« 花園神社の見世物小屋(中編) | トップページ | 本「ウェブ時代をゆく」 »

2007年11月26日 (月曜日)

花園神社の見世物小屋(後編)

 (中編より続く)

 「さあて小雪大夫に続くのは

当小屋一のベテラン、山形から来たお峰さんの登場」

 白い着物のお峰さんは、

ショートカットで60歳くらいの女性だ。

怪しい雰囲気を醸し出している。

 お峰さんは、10本くらいのろうそくの束に

火をつけ、舌に垂らす。

SMチックな芸だ。

吸った息を溜め込んで、突然口から火を噴いた。

騒然とする客席。

口にガソリンでも含ませていたのだろうか。

 舞台は、変わって魔術ショー。

箱に入ったお峰さんが、別の女性と入れ替わる。

よくあるマジックだ。

 蛇がガラスを通り抜けるという手品もあった。

 そして再び一座のスター、

お峰さんを慕って

山形から来たという小雪ちゃんの登場だ。

鎖を取り出すと、おもむろに鼻に入れる。

その鎖を口から出し、鼻から口へ、

自由自在に出したり入れたり。

美人とコミカルな珍芸、

その落差が妙におかしい。

 最後には、鼻から口に通した鎖で

籠を吊り上げていた。

あっぱれだ。

なにか仕掛けがあるのだろうが、

さっぱりわからなかった。

 そのほか、4匹の犬の芸。

西原理恵子に「クソ犬」と酷評されたそうで、

芸はあまりうまくなかったが、愛嬌があった。

 双頭の子牛と称するミイラのようなものや、

Pb230014

人間の大人を20分で絞め殺すという

本物のインドの大蛇(今はワシントン条約で輸入禁止だそうだ)

なども見せられた。

 突っ込みどころも多く、

40分間退屈することなく楽しめた。

これで、大人800円、小人500円、幼児300円は安い。

 運が良ければ、財布に入れると金がたまるという

幸運を呼ぶ蛇の脱皮した皮ももらえる。

Pb230012

 今年はもう終わってしまったが、

来年11月の「酉の日」には是非新宿5丁目の花園神社へ。

話のタネになること請負だ、お客さん。

|

« 花園神社の見世物小屋(中編) | トップページ | 本「ウェブ時代をゆく」 »

新宿」カテゴリの記事

コメント

わはは。見てきたんですね。小雪さんの芸を何年か前まではお峰さんがやってたんですよね。そおいえば、蛇を鼻に通してたのはお峰さんじゃなくてハルちゃん(お峰さんに輪をかけた老婆)だったかも。でも昨年の段階でいなかったような・・?あれを1日5~6回はやってるのかと思うと改めてすげーなぁ。

投稿: ぴぴ | 2007年11月26日 (月曜日) 17時47分

>ぴぴ様
 ぴぴさんのコメントに刺激され見てまいりました。
今年もハルさんはいなかったようです。
小雪さんは、蛇ではなく鎖を鼻に通していました。
 それにしても、11月の酉の日以外、
彼女たちはなにをやっているのか。
一座に女性がほとんどなのはなぜか。
なぜ山形出身者が多いのか。
謎は深まるばかりです。

投稿: 富久亭 | 2007年11月26日 (月曜日) 19時53分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/215034/17169254

この記事へのトラックバック一覧です: 花園神社の見世物小屋(後編):

« 花園神社の見世物小屋(中編) | トップページ | 本「ウェブ時代をゆく」 »