくのが当たり前と思ってませんか?
  朝、寝坊してませんか?
  夜眠れずに困ってませんか?
  夏バテの対処法を持ってますか?
  残業しないコツ、知っていますか?
  自分の体と会話できてますか?
7 では、現場へ「行ってらっしゃい!」
あとがき
        ※
 松下電工をスピンアウトして
ソフトウェア会社「サイボウズ」を立ち上げた
青野さんが、
そのノウハウを披露した。

 内容は、目次を見れば大体想像がつくと思うが、
 簡単に言えば、肩肘はらずに、メリハリをつけて、
くよくよせず、あきらめない、といったところだろうか。

(2007年9月20日、730円+税)

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2007年10月10日 (水曜日)

「ビッグイシュー」日本版の値上げ

 「ビッグイシュー」といっても
なじみがないかも知れないが、
ホームレス支援のため、
イギリスで創刊された雑誌の日本版である。
 ホームレスが路上で雑誌を売って、
利益を生活費に充てる仕組みだ。
日本版は創刊して4年が経つ。
今までに669人のホームレスが登録し、
2億4090万円の収入を提供したという。
 新宿ではJR新宿駅南口や西口の高層ビル街で
ホームレスの方々が売っている。
 「10月1日号」は、「秋、人生を魅了する本」の特集だ。
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 これまで一冊200円で販売してきたが、
流通経費がかさんでいることから、
「10月15日号」から300円に値上げするという。
 販売するホームレスの取り分も
従来の110円から160円に増加する。
1日25冊売れば4000円の収入になる。
 ちなみに「新宿三井ビルディング」前
の地下道で売っているおじさんから、
「ビッグイシュー」を買うと、
手製の折り紙をおまけにくれる。
お得だ。

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2007年10月 9日 (火曜日)

木久扇&木久蔵のW襲名

 林家きくおが「二つ目」から「真打ち」に

昇進するのに伴い、

木久蔵が息子に名前を譲り、

自らは公募して木久扇となった。

 その落語界初の「W襲名」披露目が

新宿・末広亭で10月上旬行われている。

披露興行は浅草演芸ホールに続き2か所目、

40日間のうち17日目である。

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 日曜日、午後3時過ぎに末広亭に到着すると

午後5時からの開演を前に、

長蛇の列だ。

1階の椅子席は前売りですでに売り切れ、

当日席は1、2階の桟敷席である。

 披露目は「仲入り」後の夜7時から始まった。

舞台に上がったのは下手から、

司会の春風亭勢朝、春風亭小朝、

主役の林家木久蔵、林家木久扇、

橘家円蔵、鈴々舎馬風の6人である。

 木久扇、木久蔵とも神妙な顔つきだ。

小朝、円蔵、馬風が口上を述べる。

「木久蔵は芸はまだまだだが、誰からも好かれる人柄で、

将来に期待がもてる」という趣旨のことを

3人が次々に言う。

そして馬風の3本締めで、襲名を祝う。

 噺の方は、木久扇が、師匠林家正蔵(8代目)の思い出話。爆笑である。

トリを務めた木久蔵は「火焔太鼓」。随所に工夫したギャグを入れ、

好感の持てる話しぶりだった。 

 がんばれ、木久蔵。

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2007年10月 8日 (月曜日)

映画「パンズ・ラビリンス」(2006年、墨・西・米)

