« 本「銀齢の果て」 | トップページ | 映画「幸せの1ページ」(2008年、米) »

2008年9月 7日 (日曜日)

映画「落下の王国」(2006年、米)

   ★★★★☆

「The Cell」(2000年)のTarsem Singh監督が撮った映像叙事詩。

現代版「千夜一夜物語」という趣も。

原題は「The Fall 」。

   ◇

 1915年、ロス・アンゼルス。

映画の撮影で足を負傷したスタントマンRoy Walker (Lee Pace)は

入院している病院で、

5歳の女の子Alexandria(Catinca Untaru)に出会う。

Alexandriaも腕の骨折で入院しており、

2人は仲良くなる。

Royは、自分で作った物語を

Alexandriaに語り始める。

それは、横暴なスペインの総督に復讐しようとする

男たちの話だった。

AlexandriaはRoyの話に夢中になり、

毎日話の続きをせがむようになる。

仕事と恋人を失ったRoyの狙いは、

Alexandriaに自殺用の毒薬を盗みださせることだった・・・

      ◇

 インド、バリ、中国、スペイン、ルーマニア・・・

13か所の世界遺産などでロケをしたという映像が美しい。

Royの語る叙事詩も、

地のストーリーも

やや平凡だが、

くらくらするほど幻想的な映像を見るだけでも

この映画の価値はある。

ベートーベンの交響曲第7番が

効果的に使われていたのも印象に残った。

 それにしても

Alexandria役のCatinca Untaruは演技が達者だ。

ルーマニア出身で、

笑顔が愛くるしく、

今後が楽しみだ。

「新宿バルト9」7で。

     Thefall_galleryposter

[監][製][脚]ターセム
[音]クリシュナ・レビ
[衣]石岡瑛子
[出]リー・ペイス、カティンカ・アンタルー、
 ジャスティン・ワデル、ダニエル・カルタジローン
[上映時間]118分

|

« 本「銀齢の果て」 | トップページ | 映画「幸せの1ページ」(2008年、米) »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/215034/42396675

この記事へのトラックバック一覧です: 映画「落下の王国」(2006年、米):

« 本「銀齢の果て」 | トップページ | 映画「幸せの1ページ」(2008年、米) »