映画作家の発想法
昨夜、西新宿の工学院大で
ヴィジュアリスト、手塚眞さんのお話を聞いた。
手塚治虫の息子である手塚さんは
劇場映画「白痴」(1999年)などを発表している。
手塚さんは、
「映画監督」と「映画作家」の違いについて、
「監督」は大勢スタッフと一緒に作品を
作り上げていくもので、
テクニックがあればできるが、
それに対して「作家」は
一人の人間として
自己の表現を生み出そうとする人、
と定義していた。
映画の演出の基礎については、
1 わからせる
2 効果的に見せる
3 表現する
の3段階あり、
例えばハリウッド映画では、
主人公の気持ちを着ている洋服の色で表すことで、
「効果的に見せる」工夫をしているという。
「表現する」は、
個人的な考え方を取り入れることで、
若い人とかく
「表現する」ことに力を入れるあまり、
「わからせる」、「効果的に見せる」ことが
おろそかになりがちだという。
アイデアの発想法についても
面白い話をうかがった。
手塚さんが「RRPC」と名付けた方法は、
1 Recycle 再利用する
2 Replace 置き換える
3 Paste くっつける
4 Chance Operation 偶然を利用する
の4種類。
アイデアは「運に頼ることが多い」という手塚さんは、
「直感で選ぶことで、勘を磨く」
ようにしているそうである。
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