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2008年1月の32件の記事

2008年1月31日 (木曜日)

「ペンネのゴルゴンゾーラクリーム」と「鶏肉の田舎煮南イタリア風」

 今年初めてのイタリア料理教室だ。

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定番メニューのゴルゴンゾーラクリームソースと

「プーリア風煮込み」とも呼ばれる田舎煮を作る。

▽ペンネのゴルゴンゾーラクリーム([c]2007津波義弘)

●材料(4人分)

ペンネ                    240g 
ゴルゴンゾーラ       1個 
生クリーム              200cc 
クルミ(ローストする) 適宜 
タマネギ(みじん切り) 1/4個 
パルメザンチーズ     大さじ1 
オリーブ油             適宜 
塩、胡椒               適宜 

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●作り方
1  タマネギはみじん切りにして、

  うっすら透き通るくらいに炒め、

  ブランデーでフランべし、

  生クリームを入れてひと煮たちさせる。

  クルミはグリルでローストしておく。

2  ペンネをゆで始めてアルデンテに上る少し手前で

  1のソースにゴルゴンゾーラチーズを溶かし入れて、

  ゆで汁を使って濃度を調節する。

3  アルデンテにゆでたペンネをソースに絡めて

  パルメザンチーズをふり混ぜ、

  皿に盛り付け、砕いたクルミとパセリのみじん切りを散らす。

      ※

▽鶏肉の田舎煮南イタリア風([c]2007津波義弘)

●材料(4人分)

鶏もも肉(8等分に切る)     2枚 
プチトマト(1/2カット)       8個 
ソフリット( タマネギ、ニンジン、セロリ) 大さじ4 
小麦粉               適宜 
押し麦               大さじ4 
ミックス豆             1缶 
ベイリーフ             1/2枚 
鶏がらスープの素        大さじ1 
オリーブ油            適宜 
水                  1.5カップ 
パルメザンチーズ        大さじ2 
塩、胡椒              適宜 
白ワイン              1/2カップ

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●作り方

1 タマネギ、ニンジン、セロリをみじん切りにしソフリットを作る。

  鶏もも肉は8等分に切り、軽く塩、胡椒して小麦粉をまぶし、

  フライパンで狐色に焼く。

  一緒にプチトマトも切り口に小麦粉をまぶしてサッと焼きます。

2  フライパンから鶏肉とプチトマトを取り除きソフリットを炒める。

 油がまわり野菜の香りがしてきたら鶏肉をもどして

 白ワインを入れて蓋をして蒸します。

3  2に押し麦、ミックス豆、ベイリーフ、水を加えて

 ひと煮たちしたら鶏がらスープの素を加えて

 15分くらい煮込む。

4  押し麦が煮えたら、火を止めて

  パルメザンチーズ、塩胡椒で味を調えて

  プチトマトを混ぜて出来上がり。

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2008年1月30日 (水曜日)

本「ゾウの時間 ネズミの時間ーサイズの生物学」

 (中公新書、本川達雄
        ※
1 動物のサイズと時間
2 サイズと進化
3 サイズとエネルギー消費量
4 食事量・生息密度・行動圏
5 走る・飛ぶ・泳ぐ
6 なぜ車輪動物がいないのか
7 小さな泳ぎ手
8 呼吸系や循環系はなぜ必要か
9 器官のサイズ
10時間と空間
11細胞のサイズと生物の建築法
12昆虫ーー小サイズの達人
13動かない動物たち
14棘皮動物ーーちょっとだけ動く動物
あとがき
付録
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 本棚を整理していて見つけたので、

