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2008年11月20日 (木曜日)

本「クルマは家電量販店で買え! 価格と生活の経済学」

  (吉本佳生、ダイヤモンド社

     Kurumaha

   2007年に出版された

スタバではグランデを買え! 価格と生活の経済学」の続編。

 前著に続いて今回は

自動車、高級レストランのランチ、

大学の授業料など

生活に密着したモノ・サービスのほか、

二酸化炭素の「排出権取引」も取り上げた。

相変わらず本のタイトルはナンだが、

経済学者の著者が「裁定」「ゲームの理論」といった

経済学の理論を応用して、

ていねいに説明している、まっとうな本だ。

 興味を引いたのは

「将来車の価格は長期的には下がる可能性が大きい」、

「レストランが赤字覚悟で格安のランチを提供している場合でも、

しっかりと利益を確保している場合が多い」というあたり。

 提言として、

「海外から労働者を受け入れないと労働力が不足するなら、

職種・技能などで選別せずに受け入れたほうが良い」、

「国立大学の値上げと、ある適切な政策を組み合わせれば

むしろ、全体的には大学の授業料の大幅な値下げにつなげられるし、

学歴社会の緩和にもつながる」というのも挙げている。

反対意見もいろいろ考えられるが、

これも興味深い議論だ。

(1600円+税、2008年11月7日)

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