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2007年10月15日 (月曜日)

本「老いてゆくアジア 反映の構図が変るとき」

 (中公新書1914、大泉啓一郎)

       ※

はじめに

1 アジアで進む少子高齢化

   世界人口とアジア

   アジアにおける出生率低下の背景

   高齢化地域としてのアジア

2 経済発展を支えた人口ボーナス

   「東アジアの奇跡」はなぜ生じたか

   人口ボーナスとは何か

   アジア各国は人口ボーナスの効果を享受できたか

3 ポスト人口ボーナスの衝撃

   人口ボーナスから高齢化へ

   高齢化による成長要素の変化

   中国、ASEAN4の高成長の壁

   ベビーブーム世代の生産性

   ベトナムとインドの参入

4 アジアの高齢者を誰が養うか

   アジアの社会保障制度

   社会保障制度の課題

   開発途上国が直面する困難

5 地域福祉と東アジア共同体

   福祉国家から福祉社会へ

   日本の地域福祉の取り組みと教訓

   真の東アジア共同体形成に向けて

あとがき

       ※

 日本の「少子高齢化」が問題になって久しいが、

もうちょっとマクロ的にみると、

アジアでも「少子高齢化」が進むのだ。

先進国では「少子化」、

開発途上国では「人口爆発」という

図式が未来永劫通じると思っていたが、

事実はそうではないらしい。

20世紀後半のアジアの「奇跡の成長」は、

出生率が下がって「生産年齢人口」が急速に

増加して起こった「人口ボーナス」とも

いえる状況によるものであり、

永続的にそのような好条件が続くわけではない。

 高齢化に伴い成長率は低下し

さまざまな問題がアジア全体を襲う。

 一足早く高齢化を経験した日本が

そのノウハウをアジアの問題解決に、

生かすことが出来ればよいが、

今の日本を見ると残念ながら

はなはだ心もとない。 

 (760円+税、2007年9月25日)

   

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