読み返してみたが、やはり名著だ。

 地球上には数え切れない種類の動物が暮らしている。

ゾウはゆったりと歩き、ネズミはちょこまか走り回る。

まったく共通点のないように見える動物たちだが、

動物のサイズとその動物の生きる時間には

「時間は体重の4分の1乗に比例する」

という簡単な法則がある。

 つまり大きな動物ほど何をするのにも時間がかかるのだ。

ネズミは数年しか生きないが、ゾウの寿命は百年ある。

性的に成熟するのも、息をする間隔も、

この法則にしたがっているのだという。

 一方で、どんな動物も一生の間に

心臓が鼓動する回数は20億回と決まっている。

鼓動を時計と考えれば、ゾウもネズミも、

物理的な寿命には大きな差があるが、

それぞれの感覚では同じ時間だけ

生きるということにもなりそうだ。

 この本には、生物に関する考察がいっぱい詰まっている。

単に知識を羅列しているのではなく、なぜそうなるのか、

観察や実験の結果から、理論だてて説明している。

推理小説を読むような面白さだ。

 車輪は、人間が発明した便利な道具だが、

進化の過程で車輪をもった生き物が登場しなかった

理由の説明には、思わず膝を打った。

(1992年、680円+税)

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2008年1月29日 (火曜日)

店員顔

 いったい世の中に「店員顔」というものは存在するものだろうか。

存在するとして、
それは果たしてわしのことであろうか。
そう思える出来事が最近あった。
 B家電量販店で、年のころなら25歳前後と
思われる見知らぬ女性に
声をかけられた。
 「このラジカセ、MDも使えますか?」
はて、面妖な。
見ず知らずのおっさんに、かようなことを尋ねるとは。
明らかに店員と間違えておる。
しかし、せっかくのお尋ねであるから、
これは買わないほうがいいなどと
懇切丁寧なアドバイスをしておいた。
この店では、店員と間違えられるのは3度目である。
前回と前々回は、一昨年、パソコン売り場で
あんちゃんに「ウインドウズ ビスタ」
のことなどを聞かれた。
 この店特有のことではない。
勤め先の近くのK書店でも、
50歳がらみの紳士らに
2度ほど本の売り場を尋ねられた。
 わしにモノを聞いた人は、
性別、年齢、身なりも様々で、
共通点がまったくない。
わしをからかっている風でもなく、
呆けているようでもない。
まじめに店員だと思っているようだ。
 共通点といえば、
いずれも冬であり、
わしの格好は
白いシャツ、ネクタイ、濃いグレーのベスト、
それにベストからIDカードを吊るしている
ストラップが見えていたことである。
 しかし、ベストが家電量販店の制服の定番だとしても、
制服とわしのベストは明らかに違うだろうが。
 予想以上に世の中にあわてものが多いのか、
それともわしがいかにも「店員顔」なのか、
判断をつけかねておる。

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2008年1月28日 (月曜日)

ガーデンラウンジ@ホテルニューオータニ

 本館と新館の中間あたりにある

ガーデンラウンジは、

400年余りの歴史ある1万坪の日本庭園を見下ろす特等席だ。

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 ランチタイムには、

3300円で、

「サンドウィッチ&スイ-ツビュッフェ」をやっている。

チキンボロナとチェダーチーズ、

ツナとレッドキャベツコールスロー、

ハムとエッグマヨネーズ、カツサンドなど普通のサンドウイッチから、

北京ダック風ベジタブルとエッグなどの

ラップサンドウイッチ、

「天むすロール」といった変わり種まで20種類以上。

 デザートも

各種ケーキやゼリーなど。

 ピラフやパスタ、スープもある。

 午後になると日差しの関係からブラインドを下ろすので、

行くなら早い方がよいかも。

       ※

千代田区紀尾井町4-1

03-5226-0246

11:30~14:00
(土日祝は~14:30)

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2008年1月27日 (日曜日)

映画「Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!」(2007年、英)

