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2008年12月 3日 (水曜日)

まだ見ていない素晴らしい映画を

 東京大学出版会のPR誌「UP」10月号に

映画評論家、蓮實重彦さんとTBSアナウンサー、久保田智子さんの

対談が載っている。

蓮實さんは対談の中で、

文化としての映画の継承性についてこう語っている。

「ある人からある人へ何かが伝わるということは、

例えば、淀川さんが見ている作品をわれわれがまだ見ていない、

という意識すること以外にはないと思うんです。

これはゴダールの『映画史』の主題でもあるんですが、

彼は、まだ見ていないこれこれの映画が素晴らしいと言った

年上の批評家たちに礼を述べています。

自分はまだこれを見ていないという意識によって、

彼も初めて映画に近づけたんだと思いますから、

やはり自分の見ていないものについて語っている文章に

興味を持たないという時代になってしまうと、

悲しいことだなと思いますね」

淀川長治さん亡きあと、

昔の素晴らしい映画を紹介してくれているのは、

蓮實さん、双葉十三郎さんだろう。

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