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2009年3月の31件の記事

2009年3月31日 (火曜日)

再現性と即興性

 ジャズ・クラリネット奏者、谷口英治さんの講演を聞いた。

タイトルは「ジャズはポピュラー音楽の母か?」。

クラシックが

楽譜や楽典といった記録媒体システムによる

再現性がある音楽なのに対し、

ジャズの特徴は

即興性にある。

その意味でジャズはスポーツに近いという。

このジャズの特徴を生み出しているのは

・シンコペーションの多用

・独立したリズムセクションによる伴奏

・ブルース・フィール

の3点だ。

ブルース・フィールとは

「ブルースの感情」といった意味で

楽譜には書き表すことのできない

西洋和音から外れた音のこと。

ファとシの音を使わない「4・7抜き」は

演歌など東洋の音楽と共通だという。

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2009年3月30日 (月曜日)

御苑の花々

 昨日は快晴。

午前中は肌寒かったものの、

新宿御苑は多くの人でにぎわった。

桜は種類や場所によって花の開き具合が異なっていたが、

全体とすれば4分咲きぐらいか。

P3290017 

下の池岸のシダレザクラは見ごろ。

P3290016

ハナモモも咲き誇っていた。

1本の木から白、桃色、紅色と異なる色の

花が咲く「源平」という品種だそうだ。

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ラッパスイセンも、鮮やかな黄色の花をつけていた。

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2009年3月29日 (日曜日)

映画「フロスト×ニクソン」(2008年、米)

 ★★★☆☆

 Watergate scandal で自ら大統領を辞任したRichard Nixonと、

キャスターDavid Frostとの

インタビューをめぐる心理戦を実話に基づいて映画化。

原題は「Frost/Nixon 」。

     Frostnixon

 1974年、Watergate scandal により

第37代米大統領Richard Nixon (Frank Langella )は

辞任を余儀なくされた。

コメディアン出身でイギリスやオーストラリアで活躍する

テレビ司会者のDavid Frost(Michael Sheen )は、

1977年、Nixonに単独独占インタビューを打診、

Nixonは60万ドルの謝礼で引き受ける。

Nixonから謝罪の言葉を引き出すことで

ジャーナリストとしての名声を確立しようというFrost。

一方、Nixonは自分の業績をアピールすることで

政界への復帰を狙う。

2人の思惑がぶつかり、

インタビューへ向けた心理戦が始まった・・・・・・

      ◇

 Frank Langella演じるNixonは

本人にあまり似ていない。

似てはいないが、

しゃべり方といい身振りといい、

まさにこの人こそNixonだと錯覚してしまう。

Langellaの演技力だろう。

インタビューが終わり

勝敗が決まった後、

FrostがNixonに帰国の挨拶に訪れる

エピソードが印象的だった。

「新宿武蔵野館」3で。

[監][製]ロン・ハワード
[総][原][脚]ピーター・モーガン
[製]ブライアン・グレイザーほか
[出]フランク・ランジェラ、マイケル・シーン、
 ケビン・ベーコン、レベッカ・ホール
[上映時間]122分

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2009年3月28日 (土曜日)

でかい、まるい

 新宿3丁目の伊勢丹の新宿通りを挟んだ向かいに

建設していた「新宿マルイ本館」が

4月24日にオープンする。

丸井の新宿における拠点に

なるだけに、でかい。

狙っている客層は社会人の女性で、

おっさんにはあまり関係なさそうだが、

面白そうなところもある。

屋上は庭園になる。

向かいの伊勢丹と並んで、

「新宿3丁目」2大庭園だ。

緑が増えるのはよきことなり。

屋上の1階下の8階には

ビュッフェレストラン「ザ プレミアム」というのが入る。

喫茶関係では、5階に「クックコープカフェ」、

2階に「スターバックスコーヒー」。

1階には、京都の人気ベーカリーの「ル・プチメック」だそうだ。

地下1階にはコンビニ「ファミマ!!」が出来る。

普通の「ファミリーマート」とは一味違う商品構成か。

まあ、大体飲食関係がおっさんの興味をひくところだ。

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2009年3月27日 (金曜日)

映画「イエスマン “YES”は人生のパスワード」(23008年、米)