  ★★★★☆

「Bean」(1997年、英)から10年ぶりのRowan Atkinson主演のコメディ。

原題は「Mr. Bean's Holiday 」。 

 教会のくじで、カンヌ旅行と200ユーロ、それにSONY製ハンディカム

(これが全編にわたって重要な役割を果たす)が当たったBean氏、

喜び勇んでユーロスターに乗り込む。

Bean氏は「ウイ」、「ノン」、それになぜか「グラシアス」と外国語も話すが、

例のごとく、どこへ行っても周囲の人に迷惑のかけどおしだ。

パリのリヨン駅のレストランで隣り合わせた

上品なマダムはカキを大量にバックに入れられ、

TGVに乗り込もうとしていたカンヌ映画祭の審査員と

その息子Stepan(Max Baldry)は親子離れ離れにされる。

 責任を感じたBean氏はStepanと2人で、カンヌを目指す。

途中で知り合った女優の卵Sabine(Emma de Caunes)も加わり、

道中はにぎやかになる。

南フランスの田園風景がきれいだ。

 やっとのことでカンヌに着くと、

Sabineがチョイ役で出ている映画が始まっていたーー。

 クライマックスに向けて大きな仕掛けが用意されており、

思わず手に汗握ってしまった。

ハッピーエンドの後、

Bean氏が、交通量の多い道路を、

車の屋根伝いに上手に横切り、

劇場から地中海へと向かう。

そして出演者が名曲「ラ メール」の大合唱。

感動した。

「Mr.ビーン」を観て感動するとは。

 「みゆき座」にて。 

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[監]スティーブ・ベンデラック
[案][総]サイモン・マックバーニー
[出]ローワン・アトキンソン、エマ・ドゥ・コーヌ、
 マックス・ボルドリー、ウィレム・デフォー
[上映時間] 89分

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2008年1月26日 (土曜日)

本「こんなに使える経済学 -肥満から出世まで」

 (ちくま新書701、大竹文雄編

        ※

              

序 「経済学は役立たず」は本当か

1 なぜあなたは太り、あの人はやせるのか

2 教師の質はなぜ低下したのか

3 セット販売商品はお買い得か

4 銀行はなぜ担保を取るのか

5 お金の節約が効率を悪化させる

6 解雇規制は労働者を守ったのか

あとがき

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 大阪大学社会科学研究所の経済学者たちが

「週刊エコノミスト」に連載したものをまとめた。

 既存の経済学は人間の合理的な行動を前提にしてきた。

だが、

      

規制をすべきかすべきでないのかというのは、

人間の非合理性をどう考えるかでずいぶん変ってくる。

伝統的な経済学は、市場がうまく機能しないときを除いて、

そういうおせっかいは一切すべきではない、と考えていた。

ところが、非合理的なことをしてしまう人間行動を考慮すると、

おせっかいなことをした方が、よいかもしれない。

どういうときにどんなおせっかいをすればよいのかということを考えることが、

これからの経済学の中心になっていくのではないだろうか

と現代の経済学は非合理的な人間の行動にも

光を当てるようだ。

「美男美女への賃金優遇は非合理か」

「相続争いはなぜ起きる」

など心理学と経済学の両面からの分析が面白い。

(680円+税、2008年1月10日)

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2008年1月25日 (金曜日)

Jacqueline du Pre

 イギリスのチェロ奏者Jacqueline du Preの

CD「EMI完全録音集(17枚組)」を手に入れた。

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輸入盤で1万円前後で買えた。

1枚当たりにすると5、6百円である。

 Jacquelineは16歳でデビューした後、

1971年に体の変調に気づき、

1982年に42歳で死去した。

運動神経などに障害が起る多発性硬化症だった。

チェリストとしてのJacquelineの活動は

28歳までの12間という短いものであったが、

天才の名を欲しいままに活躍し、

この全集には、名演といわれるエルガーのチェロ協奏曲・ホ短調Op.85や、

ショパン最後の楽曲となったチェロソナタ・ト短調Op.65

も収められている。

 彼女の悲劇的な運命を思いながらCDを聞くと、

感動もひとしおだ。

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2008年1月24日 (木曜日)

