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2008年12月の32件の記事

2008年12月31日 (水曜日)

良いお年を

 今年も一年

お付き合いくださいまして

ありがとうございました。

良いお年をお迎えください。

           富久亭

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2008年 印象に残った10本の映画

 今年も、本邦で初公開された映画から、

印象に残ったものを10本選んだ。順不同。

潜水服は蝶の夢を見る(Le Scaphandre et le papillon、2007年、仏・米)

ノーカントリー(No Country for Old Men 、2007年、米)

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(There Will Be Blood、2007年、米)

アクロス・ザ・ユニバース(Across the Universe、2007年、米)

ダークナイト(The Dark Knight、2008年、米)

落下の王国(The Fall 、2006年、米)

おくりびと(2008年、日)

アキレスと亀(2008年、日)

ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢(EVERY LITTLE STEP 、2008年、米)

英国王 給仕人に乾杯!(OBSLUHOVAL JSEM ANGLICKEHO KRALE、2006年、チェコ)

 映画館では、新宿3丁目にシネマコンプレックス「新宿ピカデリー」がオープンする一方、

歌舞伎町の「新宿プラザ」が39年の歴史に幕を閉じた。

         ◇

2007年 印象に残った10本の映画

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2008年12月30日 (火曜日)

映画「アラビアのロレンス」(1962年、英)

     ★★★★★

Sir David Lean監督、Peter O'Toole主演、

アカデミー賞7部門を受賞した

歴史映画の傑作をリバイバル公開した。

1988年に再編集が行われた完全版のニュープリントでの上映。

原題は「Lawrence of Arabia」。

      ◇

 1916年、カイロの英軍基地に勤務する

Thomas Edward Lawrence( Peter O'Toole)は、

オスマントルコからの独立闘争を指揮するFaisal王子(Alec Guinness)と

会見するため、

単身アラビアに渡る。

王子と面会したLawrenceは独立運動への協力を約束し、

50人のアラブ人とともに、

トルコ軍が占拠するアカバへ向かい、奪還に成功する。

その後もLawrenceはトルコ軍への攻撃を続ける。

しかし、トルコから解放されたアラビアは

もはやLawrenceを必要とはせず、

英軍も彼を持て余す。

大佐に昇進したLawrenceは失意のうちにイギリスに帰る・・・・・・

     ◇

 映画館の大スクリーンで見なければならない映画がある。

どこまでも続く砂漠にギラギラ照りつける灼熱の太陽、

幻想のような蜃気楼、すさまじい砂嵐、

そして抜けるような青い空、広い海。

さまざまな顔を見せるアラビアの自然と同じように、

主人公のLawrenceも多面的な人物として描かれている。

部下を思いやる寛容な心の持ち主、

残酷な男、

熱き理想主義者、

冷静な戦略家、

無私の人、

虚栄心や功名心が強い男・・・・・・

映画の冒頭でも人々のLawrenceの評価は様々だ。

Peter O'Tooleの透き通るような眼が、

壮大なテーマ音楽とともに

心に焼きついた。

初公開当時、日本では1年以上のロングラン上演になったという。

名作だ。

「新宿テアトルタイムズスクエア」で。

 Arbi

[監]デビッド・リーン
[脚]ロバート・ボルト
[出]ピーター・オトゥール、アレック・ギネス、
 アンソニー・クイン、ジャック・ホーキンス
[上映時間]227分

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2008年12月29日 (月曜日)

立川志らくのシネマ落語 特別編 vol.2

 今年の笑い納めは

昨日の紀伊国屋ホール、

「立川志らくのシネマ落語 特別編 vol.2」だった。

プログラムは、古典落語の「たいこ腹」と「天災」、

それに映画のストーリーを落語にした

シネマ落語「ゴッドファーザー」だ。

「たいこ腹」では、幇間、一八のよいしょぶりに爆笑、

「天災」では、「アゥ」の八五郎のテンションの高さに腹を抱えた。

「The Godfather」は、いわずと知れた

1972年、Francis Ford Coppola監督の名作中の名作。

シネマ落語の「ゴッドファーザー」は初演から10年以上、

段々進化しているそうだが、

今回は、

「これまでの『ゴッドファーザー』はただ映画のパロディ。

今回は落語チャンチャカチャンです」と

プログラムで志らく師匠は語っている。

ニューヨークを舞台にしたギャング映画を

江戸時代に置き換えて演じるのだが、

「天災」の神学の先生、紅羅坊奈丸がDon Vito Corleone(Marlon Brando)、

「たいこ腹」の一八がDon の三男のMichael Corleone(Al Pacino)