     ★★☆☆☆

 Jim Carrey 主演の喜劇。

原題は「Yes Man 」。

    Yes_man

 Carl Allen (Jim Carrey )は融資担当の銀行員。

離婚をきっかけに、何事にも消極的な人生を送っていた。

ある日、友人Nick(John Michael Higgins )に誘われ、

Carlは自己啓発セミナーに参加する。

主宰者のTerrence Bundley (Terence Stamp )の気迫に押され、

Carlは何事にも常に「YES」と答えると誓ってしまう。

その日からCarlの生活は一変。

韓国語やギター、飛行機の操縦を習ったり、

職場では融資に承認のハンコを押しまくる。

Allison(Zooey Deschanel )というチャーミングな

ガールフレンドもでき、

銀行でも役員に昇格するが、

積極的な行動がたたって

空港でテロリストと間違えられてしまう・・・・・・

      ☆

 Jim Carrey の百面相は相変わらず健在だ。

韓国語やギターは

今回の出演で本格的に習ったそうだ。

「新宿ピカデリー」10で。 

[監]ペイトン・リード
[原][製]ダニー・ウォレス
[脚]ニコラス・ストーラーほか
[出]ジム・キャリー、ズーイー・デシャネル、
 ブラッドリー・クーパー、ジョン・マイケル・ヒギンス
[上映時間]104分

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2009年3月26日 (木曜日)

九龍點心(新宿3丁目)

 JR新宿駅ビル「ルミネエスト」7階の

中華料理バイキングの店。

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土日祝日のランチタイムは

70分2097円。

小籠包、海老餃子、叉焼饅頭などの

飲茶はチャイナドレスを着た女性が

ワゴンでぐるぐる店内を回ってサービスしてくれる。

本格的だ。

デザートも数種類ある。

しかし、

中華のバイキングはあまり食べられませんな。

もう年か。

新宿区新宿3-38-1 ルミネエスト新宿 7&8DINNER 7F

03-5360-8191

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2009年3月25日 (水曜日)

「菜の花とトマトのカプレーゼ」と「鴨のラグーのパッパルデッレ」

 昨晩はイタリア料理の講習会。

講師の津波さんが 上等な国産の鴨肉を手に入れてきた。

300グラム2000円だ。

「鴨のラグーの「鴨のラグーのパッパルデッレ」を作る。

ラグーはフランス語で煮込み料理のこと。

パッパルデッレはパスタの一種で幅が広いもの。

今回はラザニアシートを切って使った。

イタリア語のパッパーレ (pappare、「豪快に食べる」「食いしん坊」の意)

が語源。

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▽菜の花とトマトのカプレーゼ([c]2008津波義弘)

●材料(4人分)

      トマト          2個
      菜の花         1束
      モッツァレラチーズ  1個
      ニンニク(荒みじん)  1片
      オリーブ油       適宜
      塩、黒胡椒       適宜
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●作り方
      【1】 菜の花は下茹でして氷で色を止め、
     水気を絞って一口大に切り分ける。
      【2】 荒みじんに刻んだニンニクを
      オリーブ油で軽く色づくまで炒め、
     粗熱をとる。
      【3】 2のニンニクと菜の花をあえて、
     塩で味付ける。
      【4】 トマトは1/12に切り、
     モッツァレラチーズは半分を12等分する。
     トマトとチーズを交互にお皿に並べる。
      【5】 3の菜の花を中心に盛り付け、
     オリーブ油を廻しかけ、
     塩、黒胡椒を降って出来上がり。



▽鴨のラグーのパッパルデッレ([c]2008津波義弘)

●材料(4人分)
   鴨ロース肉         1枚
      ラザニアシート       200g
      タマネギ(みじん切り)  1/2個
      ニンジン(みじん切   1/3本
      セロリ(みじん切り)    1/2本
      デミソース          大さじ1
      オリーブ油         適宜
      パルメザンチーズ     適宜
      塩、胡椒           適宜
      水               2カップ
      無塩バター         20g
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●作り方
      【1】 鴨ロース肉は皮目に格子に切り込みを入れ、
     塩、胡椒して焼き色をつけ取り出す。
      【2】 鴨から出た油にタマネギ、ニンジン、セロリの
     みじん切りを入れよく炒める。
     鴨を小口に切り分け、水、デミソースと一緒に煮込む。
      【3】 ラザニアシートは水でもどし、2センチ幅に切っておく。
      【4】 ラザニアシートをお湯で茹で、
     2のソースと合え、バター、オリーブ油を加えて調味し、
     皿に盛り付けパルメザンチーズを振る。

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2009年3月24日 (火曜日)

映画「ワルキューレ」(2008年、米)

