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2008年10月16日 (木曜日)

飄々の人、孤高の人

 今週のNHKテレビ「プロフェッショナル 仕事の流儀」は

「笑いの奥に、人生がある 
~ 落語家・柳家小三治 ~」。

小三治師匠に密着した60分だった。

     ◇

「笑わせるものじゃない、

つい笑ってしまうもの、それが芸」

「一年を通じてよくやったと思えるようなことは

一度あるか、ないか」

「お客様は、その人の人柄を聴きに来ている」

「自分が面白い人はいいですけどね。

私は陰気です。そういう自分が好きじゃあない」

「声が出ないときは無理して出さない。

その日できるもので勝負する」

「百五、六十落語を覚えたが、今できるのは三十くらいしかない。

後はいったいどうしたっちゃんでしょうね」

「(なぜ黒の着物をいつも着るのか)

本人が姿を消して、登場人物が生きているように

出てきてくれるといい。それが私の理想です」

「そばの食べ方がうまいからと言って、

うまい落語家とはいえない・・・といわれている」

「(ちょっと落語のセリフをいってみて、といわれ)

ハッキリ言ってそれは無理ですね。

セリフから気持に入っていくんではなくて、

気持からセリフが出ていくものだから」

「(師匠の5代目柳家小さんにこう言われた)

『お前の噺は面白くないな』って・・・

それは酷いんじゃない」

「今日の自分を明日追い越そう、

明日の自分を明後日追い越そうと、

そればかり考えていた」

「一番下から自分を見るってことができないと、

落語はできないなあ・・・・・・・。

病気になってよかった」

「(何で笑いは必要か)ただ、笑っちゃうんじゃない。

笑っている自分ってみんな好きなんじゃない」

「お客さんがああやって私を励ましてくれる。

それがなかったらどうだったんだろう・・・

ただ、ただ、さびしい闘病生活だったろう」

「小さく、小さくという気持ちを持つと、

お客さんの心に入っていける」

「周りから見ると、すごいな、立派だな、プロフェッショナルだな、

と思えても、本人はそんなこと思っていないと思う。

今のことで夢中・・・

それがプロフェッショナルじゃないの」

 珠玉の言葉が山のよう。

小三治師匠、68歳、これからも元気で

頑張ってください。

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