という意表をついた配役、

二男Fredo Corleone(John Cazale)にいたっては与太郎だ。

直前に演じた「たいこ腹」と「天災」は、

「ゴッドファーザー」の壮大な枕だったのだ。

「The Godfather」の約3時間に及ぶ複雑なストーリーを圧縮、再構成し、

大岡越前や西念坊主、らくだ、八五郎、居残り佐平次、紺屋高尾など

オールスター総出演、

さらに古典落語の名シーンをあちこちにまぶした約70分。

その力量には舌を巻いた。

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2008年12月28日 (日曜日)

本「映画論講義」

   (蓮實重彦、東京大学出版会

 映画評論家の蓮實さんが

あちこちで講演した記録を集めた本。

映像を一瞬も止めることのできない映画を見て書いた評論と、

ビデオやDVDで画面を詳細に止めてその情報を詳細にたどりながら

書かれた本は違うと、蓮實さんは言う。

「たんなる資料のアレンジでしかない映画論は、

映画研究でも映画評論でもなく、

文学的な色彩の濃い文献研究の一領域にすぎない」

「映画批評とは本質的に言い換えの試みです。

ある、意味では翻訳といってもよい」

     21dkxsuc5tl

(2600円+税、2008年9月26日)

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2008年12月27日 (土曜日)

堀井の落語家ランキング

 コラムニストの堀井憲一郎さんが、

「週刊文春」(2009年1.1・8号)に

「2008年江戸方落語家ベスト150」を発表している。

立川談志師匠は別格で、

ベスト10は、

1柳家小三治、2立川志の輔、3春風亭小朝、

4柳家権太楼、5春風亭昇太、6立川談春、

7立川志らく、8柳家喬太郎、9、柳家さん喬、

10柳亭市馬ーーの各師匠だ。

ベスト10は衆目の一致するところか。

小三治師匠については

「古典落語のセリフを一切変えずに大爆笑に持ち込む。すごい」

とコメントしている。

あと、わしが好きな落語家は、

12林家たい平、13柳家花録、19三遊亭歌武蔵、

43古今亭志ん五、74立川談四楼、96立川志ら乃ーー

の各師匠となっている。

10位以降は人によって

さまざまな意見があるだろう。

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2008年12月26日 (金曜日)

映画「英国王 給仕人に乾杯!」(2006年、チェコ)