 ★★★★☆

 スペインの内戦下、

14歳の少女が、妖精に導かれ3つの試練に挑戦する物語。

ただし予定調和的な子供向けファンタジーではない

(拷問のシーンなど残酷な場面があり、「PG-12」指定だ)。

 原題は「El laberinto del fauno」、英題は「Pan's Labyrinth」。

「パン」はギリシャ神話の牧羊神。

 物語は、少女が母親とともに、

スペイン独裁政権軍の要塞に向かうところから始まる。

そこには母親の再婚相手である

冷酷無比な大尉が待っている。

大尉は村人やレジスタンスの兵士を

容赦なく殺していく。

 母親は大尉の子供を宿しており、

多感な少女は、そのことにやりきれなさを覚える。

 そうした中、妖精や牧羊神が現れる。

 少女は地下王国の王女だと牧羊神から知らされ、

王国に戻るには3つの試練を受けなければ

ならないと言い渡される。

 しかし、最後の試練は少女にとって

絶対拒否しなければならないものだった。

地下王国は現実から逃れたい少女の幻想か、

それとも実在するのか。

 果たして、少女は幸せになったのか、否か・・・

そうした余韻を持って映画は終わる。

 ラストに流れる音楽も印象的だ。

 実にいい映画だ。

世界各地の映画賞を多数

取っているのもうなずける。

今年本邦で公開された映画には

いい映画が多い。

   ※
[監][プ][脚]ギレルモ・デル・トロ
[プ]アルフォンソ・キュアロンほか
[出]セルジ・ロペス、マリベル・ベルドゥ、
  イバナ・バケロ、ダグ・ジョーンズ
[上映時間] 119分

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2007年10月 7日 (日曜日)

チェゴヤ

 休日の昼下がり、

靖国通りの「新宿5丁目東」交差点付近で

女の子が愛想を振りまきながらチラシを配っていた。

 「三光衣料」の跡地に出来た雑居ビル2階の

韓国料理屋「チェゴヤ」のチラシだ。

チラシを持参すれば料理が10%引きとある。

 早速外階段を昇って店に入ってみる。

「チェゴヤ」は、あちこちに店舗があるチェーン店だが、

入るのはこれが初めてだ。

 休日にもかかわらず、ほぼ満員である。

ランチメニューの「ビビンバ定食」を頼む。

スープ、キムチ、小皿、ご飯などがついて

結構なボリュームだ。これで1000円強。

 味は、少々塩辛い。

食事を済ませレジに行くと、

「割引券はランチタイムには使えない」とのことであった。

よくチラシを見ると、

なるほど、小さい文字でその旨の注意書きがある。

 「チェゴヤ」とは韓国語で「最高だ」という意味らしい。

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2007年10月 6日 (土曜日)

本「日本人の精神と資本主義の倫理」

 (幻冬舎新書058、波頭亮、茂木健一郎

      ※
まえがき 自分の内なる鏡を磨くために
1 「大衆というバケモノ」が野に放たれた
2 個性とテレビメディア
3 資本主義を生き抜くためのビジョンと総合知
4 格差を超えて
あとがきに代えての感想
      ※
 表題から、一見、経営論の本にも見えるが、
日本の文化、文明、社会に対する批評をテーマとした
脳科学者の茂木健一郎さんと
経営コンサルタントの波頭亮さんの対談集である。
 対談の中でもテレビ批判、とりわけ
ワイドショーやバラエティショーなどの番組作りを
支配している「大衆情緒至上主義」に対する批判は痛快である。
 テレビに出演する機会の多い茂木さんは
テレビ出演の際、「本当のことを言う、あるいは鎧を見せる」
ことを意識するという。
 波頭さんも「予定調和なコメントよりも、反常識的な解釈や、
情緒論を切って捨てる現実論」を述べるようにするそうだ。
 民放よりもNHKの方が、ストレートに発言できるという、
波頭さんの指摘ももっともだ。
 底流に流れているのは、
現代の日本人のメンタリティーに問題があるという認識である。
「たとえ少数派でも、必ずしもお金にはならなくても、
価値あるものは価値あるものとして育てていく気概」(茂木さん)
が大事だというの言葉が心に残った。
(720円+税、2007年9月30日)

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2007年10月 5日 (金曜日)

