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2008年1月14日 (月曜日)

本「落語家論」

ちくま文庫、柳家小三治

     ※

文庫版を手にとってくだすったみなさんへ

紅顔の噺家諸君!

ある噺家の構造

あとがき

解説 小沢昭一

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 小三治師匠が、「民族芸能を守る会」の会報に連載したエッセーをまとめた。

大部分が、後輩の噺家に向けて書かれている。

 「セリフは教わったまんまだっていい。ただし、セリフはたとえそのまんまでも、

口調や感情は自分のものでなくては絶対にいけない。絶対にだ」(会話はココロ)

 「君は十年先二十年先にどう受けるようになるかの土地を耕し、

種を蒔いておくことの毎日を過ごしているだろうか。

いいえそのうちにじゃない、

入門して弟子になったその日から始まっているんだ」(誰も助けてくれない)

 「ちなみにオレは自信なんかカケラもない。

劣等感と強迫観念の固まりだよ」(〝熱い〟噺家)

 頑固、気難しいといわれる師匠の

自分に厳しい芸に対する考え方を垣間見た。

 塩に対するこだわりなど食にこだわる姿も興味深い。

 

(724円+税、2007年12月10日)

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