 ★★★★★

 大金持ちを夢見たチェコの給仕の数奇な運命を

描いたドラマ。

原題は「OBSLUHOVAL JSEM ANGLICKEHO KRALE」、

英題は「I Served the King of England 」。

    ◇

 Jan Dite(青年期Ivan Barnev 、老年期Oldrich Kaiser ) は

小柄だが大金持ちになりたいという

大きな夢を持っている青年だ。

駅のソーセージ売りから、

田舎町のレストランの給仕になり、

そこで娼婦と知り合う。

やがて、金持ち相手の豪華な娼館「チホタ荘」、

プラハ一流ホテル、ホテル・パリの給仕となり、

外国の国王から勲章を授かる。

1938年、Hitler Sudetenland侵攻で

Czechoslovakiaはドイツ軍に占領される。

Janは自分と同じように小柄なドイツ人娘

Líza(Julia Jentsch )と結婚する。

Lízaは軍人となり、

外国に従軍した際に、

ユダヤ人らが残した高価な切手を持ち帰る。

Lízaが非業の死を遂げた後、

Janは切手を売り、

「チホタ荘」を手に入れる。

絶頂期も束の間、

共産主義政権下、

Janは財産を没収され、

15年の懲役刑に服する。

出獄したJanは、

ズデーテン地方の山中に行き、

廃屋でビールのジョッキを発見する…

    ◇

 大国に翻弄される小さな国の

小さな男の波乱に富んだ一生を

ユーモアとエロスをちりばめて描いた。

娼館の女性たちもそうだが、

富豪たちが貪り食う料理も

妙にエロチックだ。

Janが青年に期関係する女性は皆、

Janより大柄だが、

結婚相手のLízaだけが

Janより背が低い。

Janは言う。

「幸せとあとには不幸がどんでん返しでくる」

まさに、その通りの人生だ。

出獄したJanは、

廃屋に置いたたくさんの鏡の中に

何を見たのか。

 「シネシャンテ」で。

     Iserve

[監][脚]イジー・メンツェル
[原]ボフミル・フラバル
[出]イバン・バルネフ、オルドジフ・カイゼル、
 ユリア・イェンチ、マリアン・ラブダ
[上映時間]120分

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2008年12月25日 (木曜日)

第九の季節

 「第九」の季節だ。

昨晩、東京芸術劇場で、

読売日本交響楽団の演奏による

Ludwig van Beethoven作曲の交響曲第9番「合唱付き」を聴いた。

日本では、

暮れといえば「第九」、

「第九」といえば暮れだが、

暮れに「第九」のコンサートに行ったのは、

高校生の時の日比谷公会堂での演奏会以来だ。

 4つの楽章のうち

アンケートでもとれば、

第4楽章が一番人気だろうが、

わしは第3楽章が気に入っている。

雲の上にいるような、

または天国にいるような、

清らかで瞑想的なメロディを聴きながら、

今年もいろいろあったなあ、

などと振り返るのも楽しい。

物思いにふけっているのも束の間、

音楽は怒涛の第4楽章に突入し、

回想の時は終わりを告げる。

合唱は新国立劇場合唱団、

メゾ・ソプラノ の林美智子さんも、

新国立劇場オペラ研修所修了生だ。

指揮者はGunter Neuholdさん、

この人も歌劇場での経験が長い。

    ◇

指揮:ギュンター・ノイホルト

ソプラノ : 林 正子
メゾ・ソプラノ : 林 美智子
テノール: 中鉢 聡
バリトン : 宮本 益光
合唱 : 新国立劇場合唱団

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2008年12月24日 (水曜日)

柳家花緑独演会「花緑ごのみ」

 昨晩は新宿の紀伊国屋ホールで

柳家花緑師匠の独演会「花緑ごのみ Vol.25」。

3夜連続の最終日である。

いつもの「紀伊国屋寄席」とは様子が違って、

女性の比率が高い。

それも比較的若い女性が多い。

落語の、というより花緑師匠のファンなのだろう。

パンフレットを読むと、

花緑師匠はこの会を

「ゆるゆると真剣にやる落語会」と位置付けているようだ。

出し物は「蜘蛛駕籠」、「権助提灯」、「御慶」の3席の間に、

ピアノの弾き語りとトークのコーナーである「おぼっちゃまの部屋」があり、

午後6時半から同9時15分ごろまでみっちり。

「蜘蛛駕籠」と「権助提灯」は今回がネタ下ろしだそうだが、

そうは感じさせない完成度の高さだった。

師匠で祖父の先代小さんの十八番だった「御慶」も、

長い噺だが、途中でだれることもなく、

八五郎が「ぎょけー」と絶叫するたびに

会場は大爆笑だった。

帰りぎわに、会場の花束をおすそ分けしてもらったり、

永谷園の「あさげ」をもらったりで、

お得な落語会だった。

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2008年12月23日 (火曜日)

