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2009年1月18日 (日曜日)

本「落語家はなぜ噺を忘れないのか 」

     (柳家花緑、角川SSC新書

 亡くなった先代、柳家小さんの孫、花録師匠が、

落語家の手のうちを公開した本。

花録師匠の持ちネタは145本あって、

・いつでも高座にかけられるネタ(24本)

・2-5回さらえば高座にかけられるネタ(72本)

・高座にかけたことはあるが作りなおす必要があるネタ(49本)

の3種類に分けられる、

なんてことが書いてある。

 「落語家というのは、演出力も含め、

覚え方や稽古の方法を知ることも大事になる」という花録師匠は

小さんはもちろん、古今亭志ん朝、柳家小三治などの

師匠に稽古をつけてもらったが、

駆け出し時代に小三治師匠の前で練習した時の

小三治師匠の言葉が面白い。

「これでいいって言えばいいんだけれども、

ダメって言えば、全然ダメだ、おまえ」

「俺は噺に小三治という『装飾』を施しているんだ。

おまえがやりにくければ、

1回それを取り払ってやってみる手はある」

落語というのは、ただコピーして噺を覚えればいい

というものではないというわけだ。

      Rakugoka

   (2008年11月25日、800円+税)

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