本「文章読本さん江」
※
はじめに
Ⅰ
サムライの帝国
書く人の論理ーー文章読本というジャンル
静かな抗争ーー定番の文章読本を読む
Ⅱ
文章作法の陰謀
正論の迷宮ーー文章読本の内容
階層を生む装置ーー文章読本の形式
修行の現場ーー文章読本の読者
Ⅲ
形式主義の時代ーー明治の作文教育
個性化への道ーー戦前の綴り方教育
豊かさの中でーー戦後の作文教育
Ⅳ
下々の逆襲
スタイルの変容ーー文章読本の沿革
様々なる衣装ーー文章読本の行方
あとがき
追記『文章読本さん江』その後
文豪、名文家が書いた「文章読本」を、
ちょっぴり茶化しながら分析した。
文章を書くとはどういうことかを考えさせる本。
文章読本の「5大心得」、「3大禁忌」、「3大修行法」が面白い。
「5大心得」とは
1 分かりやすく書け
2 短く書け
3 書き出しに気を配れ
4 起承転結にのっとって書け
5 品位を持て
「3大禁忌」とは
1 新奇な語(新語・流行語・外来語など)を使うな
2 紋切り型をつかうな
3 軽薄な表現はするな
「3大修行法」とは
1 名文を読め
2 好きな文章を書き写せ
3 毎日書け
である。しかし、この教え通り書いたら
「文章は正しく退屈なものになる」。
「『正しいこと』と『おもしろいこと』は両立しない」
面白い文章を書くには「文章読本」の教えを破ってみる必要がありそうだ。
文庫化にあたりネット時代の作法を新たに書き下ろした。
1 魅力的な見出しを付けよ
2 改行(1行あきを含む)を多くせよ
3 長いテキストは小見出しをつけて分割せよ
4 漢字を減らせ
5 ここぞという箇所は(文字のサイズや色、罫線などで)目立たせよ
そうか、目立たせるのか。
(780円+税、2007年12月10日)
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 本「越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文 」(2009.06.17)
- 本「東大入試 至高の国語『第二問』 」(2009.06.06)
- 本「ウェブはバカと暇人のもの 現場からのネット敗北宣言」(2009.05.10)
- 本「音楽の捧げもの ルターからバッハへ」(2009.05.06)
- 本「やっぱり楽しいオーディオ生活」(2007.06.30)

















コメント