新宿の地下街が大変なことになっている

 2008年6月の東京メトロ副都心線の開業を前に、
地下街の工事が急ピッチで進んでいる。
 副都心線の「新宿3丁目」駅設置に伴う地下通路は、
南の「高島屋新宿店」から北の「花園神社」までの
約800メートルもある。
 丸ノ内線の「新宿3丁目」駅と「新宿」駅の間が
約300メートルだから、
すごい長さに思える。
 この区間のビルや交差点に、
地上と結ぶ出入り口がいくつも出来るのだろう。
 「表参道」駅のような「エキチカ」施設が
出来てくれるといいのだが、
いまのところ東京メトロからのアナウンスはないようだ。

 一方、JRは、この通路とJR「新宿」駅南口の間を結ぶ
地下通路を建設している。
 JR駅の南口から新宿3丁目まで
雨や雪の日でも濡れないで行くことができるようになる。

 最大の焦点は、
靖国通りの地下にある商店街「サブナード」の東への延伸だ。
現在は、西端はJRの大ガードの下あたりから
東端は新宿区役所の前あたりまでだが、
延伸が実現して副都心線の地下通路との接続が出来ると、
西武新宿線の「新宿」駅と東京メトロの「新宿3丁目」駅
の間のアクセスが格段と便利になる。
 都議会や新宿区議会では延伸の要望も出ているようだが、
どこが建設費を負担するかという問題が出てくる。
靖国通りは都道なので、東京都が主体となるのだろうが、
巨額の費用を捻出できるのか。
 「サブナード」を建設した当初は、公共駐車場の整備
という理由で各種補助金も出たようだが、
今は難しいだろう。
 新宿の地下街はどういう方向に進むのか。
注視していきたい。
 

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2007年10月 4日 (木曜日)

付箋

本を読んでいて

重要だと思われる箇所や

覚えておきたいフレーズに

マークをつけたい時、

付箋を使うのが便利だ。

 一般的な付箋だと

どうも大きすぎて

本が読みにくくなる。

 

 どうしたものかと思っていたところ、

作家の日垣隆さんが

住友スリーエムのポストイット「スリム見出し(ミニ)」(715RP-K)

を勧めていた。

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 25ミリ×7・5ミリ。これなら、

かさばらないし、

見た目もすっきりしていて

具合がいい。

 5色カラーの100枚×10個セット

(色は青、黄、緑、赤の4色)が

世界堂で200円強だった。

大きめの文房具店なら

どこでも売っていると思う。

 欠点はというと

不器用なわしには

やや扱いにくいということだが、

それはしょうがない。

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2007年10月 3日 (水曜日)

本「スタバではグランデを買え!」

 ダイヤモンド社、吉本佳生

         ※ 

      

はじめに 同じモノがちがう価格、ちがうモノが同じ価格

    1  ペットボトルのお茶はコンビニとスーパーのどちらで買うべきか?

      裁定と取引コストが価格差を縮めたり広げたりする

    2   テレビやデジカメの価格がだんだん安くなるのはなぜか?

      規模の経済性が家電製品の価格を下げる

    3  大ヒット映画のDVD価格がどんどん下がるのはなぜか?

      企業は、高くても買う消費者にはできるだけ高く売ろうとする

    4  携帯電話の料金はなぜ、やたらに複雑なのか?

      携帯電話会社はいろいろな方法で消費者を選別する

    5  スターバックスではどのサイズのコーヒーを買うべきか?

      取引コストの節約は、店と消費者の両方に利益をもたらす

    6   100円ショップの安さの秘密は何か?

      ときには、追加コストが価格を決める

    7  経済格差が、現実にはなかなか是正できないのはなぜか?

      所得よりも資産の格差のほうが大きな問題である

    8  子供の医療費の無料化は、本当に子育て支援になるか?

    安易に政府に頼る国民は、結局は大きなツケを負わされる

終章 身近な話題のケース・スタディ

付加価値に分解して考える

意外にも、日本が石油製品の輸出を増やしているのはなぜか?

 1 牛肉を、ステーキ店と焼肉屋のどちらで食べるか?

 2 家具の組み立てと運送は、どちらを先にすべきか?