加湿器

  ペットボトルを(300ミリ・リットル)を利用する

スチーム式の加湿器を使って2シーズン目になる。

 おととし、新宿通りの「さくらや」家電館の閉店セールで

2000円前後で投売りしていたのを買ったものだ。

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 2台購入した内、1台はカビが発生して、

1シーズン使っただけでダメになってしまったが、

もう1台は今もけなげに蒸気を吐いている。

 同じご町内に住む「怪鳥ぴぴ」さんのブログ

加湿器購入の顛末が書いてある。

家電店店員から

「加湿器は、どんなに高級なものを買っても

カビが生えたら終わり」

とアドバイスされたそうだ。

もっともな指摘だ。

エコロジーには逆行するが、

加湿器は使い捨てと割り切るべきか。

ぴぴさんが購入したという

ヴィックスの加湿器も価格5000円と、

コストパフォーマンスはよさそうだ。

 次期加湿器として検討に値しよう。

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2008年1月23日 (水曜日)

松床のこと

「松床」は新宿1丁目にある床屋である。

花園小学校近くのマンションの1階、
しゃれたイタリアンレストランの隣にある。
 経営者が松井さんだから「松床」というのだそうだ。
 頭を刈ってもらっているとき、
理髪師とおしゃべりする客も多いようで、
理髪師には近所の様々な情報が持ち込まれるそうだ。
 どこどこに土地を売りたがっている人がいる、
手ごろな物件を探している人がいる、
といった話を結びつけて、
実際に取引が成立したケースもあるらしい。
もちろん不動産屋ではないから
仲介料などは取らない。
 一番多い情報は、グルメ情報だという。
「松床」は、一種の地域情報ハブとして
機能しているようだ。
落語の「浮世床」の世界だ。
理髪師は話題が豊富でなければならないとつくづく思う。
 床屋といえば、大概ラジオで競馬中継を流しているものだが、
ここはクラシック音楽をかけている。
 ひげを剃ってもらいながら、
ついうとうとしてしまうのである。
たっぷり1時間かけて調髪してもらい、
料金は2900円と安い。 

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2008年1月22日 (火曜日)

本「地頭力を鍛える 問題解決に活かす『フェルミ推定』」

 (細谷功、東洋経済新報社
      ※
 はじめに
1 「地頭力」とは何か
2 「フェルミ推定」とは何か
3 フェルミ推定でどうやって地頭力を鍛えるか
4 フェルミ推定をビジネスにどう応用するか
5 「結論から考える」仮説思考力
6 「全体から考える」フレームワーク思考力
7 「単純に考える」抽象化思考力
8 地頭力のベース
さらに地頭力を鍛えるために
 おわりに
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 「マーフィーの法則」、「脳トレーニング」ブームの

後に流行るのは、「フェルミ推定」か?

 聞きなれない言葉だが、「フェルミ推定」とは、
「シカゴにピアノの調理師は何人いるか?」とか
「琵琶湖の水は何リットルか?」といった
容易に推定できない物理量の概数を
論理的に推定することだそうだ。
「シカゴの調律師」の例で言うと、
シカゴのピアノの台数、年間の調律の回数といった
より容易に推定できる要素に分解して、その加減乗除により、
答えを推定するのだという。
 ノーベル賞物理学者フェルミが得意だったことから、
「フェルミ推定」の名がついた。
 実際の値に近い答えを出すには、
問題をうまく要素に分解する必要があるが、
そのキーワードは、
「結論から」「全体から」「単純に」だと
筆者は主張する。
 そして、地頭が良いというのは、
「結論から」「全体から」「単純に」
考えられる人だという。
 こういう本を読むと、
ちょっとの間だけ頭が良くなった気がする。
錯覚か。
(1600円+税、2007年12月20日)

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2008年1月21日 (月曜日)

映画「アース」(2007年、独・英)