     ★★★★☆

 実際にあったAdolf Hitler 暗殺計画を

「The Usual Suspects 」(1995)のBryan Singer が映画化。

原題は「Valkyrie」。

     Valkyrie

  第2次大戦下のドイツ。

貴族出身の独軍人Claus von Stauffenberg(Tom Cruise )は

ナチスの行為に疑問を持っていた。

やがてStauffenbergは、

Henning von Tresckow (Kenneth Branagh)将軍、

Olbrecht (Bill Nighy)将軍らと組み、

Adolf Hitler 暗殺計画「OPERATION VALKYRIE」を立案する。

Stauffenbergの持ち込んだ爆弾は

Hitlerの前で爆発し、

計画は成功したかに見えたが・・・・・・

     ◇

  Hitlerは暗殺されなかった、という結末を

観客が最初から知っているだけに、

どう話を盛り上げるのかと思っていたが、

最初の、

爆発物を細工したウイスキー瓶をHitlerの乗った飛行機に

もぐりこませるとエピソードから、

サスペンスの連続だった。

ただ、後半、Hitler側が急に

劣勢を挽回する過程が

あっさりしすぎて説明不足を感じた。

あと、「VALKYRIE」計画自体はよく練られたものかもしれないが、

肝心のHitlerを爆死させるところは

あまりにも偶然に頼りすぎており、

これじゃあ失敗するわなあ、と思った。

史実では仕方がないか。

「新宿ピカデリー」6で。

[監][製]ブライアン・シンガー
[製][脚]クリストファー・マッカリー、ネイサン・アレクサンダー
[総][出]トム・クルーズ
[出]ケネス・ブラナー、テレンス・スタンプ
[上映時間]120分

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2009年3月23日 (月曜日)

怒涛の集団

 人の一群が疾風のように

通り過ぎたと思ったら、

ものすごい人の群れが

怒涛のように押し寄せてきた。

昨日は「東京マラソン2009 」。

 先頭集団はさすが速い。

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富久町通過が9時17分位だ。

後の列になるにつれ、

仮装した人の割合が増えるのも例年通り。

心配された雨も午前中は降らず、

気温も15度前後と高かったため、

仮設トイレに駆け込む人もすくないようだ。

昨年より開催日を1か月遅らせたのが

良かったのではないか。

男子の優勝はサリム・キプサング(ケニア)で、2時間10分27秒、

2位は前田和浩(九電工)で、2時間11分01秒。

女子はは、那須川瑞穂(アルゼアスリートクラブ)が

2時間25分38秒で優勝した。

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2009年3月22日 (日曜日)

弦楽セレナーデなど

 昨夜は池袋の東京芸術劇場で、

読売日本交響楽団の「第159回東京芸術劇場 名曲シリーズ」。

Tchaikovsky/ Serenade in C major, op.48(弦楽セレナーデ)

Stravinsky/ Symphonies of Wind Instruments(管楽器のための交響曲)

Brahms/ Symphony No.4 in E minor, op. 98(交響曲第4番)

指揮はStanislaw Skrowaczewskiさん。

おなじみの「弦楽セレナーデ」、

軽やかに、流暢に。

リズムが激しく交替するかと思えば、

穏やかな部分もある「管楽器のための交響曲」。

繊細に情感深く始まる「交響曲第4番」。

Skrowaczewskiさんの指揮は

この日も情熱的だった。

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2009年3月21日 (土曜日)

上野の桜と三択クイズ

昨日、

うっとうしい雨は午前中で止み、

午後からは良い天気になったので、

上野のお山に行ってみた。

P3200002

美術館や動物園帰りの人たちでにぎわっていたが、

肝心の桜は咲いていない。

今年は暖冬だったとはいえまだ桜花には早かったか、

と思っていると、

一つの枝だけに咲いている桜を見つけた。

ところで、

こちらは上野警察署からのクイズ。

P3200004

次の3つのうち仲間はずれはどれでしょう。

1 手荷物

2 ひったくり

3 スリ

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2009年3月20日 (金曜日)

大噴火せよ

 紀伊国屋ホールで茂木健一郎博士の

講演会を聴いた。

著書「脳を活かす生活術 希望の道具箱」の

発刊を記念したものだ。

茂木博士がこの日強調したキーワードは2つ。

「バブル力」と「ブリコラージュ」だ。

脳内にバブル的活動が起こったあとには、

脳は必ず何かを学んでいる。

そして、脳内で起こしたバブルの数だけ

人は賢くなれる、という。

なるほど、バブル力か。

 一方、ブリコラージュとは、

「器用道具」という意味のフランス語で、

すでに持っているいろいろな道具をつかって

まったく別なものを創造することだという。

講演の後、

一緒に行った倅が、

茂木博士の著書にサインをしてもらった。

茂木博士は

火山の絵とともに、「大噴火せよ」と力強く

書いてくれた。

大噴火っ。

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2009年3月19日 (木曜日)

