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2008年8月17日 (日曜日)

歌舞伎の殿堂で歌舞伎の落語 「志の輔らくご ひとり大劇場」

 きのう、立川志の輔師匠の独演会 

「志の輔らくご ひとり大劇場」を国立劇場・大劇場で観た。

金曜夜、土曜の昼と夜の計3回公演の、

最終回、土曜の夜の部だ。

1600人入るという大劇場は満員だった。

これほど集客力のある落語家は現在十人といないだろう。

一人で3席ということで、

初めはオリジナルの「生まれ変わり」。

居酒屋で急死した男が、

煉獄の係官に「生き返らせてやる」と言われ、

「木に生まれ変わるのがいいか」、「女にもなってみたい」

と悩んだ末、

選んだのは・・・

という噺だ。

まくらに、北京オリンピックとお盆を取り上げていた。

 2席目は大岡裁きの「三方一両損」。

大岡越前が、後世に名を残そうという欲が強い

キャラクターに描かれているのがおかしかった。

 仲入りをはさんで、

3席目は「中村仲蔵」。

歌舞伎の殿堂で歌舞伎の噺である。

仲蔵演じる斧定九郎が花道から登場する場面では、

本物の花道にライトを当てる演出もあって、

実際に忠臣蔵の五段目を見ているような錯覚に陥った。

志の輔師匠の話芸の力だろう。

CDで聞いた三遊亭円生(6代目)の「中村仲蔵」も

名人芸だが、

現役の噺家では最高の「中村仲蔵」ではないか。

帰り際、若い女性が思わず泣いてしまったと話していた。

志の輔師匠は、風邪をひいたのか、

声の調子がベストではないと言っていたが、

充実の2時間半であった。

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» 志の輔落語♪ [ウクレレな毎日♪]
昨日は、高田馬場教室での、ウクレレレッスンを終え、東西線 〜 九段下。 半蔵門線 〜 半蔵門。 国立劇場へ。「 志の輔らくご ひとり大劇場 」 へ。 演題 「 生まれ変わり 」 「 三方一両損 」 「 中村仲蔵 」 久しぶりに、 お腹の底から笑いま....... [続きを読む]

受信: 2008年8月17日 (日曜日) 22時24分

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