本「超簡単 お金の運用術」

   (山崎元、朝日新書

     Okane

 アメリカ発の金融危機で市場が暴落、

とても投資どころではないという雰囲気にもかかわらず、

書店には幾多の投資本が並んでいる。

証券会社、銀行などの売り手側に立ち、

「1億円儲ける」などと威勢のいいことをうたう本が多い中、

「偽りの金融リテラシー」を批判する

著者のスタンスは好感がもてる。

運用が仕事でも趣味でもない人を対象に、

まず具体的な投資方法の原則(実にシンプルである)を示し、

その後で

どうしてその方法が良いのか

理論を述べる書き方もわかりやすいし、

説得力もある。

多くの企業で導入が進んでいる

確定拠出年金に関する法則も参考になる。

「金儲け」に関するノウハウ本は

この本1冊あれば十分だ。

(700円+税、2008年12月30日)

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2008年12月22日 (月曜日)

映画「地球が静止する日」(2008年、米)

 ★★★☆☆

 1951年にRobert Wiseが監督した同名SFのリメーク。

原題は「The Day the Earth Stood Still 」。

     ◇

 ニューヨーク・セントラルパークに

突如現れた謎の球体。

米政府は生物学者Helen Benson (Jennifer Connelly )らに

解明を要請する。

軍隊が包囲する中、

球体の内部からKlaatuと名乗る男(Keanu Reeves )が現れる。

軍の発砲により負傷したKlaatuは、

手術を受け回復に向かい、

逃亡する。

地球の運命を握る

Klaatuは宇宙人なのか。

そして、地球は破滅するのか・・・

    ◇

球体の中から登場する男は当初

脂身のような宇宙服に覆われている。

傷の手術で、その脂身をはがすと

中から人間が出てきてびっくりだ。

Kathy Bates が国防長官の役をやっていて、

なかなか貫禄があった。

「新宿ピカデリー」1で。

     The_day_the_earth_stood_still

[監]スコット・デリクソン
[出]キアヌ・リーブス、ジェニファー・コネリー、
 ジェイデン・スミス、キャシー・ベイツ
[上映時間]未定

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2008年12月21日 (日曜日)

ミッドタウン点描

 暮れの六本木・ミッドタウンに行った。

ロンドンの2階建てバスがミッドタウンの周りを走っていた。

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夕暮れもにぎわっている。

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イルミネーションがきれいだ。

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2008年12月20日 (土曜日)

新宿 GATES

 新宿3丁目の新宿通り沿い、

家電量販店「カメラのさくらや」生活家電館だったビルの

改装工事が終わった。

ビルは「新宿 GATES」という名称になり、

若い女性向けのテナントが中心に入っている。

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1階の新宿通りに面した部分には

バッグ・宝飾品店「サマンサタバサ」、

地下1階から地上2階までは

同系列の「エイトミリオン」が入居した。

ディスプレイが華やいでいる。

おっさんは近寄りがたい雰囲気だ。

「サマンサタバサ」の登記上の本店は

富久町にある。

往年の米TVシリーズ「奥様は魔女」の

魔女サマンサ、娘のタバサとは

関係ないそうだ。

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2008年12月19日 (金曜日)

盛香園 日本橋店(日本橋本町4)

 中華料理のチェーン店、

日本橋には2店舗ある。

2時間3980円で、

飲み放題&食べ放題の激安コースが特徴。

客が料理をワゴンに取りに行くのではなく、

席で一品づつ注文する方式だ。

メニューは約200種あるというから、

大勢でいろいろな料理を少しづつ楽しむ

というのが理想だろうが、

なかなか理想通りにはいかず、

グループのあちこちで注文が飛び交い、

結局、最後には大量にあまった料理を黙々と食べる

ということになる。

最初のころに頼んだショーロンポーが、

終わりの頃突然やってきて、

驚くこともある。

メニューの中に「ミニラーメン」があるが、

けして「ミニ」ではないので、

「締めはラーメンで」などという考えは

起こさないほうがよい。

しかし、この値段で店は採算が採れるのであろうか。

人ごとながら。     

     ◇

中央区日本橋本町4-2-3 佐々木ビル1F

03-3231-8578

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2008年12月18日 (木曜日)

