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2008年4月 4日 (金曜日)

本「記憶と情動の脳科学 『忘れにくい記憶』の作られ方」

 (講談社ブルーバックス、ジェームズ・L・マッガウ、大石高生、久保田競・監訳

はじめに

訳者注

1 記憶の神秘

2 週刊と記憶

3 短期記憶と長期記憶

4 記憶を長持ちさせる

5 忘れにくい瞬間

6 歪曲されるがなくならない記憶

7 メモラビアーーまとめ

監訳者あとがき

参考図書

さくいん

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本書の冒頭にこんなエピソードがある。

中世、文字を持たない社会が

祭りや冠婚葬祭などの儀式を

後世にどうやって伝承したか。

まず「これは」と思う7歳ぐらいの

賢そうな子供を選び、

儀式を正確に観察するように命じる。

その後、その子供を川に投げ込んでしまうのである。

こうすると、記憶は鮮明に焼き付けられ

生涯忘れられないと考えられていたそうだ。

 急激な感情の動きである「情動」が

記憶の鮮明さに結びつくのはなぜか。

本書は、歴史に残るさまざまな実験を紹介しながら、

脳が記憶を作るプロセスを明らかにしている。

 著者は、記憶力向上は

必ずしも良いことではないと主張している。

長い時間のなかでは、取るに足りない

経験の多くは、

忘れてしまうべきなのです

 (980円+税、2006年4月20日)

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