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2008年3月30日 (日曜日)

本「老いて賢くなる脳」

NHK出版、エルコノン・ゴールドバーグ、藤井留美(訳)
はじめに
1 あなたの脳の一日
2 脳の四季
3 脳は老いてこそますます盛んになる
4 知恵は国境を越える
5 パターン・パワー
6 メモリーレーンの冒険
7 いつまでも消えない記憶
8 知恵を生みだすからくり
9 意思決定の最前線
10 未知のこと、旧知のことーー脳の右と左
11 脳の重心移動
12 プロザック号のマゼラン
13 夏の盛り
14 脳は使えば使うほど元気になる
15 パターンを増やすドリル
エピローグ 知恵というごほうび

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著者は、

旧ソ連出身の認知神経学者で、

ニューヨーク大学医学部の教授だ。

 「老いていく脳は、まず全体的に小さくなる。

重量と体積が、10年でおよそ2%減っていくのである

さらに、ニューロンどうしの接続が切れてまばらになり、

シナプスの密度も低くなる。

脳に流れ込む血液が少なくなるので、酸素も減ってくる

白質、灰白質はどちらも加齢の影響を受ける

 年をとることは 脳にとって良くないことばかりなのか。

だが、著者によると希望はあるようだ。

それは、

頭脳を酷使して、知的活動を精力的に

行ってきた人は、脳が『頑丈なよろい』で

武装しているようなもので、

神経の衰退を寄せつけない

「(よろいは)老人になったら自然に身につくような

ものではない。

若いときにいろいろなことを経験し、

問題に直面するたびに頭を使って乗り越えてきた人、

積極的に知力を鍛えてきた人だけに

与えられるごほうびである

頭を使うことが、

脳を痴呆から守ってくれる可能性があるのだ。

希望が沸いてきた。

 興味深かったのは

左脳は、認知活動によって強化されるため、

(右脳より)老化の影響を受けにくい

ということだ。

(2000円+税、2006年10月25日)

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» 老化の問題 1 [セロトニン呼吸法]
「人間は感情から老化する」という本の紹介ブログがありました。 老化は、1前頭葉の老化 2動脈硬化 3セロトニンの減少 の三つで進むという内容なのだそうです。 興味深いので読んでみようと思います。 この三種類は、私が取り組んでいることにつながっているのが興味深いのです。 そこで、読む前にこの三つについてちょっと書いておこうと思います。 1前頭葉の老化 今の脳の生理学者の考えは、前頭葉を活性化させて老化を防げとか、今の子供は前頭葉を使わないから切れやすくなっているということが..... [続きを読む]

受信: 2008年4月10日 (木曜日) 18時10分

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