年末の食べる会 下

 おとといの「食べる会」の続きである。

リゾットとパスタが出た。

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津波先生、

先月からフォアグラづいているが、

「食べる会」でも2種出た。

「フォアグラ大根」と「フォアグラのリゾット」ある。

フォアグラと大根は意外な組み合わせだが、

相性が良い。

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 最後はパスタ、サラダ、チキン。

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1人で黙々と料理を作る先生、

17人でパクパク食べる生徒。

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2008年12月17日 (水曜日)

年末の食べる会 上

 昨晩は、「イタリア料理l講習会」年末恒例の

「食べる会」であった。

講師の津波先生が作った料理を

生徒がひたすら食べるのである。

教室に行くと

すでにオードブル類5種ができていた。

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続いてボリュームのある厚切りベーコンの カルボナーラ。

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かと思うと、さっぱりしたキノコの炒め物も。

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続きは明日。

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2008年12月16日 (火曜日)

映画: METライブビューイング ベルリオーズ「ファウストの劫罰」

    ★★★★★

 ニューヨークのMetropolitan Opera Houseで

上演されたオペラを

HDカメラと6チャンネル録音で収録した。

原題は「La damnation de Faust」。

     ◇

  絶望の果てに自殺を決意したFaustの前に

悪魔Méphistophélèsが現れる。

MéphistophélèsはFaustを田舎に連れて行き、

そこでMargueriteという女性の幻影を見せる。

FaustはたちまちMargueriteに恋をし、

現実のMargueriteに会わせてくれと頼む。

願いかなってMargueriteに会うことができたが、

母親に多量の睡眠薬を飲ませて殺したMargueriteは

絞首刑になるところだという。

FaustはMargueriteを救うため、

自分の魂を放棄するという契約を

Méphistophélèsと交わしてしまう・・・・・・

    ◇

 まさに目の前で生のオペラを見ている感覚だ。

開演前の客席の期待感、ざわめき、

第1幕と第2幕の間にインターミシッヨンなど

臨場感溢れる映像。

バックヤードでの出演者インタビューや解説も見ものだ。

オペラ「La damnation de Faust」そのものも素晴らしい。

出演者による演技と

最新の映像技術が融合されて、

素晴らしい世界を作っている。

入場料3500円。

映画として見ると高いが、

オペラだと考えると割安な

価格設定である。

「新宿ピカデリー」5で。

       Fa

 

 指揮 : ジェイムス・レヴァイン

 演出 : ロベール・ルバージュ

 ファウスト : マルチェッロ・ジョルダーニ

 マルグレット : スーザン・グラハム 

 メフィストテレス: ジョン・レリエ

 上映時間:2時間45分 

 

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2008年12月15日 (月曜日)

巨匠ピカソ 魂のポートレート

 六本木のサントリー美術館で

展覧会「「巨匠ピカソ 魂のポートレート」。

共同開催の

国立新美術館「巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡」が

Pablo Picassoの技法の変遷をテーマにしているのに対し、

サントリー美術館の展覧会は

Picassoの自画像にスポットを当てた。

生涯を通じて内なる心に向き合い、

常に自らの人生を作品に反映させたPicasso。

自画像も数多く描いているが、

それ以外の絵にも自己の分身を投影させている。

    Picoso

青年期の自画像にも厳しさが漂っているが、

1年に200枚近く描いた

晩年の創作意欲もものすごく旺盛だ。

出来るなら、こんなじじいになりたいものだ。

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2008年12月14日 (日曜日)

巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡

 昨日、六本木の国立新美術館に

展覧会「巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡」を観にいった。

パリのピカソ美術館の改修工事のため、

所蔵品が世界各地を巡回することになり、

日本でも展覧会が実現したそうだ。

最終日の1日前だからか、

やけに混んでいた。

   ◇

Pablo Picassoは愛の人だった。

妻がいるのに、

恋人をアトリエに呼んでモデルにして絵を描いていた。

そこに妻が現れ、

「私には子供もいるのよ」

恋人は

「私には子供はいないけれど、

大切な人よ」

Picassoは二人の女性に、

決闘するように言ったという・・・

     Picaso_2  

 親友の自殺にショックを受けた青年期の「青の時代」から

セザンヌ的キュビスム、分析的キュビスム、総合的キュビスム、

新古典主義の時代を経て、

第2次世界大戦を乗り越えた晩年までの

Picassoの軌跡が実によくわかる展覧会だ。

「私は、人が自伝を書くように絵を描く」

という言葉どおりの一生であった。

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2008年12月13日 (土曜日)

高層病院の街

 所用があり、お茶ノ水に行った。

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東京メトロ・丸ノ内線「お茶の水」駅前、

外堀通り沿いには、

東側に東京医科歯科大学、

西側には順天堂大学。

それぞれの付属病院もある。

順天堂大の付属病院は、

高層ビルに生まれ変わっていた。

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2008年12月12日 (金曜日)

ゆかりさんのオーディオブック

 友人のフリーアナウンサー、管家ゆかりさんが

朗読したCD「『対馬丸』よりーー撃沈 死と戦う漂流」が完成した。

『カクテル・パーティー』で芥川賞を受賞した沖縄出身の作家、

大城立裕さんが書いたノンフィクション『対馬丸』を

オーディオブックにしたものである。

「対馬丸」は、沖縄から九州へ子供や老人を疎開する

任務を担っていた貨客船だが、

1944年8月、米軍の攻撃を受けて沈没する。

1400人以上の非戦闘員が犠牲になった。

管家さんの朗読は

この悲劇を臨場感をもって伝えている。

CDは1500円。詳しくはこちらへ。

Pc110001

 さて、久しぶりにお会いした菅家さんだが、

相変わらず精力的に活躍しているようだ。

わしらの年代では

男より女性の方が元気だ。

菅家さんは日本テレビ放送網の元局アナで、

久米宏さんとの人気番組「おしゃれ」などに出演した

「元祖女子アナ」。

あこがれの女性である。

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2008年12月11日 (木曜日)

本「生声CD付き [対訳] オバマ演説集」

     (CNN English Express編、朝日出版社

     Obama

 アメリカの第44代大統領に当選した

Barack Hussein Obama氏の演説を集めたCD集である。

2004年の民主党大会の基調演説「大いなる希望」、

指名受託演説「アメリカの約束」、

そしてすでに「歴史」になったともいえる、

11月4日、シカゴで行われた勝利演説などが

対訳とともに収められている。

中でも「Hello, Chicago」で始まり、

「If there is anyone out there who still doubts

that America is a place where all things are possible,

who still wonders if the dream of

our founders is alive in our time,

who still questions the power of our democracy,

tonight is your answer」

と続く勝利演説は感動的だ。

Obama氏の演説が人々の共感を呼ぶのは、

同じ構造の文を繰り返す、

覚えやすくインパクトのある言葉を政治的スローガンとして用いる、

などのテクニックが使われているため、と、

解説で鈴木健さんが分析している。

党大会の基調演説は全文が収録されているが、

それ以外は抄録なのがちょっと残念だ。      

(2008年11月20日、1000円+税)

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2008年12月10日 (水曜日)

くじら軒(新宿3丁目)

 JR新宿駅の駅ビル「ルミネエスト」の

7階にあるラーメン店。

いつも行列ができているが、

近く閉店するらしいので、

初めて入ってみた。

ラーメン700円、チャーシュー飯400円だが、

セットにすると計1000円。

魚介類を中心に、野菜と果物、豚骨鳥肉を加えて

じっくり煮込んだというスープはあっさりしている。

チャーシュー飯のチャーシューは柔らかくておいしい。

   ※

新宿区新宿3-38-1

03-5366-9266

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2008年12月 9日 (火曜日)