 3 子供を持つ親が喜ぶサービスとは?

 4 携帯電話料金の話【Part 2】

 5 アジア製の安い邦楽CDは、本当に日本の音楽文化の敵だったのか?

おわりに 他人と同じだから得なこと、ちがうから得なこと

           ※

  著者の吉本佳生さんは、

豊富な例を使って、経済学的な思考法を

しろうとにも分かりやすく伝える名手である。

 表題にもなっているスタバの例では、

Sサイズの2倍の量が飲めるGサイズは、

Sサイズより100円高いだけだが、

店にとってはSサイズを売るよりGサイズを売った方が儲かる

仕組みを解き明かしている。

しかも、店だけでなく、客にとってもGサイズ

を注文した方が得なのだ。

 目次をみてもらえば分かるが、

このような興味深い例が盛りだくさんだ。

 著者の本には「金融広告を読め」、

「ニュースと円相場から学ぶ使える経済学入門」

などがあるが、どれもためになる。

 (2007年9月13日、1600円+税)

 

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2007年10月 2日 (火曜日)

「北京バイオリン」終了

 NHKのBS2で放映していた
連続ドラマ「北京バイオリン」が9月一杯で終了した。
以前にも書いたが
チェン・カイコー監督の映画「北京ヴァイオリン」(2002年、中国)を、
24回のドラマにアレンジしたものだ。
 大雑把なストーリーは映画版を踏襲しているものの、
映画版とはまったく別の作品といってもいい。

 大体、主人公のシャオチュンが13歳の設定にしては
ふけすぎている。
映画版のシャオチュンに比べて、
バイオリンの腕もたいしたことはない。
 なによりもドラマを奇怪なものにしているのは、
登場人物のキャラクターだ。
 出てくる人物が全員エキセントリックで
常識では考えられない行動に出る。

 シャオチュンは、バイオリンを止め、
歌手になるため韓国にダンス留学に行くとまで言い出す。

 それじゃあ「北京バイオリン」にならないだろうが。

 ドラマの最終回も、
父親と昔の恋人が再会する場面で終わる。
これは父と子の絆を描いた物語では
なかったのか。

 中国という国は
「北京ヴァイオリン」という名作を生む一方、
「北京バイオリン」という珍作も生み出した。
奥が深い国である。

 「北京バイオリン」は10月6日の夜
から総合テレビで再放送するそうである。

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2007年10月 1日 (月曜日)

映画「パーフェクト・ストレンジャー」(2007年、米)

      ★★★☆☆

 「ラスト7分11秒ーー絶対あなたは騙される」

という惹句に惹かれた。

 原題は「PERFECT STRANGER 」。

邦題はそのまんまだ。

 ハル・ベリー扮する女性新聞記者が主人公で、

その幼なじみの女性が殺される。

幼なじみとインターネットを通じて

関係のあった富豪(ブルース・ウィリス)が

容疑者として浮上する。

 女性記者は証拠を突き止めようと、

富豪の会社に派遣社員として

潜り込む。

 この絶対に怪しい富豪に加えて

中盤から、女性記者の身近にいる

あの男も怪しくなり、

富豪の秘書の大女も不気味なイイ味出しまくりだ。

そして・・・・・・・

ラストでいきなりアイツが犯人だと分かる。

 しかしこの結末はちょっとルール違反かな、と。

 被害者が生前、女性記者に言っていた言葉や、

カットバックでわずかに語られる

女性記者のいまわしい過去が

伏線になってはいるのだが。

 おっさんにしてみれば、

大女にもっと大暴れしてもらいたかった。

 ブルース・ウィリスの好色親父ぶりが

面白かった。

       ※

[監]ジェームズ・フォーリー
[脚]トッド・コマーニキ
[出]ハル・ベリー、ブルース・ウィリス、
  ジョバンニ・リビシ、ゲーリー・ドゥーダン
[上映時間] 110分

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