  ★★★★★

 英BBCと「プラネット・アース」の制作陣が作ったドキュメンタリー。

原題は「Earth」。

 偶然、地軸が23・5度傾いているために四季に恵まれた地球。

北極から赤道、南極へと縦断しながら、

地球上に生息する動物と自然を紹介する。

 冬眠から目覚めたホッキョクグマ、

集団で移動するトナカイ、

水を求めてさまようアフリカゾウ、

オキアミを追って南下するザトウクジラ、

数万羽の大群で、空を自由に飛び回る渡り鳥、

氷の上で暮らすセイウチ。

 これらの動物は母子や大集団で移動する。

オオカミやライオンなどの天敵から

弱い子供を守るためだ。

 しかし襲う側の猛獣にしても、

獲物を得なければ餓死してしまう。

襲うものと襲われるものの攻防。

30頭ものライオンに襲われるアフリカゾウ、

子供を集団でホッキョクグマから守るセイウチ、

全力で逃げるけれどもオオカミに追いつかれてしまうトナカイの子供、

まさに弱肉強食である。

 カメラは動物たちの生態を粘り強く撮ると同時に、

大自然の雄大さも収めた。

 夜が明けない北極の厳しい冬、

凍てつくツンドラに訪れた春の息吹、

豊かな熱帯雨林、

轟音をたて、白い飛沫を飛ばし、流れ落ちる滝、

魔術のように自由自在に変化する南極のオーロラ。

ハイスピードカメラでの時間を圧縮した画面が

大自然の驚異を強調している。

 しかしこれらの営みも永久に続くものではない。

地球の温暖化は、奇跡ともいえる生態系のバランスを崩し始めている。

冒頭と最後に登場したホッキョクグマは

2030年の絶滅が予想されているという。

自然の警告を人類は受け止めなければならない。

これがこの映画のメッセージだ。

 象徴的なことに、

この映画に一人の人間も登場しない。

地球の主役は動物たちと大自然ということなのだろう。

 子供料金を500円にしているためか、

小学校低学年位の子供たちも多く劇場に来ていた。

皆、騒ぎもおしゃべりもせず、

じっと画面を見ていたのが印象的だった。

 「新宿バルト9の8」にて。

       ※

[監][脚]アラステア・フォザーギル、
    マーク・リンフィールド
[製]アリックス・ティドマーシュほか
[脚]デビッド・アッテンボローほか
[音]ジョージ・フェントン
[日本語版の語り]渡辺謙
[上映時間] 98分

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2008年1月20日 (日曜日)

映画「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」(2007年、米)

     ★★★★☆

 ブロードウェイの傑作ミュージカルを、

Tim Burton 監督&Johnny Depp主演のコンビで映画化した。

原題は「Sweeney Todd: The Demon Barber of Fleet Street」。

 19世紀のロンドン。

フリート街で理髪師を営む男(Johnny Dep)が、

悪徳判事(Alan Rickman)の計略にはまり、

妻を奪われ、自らは無実の罪で投獄される。

15年後ようやく自由の身になった男は、

妻が自殺し、一人娘は判事に監禁されていることを知る。

男はSweeney Toddと名前を変え、殺人鬼となる。

床屋で髭をそりにきた客の喉を掻き切り、

1階に落とすと、パイ屋を経営するLovett夫人 (Helena Bonham Carter)が、

死体の肉を利用して、パイを作る。

 やがてチャンスが訪れ、判事に復讐を果たすが、

その後に大きな悲劇が待っていた・・・・・・・

 ユーモアと美しい音楽のおかげで、

凄惨な殺人シーンも、それほど悪趣味と感じない。

家族3人で幸せに過ごしていた昔の回想シーンを明るい色彩の映像で、

復讐鬼と化した現在を、明度を落とした映像で表現するなど、

映像も見事だ。

 「新宿バルト9の9」にて。

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[監]ティム・バートン
[総]パトリック・マコーミック
[製][脚]ジョン・ローガン
[出]ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター、
 アラン・リックマン
[上映時間] 117分・R-15