物流の街から商業地へ

 明治通りの「新宿4丁目南」交差点付近、

高島屋新宿店の向かいに建設していた

オフィスビルがほぼ完成した。

Pb300002

日本通運の新宿支店があったところで、

地上10階地下1階建てだ。

1、2階には店舗が入るようだ。

新宿貨物駅がなくなり、

この近辺も

物流拠点から商業、事務所へと

移り変わっていくのだろう。

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2008年12月 8日 (月曜日)

ドン・ジョヴァンニ

 初台の新国立劇場で昨日、

Wolfgang Amadeus Mozartのオペラ「ドン・ジョヴァンニ」を観た。

放蕩の貴族Don Giovanniが女好きのあまり身を滅ぼす物語である。

Don Giovanniが晩餐をとっているところに、

かつて殺した騎士長の亡霊が現れる

ラストシーンが見ものだ。

「悔い改めよ、Don Giovanni」

「いやだ、老いぼれじじい」

「悔い改めよ」

「いやだ」

とうとうDon Giovanniは、

地獄に落ちてしまう。

Miloš Forman監督の映画「Amadeus」(1984年)の中で、

死の間際のMozartが

必死でこの作品を書いていたのを

思い出した。

       Don

【ドン・ジョヴァンニ】ルチオ・ガッロ
【騎士長】長谷川 顯
【レポレッロ】アンドレア・コンチェッティ
【ドンナ・アンナ】エレーナ・モシュク
【ドン・オッターヴィオ】ホアン・ホセ・ロペラ
【ドンナ・エルヴィーラ】アガ・ミコライ
【マゼット】久保和範
【ツェルリーナ】高橋薫子

【合 唱】新国立劇場合唱団
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

      ※

指 揮】コンスタンティン・トリンクス
【演 出】グリシャ・アサガロフ
【美術・衣裳】ルイジ・ペーレゴ
【照 明】マーティン・ゲプハルト

【芸術監督】若杉 弘

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2008年12月 7日 (日曜日)

ツリー3景

 街はクリスマスムードである。

いたるところにクリスマスツリーが飾ってある。

初台で。

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住友ビルは1階の吹き抜けに。

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三井ビルの地下1階の広場でも。

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2008年12月 6日 (土曜日)

アンティビーノ(渋谷区東1)

 渋谷の繁華街からやや離れた並木橋の近く、

マンションの1階にあるイタリア料理の店。

生牡蠣、

白身魚のフリット、

イベリコ豚、

パスタ、リゾット・・・・・

料理の一つ一つをマネージャーが説明してくれる。

友人が案内してくれたのだが、

その友人も5年ぶりぐらいに訪れたという。

でも店のオーナーは

しっかり友人を覚えてくれたようで、

ワインも飲んで1人7000円。

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デザートは綺麗な絵皿に美しく盛ってくれた。

      ※

渋谷区東1-14-13 サンフローラハイツ1F

03-5466-1030

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2008年12月 5日 (金曜日)

本「生きて死ぬ私」

 (茂木健一郎、ちくま文庫

 著者33歳の時の作。

 「臨死体験の解説を」という編集者の注文に、

人生についてのエッセイを書いて出した。

「五木寛之だったら、これでいいんですけどねえ」

と編集者は言ったものの、

この本は世に出る。

     Ikite

一人の人間としてこの世に生きることの切なさ、

哀しみ、そして歓びを綴った本だ。

「人生は、いつ地面に着くかわからないすべり台を

滑っていくようなものではないだろうか?」

だからこそ意味があるのか。

(640円+税、2006年5月10日)

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2008年12月 4日 (木曜日)

駅前に朝鮮人参

 東京メトロ丸ノ内線「新辱御苑前」の駅前に

昨年3月に完成した雑居ビル「第13大鉄ビル」。

ようやく1、2階のテナントが決まったようだ。

「韓国人参公社 新宿本店(直営1号店)」で、

12月8日にオープンのようだ。

朝鮮人参の店で、

看板にある「正官庄」とは人参のブランドらしい。

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駅前で、新宿通りに面しているので、

ファストフード店でもできるのかと思っていたが、

人参とは、

こりゃ驚いた。

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2008年12月 3日 (水曜日)

