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2008年1月26日 (土曜日)

本「こんなに使える経済学 -肥満から出世まで」

 (ちくま新書701、大竹文雄編

        ※

              

序 「経済学は役立たず」は本当か

1 なぜあなたは太り、あの人はやせるのか

2 教師の質はなぜ低下したのか

3 セット販売商品はお買い得か

4 銀行はなぜ担保を取るのか

5 お金の節約が効率を悪化させる

6 解雇規制は労働者を守ったのか

あとがき

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 大阪大学社会科学研究所の経済学者たちが

「週刊エコノミスト」に連載したものをまとめた。

 既存の経済学は人間の合理的な行動を前提にしてきた。

だが、

      

規制をすべきかすべきでないのかというのは、

人間の非合理性をどう考えるかでずいぶん変ってくる。

伝統的な経済学は、市場がうまく機能しないときを除いて、

そういうおせっかいは一切すべきではない、と考えていた。

ところが、非合理的なことをしてしまう人間行動を考慮すると、

おせっかいなことをした方が、よいかもしれない。

どういうときにどんなおせっかいをすればよいのかということを考えることが、

これからの経済学の中心になっていくのではないだろうか

と現代の経済学は非合理的な人間の行動にも

光を当てるようだ。

「美男美女への賃金優遇は非合理か」

「相続争いはなぜ起きる」

など心理学と経済学の両面からの分析が面白い。

(680円+税、2008年1月10日)

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こんなに使える経済学―肥満から出世まで (ちくま新書 701)を読む。これは自称「経済音痴」の私でも楽しめた。「あなたが太る理由」までわかってしまう。 [続きを読む]

受信: 2008年2月 7日 (木曜日) 00時14分

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