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2008年6月22日 (日曜日)

お目当ては小三治師匠 末広亭の6月下席

 新宿3丁目の末広亭、

きのうは6月下席の初日だった。

立ち見がでるほど盛況だったのは、

副都心線の効果ではなく、

柳家小三治師匠が夜の部主任を務めるから。

P6240017

お目当ての小三治師匠が登場すると

客席から「待ってました」「たっぷり」の

声がかかる。

名馬ディープインパクトの種付けの話、

昔の九段下は荷馬車が登るのに苦労したという話を導入に、

この日の噺、

上方種で、三代目小さんが東京へ持ってきたという

「馬の田楽」に入る。

重い味噌の荷を馬に積んで

はるばる遠方の酒屋に来た男の噺だ。

酒屋で待たされているうちに

居眠りしてしまう。

そのうち、近所の子供が馬にいたずらして、

驚いた馬は逃げ出して、行方不明になる。

ほうぼう馬を探しているうちに

酔っ払った知り合いに出会い、

馬を見なかったかと尋ねると、

「なに、味噌つけたウマだあ。

はっはっは、おらあこの年になるまでウマの田楽は食ったことがねえ」

というのが落ち。

寄席でこの噺を聞くのは初めてだが、

のんびりした時代の

とぼけた味が

なんともいえずおかしかった。

寄席がはね、

外へ出ると雨は上がっていた。

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» 小三治讃歌 沈黙が快い [梟通信~ホンの戯言]
小三治がトリをやるときは寄席の空気が違う。 昼の部から満員になるのは当たり前だがそれだけではない。 満堂の客は最後の小三治に至るまで、次から次に登場する噺家や漫才、奇術、大神楽、紙きりなどの芸を楽しむ。 それはあたかも別天地に至る道行を楽しんでいるような心持だ。 早く目的地に着きたいという思いもあるけれど途中の景観や珍しい風物をもタップリ楽しんでいきたい。 出演者もいつもと違う。 できるだけ小三治に時間を残そうといつもより短めに切り上げる。 だからと言って手抜きではない。 むし... [続きを読む]

受信: 2008年7月12日 (土曜日) 09時51分

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