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2008年1月19日 (土曜日)

本「志ん生全席落語事典―CD&DVD691」

  (大和書房、保田武弘

       Sinsyo

 こんな本を待望していた。

何しろ志ん生のCDやDVDは膨大に出ているのだ。

 ややこしいことに、

十八番の『火焔太鼓』は、CDが五十一種類、DVDが二種類出ているが、

これらに使用されている音源は十種類である。『大山詣り』は、十九種類の

CDが発売されたが、全部同じ音

という状態だ。

 本書は、CD、DVDなど691枚の151演目を整理し、

あらすじ、解説をつけた。

 巻末の総覧も充実。

エエ、人間というものは、性分もいろいろでございますな・・・

などと「しゃべり出し」が付いているのが、また泣かせる。

 著者は読売新聞の元編集委員。

志ん生の落語が、いつまでも愛好されているのは、

単に面白いだけではなく、

そこには時代を超越した、

人間の生きざまが描かれているからだと思う

という言葉に同感。

労作だ。

(2300円+税、2008年1月25日)

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2008年1月18日 (金曜日)

エラワン

 新宿3丁目の靖国通りに面した「紀伊国屋ad hocビル」

8階にあるタイ料理の店。

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 昼間は1050円でバイキングをやっている。

辛味、酸味、甘味と様々な味わいを持つタイ料理が15種類前後。

ヤムウンセン(春雨のサラダ)、カーオ・パッ(チャーハン)、

各種カレー、パッタイ(焼きソバ)などや、

サークー・ガティ(タピオカ入りココナツミルク)などのデザートもある。

タイ人らしき客も来ていたので、

味は本格的なのかも。

調度類など店のインテリアもタイ風だ。

   ※

新宿区新宿3-15-11 アドホック新宿ビル8F

03-3341-5127

ランチ  月~金   11:3015:00

     土・日・祝 11:3016:00

ディナー       17:0023:30

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2008年1月17日 (木曜日)

映画「シルク」(2007年、加・伊・日)

     ★★☆☆☆

 蚕を捜しに日本に来たフランス人青年が日本娘に恋をする物語。

原題は「Silk」。

 19世紀のフランス。Hervé Joncour (Michael Pitt )は

Hélène(Keira Knightley)と幸せな新婚生活を送っていたが、

蚕を求めて日本へ旅立つ。

そこで美しい少女(芦名星)に出会い、

帰国してもその少女が忘れられなくなる。

そんなある日、日本語の恋文が届く。

Hervéは日本の少女が送ってきたのだと思い、

ますます少女への思いは募る。

 やがて妻Hélèneが死ぬ。

実は恋文は、Hélèneが日本人のマダム(中谷美紀)に

頼んで書いてもらったものだったという真相を知り、

Hervéは妻の愛の深さにに泣く。

 映像は美しく、坂本龍一の音楽も優雅だ。

そこまではいい。

 が、歴史考証がめちゃくちゃだ。

鎖国の江戸時代に言葉も分からない外国人が単身、

山形・酒田に行けるだろうか。

 役所広司扮する、英語に堪能な養蚕家の武士(?)

のハラ・ジュウベイも変だ。

そんな奴いるか?

大体、土間に掛け軸を掛けるか?

フランスで娼館を経営する中谷美紀も怪しい。

 映像の美しさとストーリーのはちゃめちゃさの

ギャップが大きい珍映画だ。

 「明治安田生命ホール」にて。

 

      Silk

[監]フランソワ・ジラール
[原]アレッサンドロ・バリッコ
[出]マイケル・ピット、キーラ・ナイトレイ、
 役所広司、芦名星、中谷美紀、
 アルフレッド・モリーナ
[上映時間] 109分・PG-12

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2008年1月16日 (水曜日)

米久本店

 浅草「ひさご通り」の牛なべ(すき焼き)の老舗。

浅草寺の近くという場所柄、観光客も多い。