まだ見ていない素晴らしい映画を

 東京大学出版会のPR誌「UP」10月号に

映画評論家、蓮實重彦さんとTBSアナウンサー、久保田智子さんの

対談が載っている。

蓮實さんは対談の中で、

文化としての映画の継承性についてこう語っている。

「ある人からある人へ何かが伝わるということは、

例えば、淀川さんが見ている作品をわれわれがまだ見ていない、

という意識すること以外にはないと思うんです。

これはゴダールの『映画史』の主題でもあるんですが、

彼は、まだ見ていないこれこれの映画が素晴らしいと言った

年上の批評家たちに礼を述べています。

自分はまだこれを見ていないという意識によって、

彼も初めて映画に近づけたんだと思いますから、

やはり自分の見ていないものについて語っている文章に

興味を持たないという時代になってしまうと、

悲しいことだなと思いますね」

淀川長治さん亡きあと、

昔の素晴らしい映画を紹介してくれているのは、

蓮實さん、双葉十三郎さんだろう。

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2008年12月 2日 (火曜日)

本「ガチミシュラン 自腹・覆面で食べ歩いた星付きレストラン89+9」

    (友里征耶、講談社

     Gati

 レストランガイド「ミッシュラン」日本版の

最新版が発売されたが、

この本は「ミッシュラン」が選んだレストランを

批判的に検証している。

会社経営者の著者が

自腹で食べた経験をもとに書いているだけに、

レストランに対し変な遠慮はなく、

辛らつだ。

例えば「ミッシュラン」で三ツ星を獲得した

「すきやばし 次郎」は

「今は時代遅れの世界一高額なだけの鮨屋」

と手厳しい。

料理評論家に対しても、

「レストランに特別待遇で優遇してもらい、

提灯記事を書く癒着ライター」と

切って捨てる。

まあ賛否はあると思うが、

「経験を積んでいないまったく形態の違うジャンルの

料理(和食や鮨)を

1年や2年でその国の読者より

正確に評価できるとは思いません」

というのは正論だろう。

舶来の権威をありがたがる時代でもない、

ということか。

(2008年11月13日、1500円+税)

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2008年12月 1日 (月曜日)

映画「1408号室」(2007年、米)

   ★★★★☆

 ホラー小説家Stephen Edwin King原作のスリラー。

原題は「1408」。

    ◇

 ロスアンジェルスに住むホラー作家のMike Enslin(John Cusack ) は、

幽霊の出るホテルを取材、ガイドブックを執筆している。

ある日、彼のもとに「The Dolphin Hotelの1408号室には入るな 」

との葉書が届く。

1408の数字を足すと13だ。

興味を持って調べてみると、

多くの人がこの部屋で自殺したり、

不慮の事故で死んだりしている。

The Dolphin Hotelのあるニューヨークは

Mikeの娘が病気で亡くなった

悲しい思い出の地でもあるが、

Mikeは作家としての好奇心から

The Dolphin Hotelに向かう。

支配人のGerald Olin (Samuel L. Jackson )は

1「408号室に泊ると1時間以内に死ぬ」などと言って、

押しとどめようとするが、

Mikeは聞く耳を持たず、

1408号室に入った・・・・・・

     ◇

 haunted house ものの傑作だと思う。

Mikeが1408号室に入るやいなや

怪奇現象が次々に起こるが、

そのたびにドキドキさせられる。

目覚まし時計付きラジオから突然聞こえ出す

Carpentersの「We've Only Just Begun」など音響効果も、

恐怖感を高める。

終盤、1408号室が水であふれた後

Mikeがある場所で意識をとり戻したときには、

チッ、ありがちな展開だなあ、と思ったが、

物語はそれで終わらない。

思いもしない展開が待っている。

 「新宿バルト9」の2で。

     1408

[監]ミカエル・ハフストローム
[原]スティーブン・キング
[脚]マット・グリーンバーグほか
[出]ジョン・キューザック、サミュエル・L・ジャクソン
  メアリー・マコーマック
[上映時間]104分

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