ワンマン運転

 東京メトロ・丸ノ内線が

3月28日から全線ワンマン運転を実施する。

     Marunoutisen

車掌が乗車せず、

運転手がドアの開閉も行うわけだ。

全駅にホームドアを設置し、

ATO(自動列車運転装置)やホーム監視用車上モニタ、

異常時に他の列車を緊急停止させる列車防護装置などを整備して、

ワンマン運転にしても支障がないと判断したのだろう。

せっかく女性の車掌さんが増えたのに残念だ。

これも時の流れか。

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2009年3月18日 (水曜日)

新宿御苑がミシュランに

 フランスのタイヤメーカー、ミシュランの

観光ガイドブックシリーズのうち日本の観光地を紹介した

「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」(仏語版)が

発売された。

価格は19.90ユーロ。

9月には英語版も発行される予定だ。

「新宿」も2つ星で紹介されている。

新宿地域内の場所・建物では

「新宿御苑」、「東京都庁」が

3つ星(わざわざ訪れる価値のある場所)、

「歌舞伎町」、「新宿ゴールデン街」が

2つ星(近くにいれば寄り道をして訪れるべき場所)、

「損保ジャパン東郷青児美術館」が

1つ星(興味深い場所)、

「東京オペラシティタワー」と「刀剣博物館」が星なし

として合計7か所が載っている。

地域としては「神楽坂」も「新宿」とは

別に掲載されている。

 フランス人が本書片手に新宿御苑を見て、

「トレ・ビヤ~ン」

と言うのだろうか。

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2009年3月17日 (火曜日)

小雨の中の都庁

 1990年末に完成した

都庁の庁舎。

早くも老朽化がはじまり、

あちこちかで雨漏りがするという。

改修には数十億円かかると試算されている。

建てるときには想定していなかったのか。

あるいは、

知っていても黙っていたのか?

      P3140001

先週の土曜日、

小雨に打たれ都庁が

むせび泣いているのが見えた。

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2009年3月16日 (月曜日)

カルメル会修道女の対話

 昨日は初台の新国立劇場・中劇場で

歌劇「カルメル会修道女の対話」を観た。

オペラ研修所の研修生の公演だ。 

     Karumeru

フランス革命の嵐の中、

宗教弾圧が激しさを増していく。

そうした中、

反逆罪で死刑を宣告され、

断頭台の露と消えた

16人の修道女の物語。

革命、

信仰、

死と生。

重いテーマのオペラだ。

ラストで、

シスターがひとりひとり断頭台にのぼり

生を断たれる場面、

思わず息を飲んだ。

ド・ラ・フォルス侯爵  駒田 敏章
ブランシュ・ド・ラ・フォルス  上田 純子
騎士  糸賀 修平
マダム・ド・クロワッシー  小林 紗季子
マダム・リドワーヌ  中村 真紀
マザー・マリー  堀 万里絵
コンスタンス修道女  鷲尾 麻衣
マザー・ジャンヌ  茂垣 裕子
マチルド修道女  東田 枝穂子
司祭  中嶋 克彦
第1の人民委員  村上 公太
第2の人民委員  駒田 敏章
看守  近藤 圭
ティエリー(従僕)  能勢 健司
ジャヴリノ(医師)  能勢 健司
役人  駒田 敏章

作曲】F. プーランク
【台本】ジョルジュ・ベルナノスによるテキストより

【指揮・音楽指導】ジェローム・カルタンバック
【演出・演技指導】ロベール・フォルチューヌ
【ヘッド・コーチ】ブライアン・マスダ

【管弦楽】東京ニューシティ管弦楽団

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2009年3月15日 (日曜日)

映画「ダイアナの選択」(2007年、米)

   ★★★★☆

 「House of Sand and Fog 」(2003年)の

Vadim Perelman 監督作品。

原題は「The Life Before Her Eyes 」。

      Thelifebeforehereyes

 米コネチカット州の郊外の小さな町の高校で

男子生徒による銃乱射事件が起こる。

奔放な高校生、Diana(Evan Rachel Wood =17歳 )と

優等生の親友Maureen(Eva Amurri )。

2人は女子トイレにいたところを犯人に襲われる。

「2人のうち1人を殺す。さあ、どっちだ?」

MaureenはDianaをかばって、

「自分を撃て」という。

親友に向けられた機関銃を見た

Dianaの選択は・・・

事件から15年の月日が流れた。

美術教師となったDiana(Uma Thurman=32歳 )は

大学教授の夫Paul McFee(Brett Cullen )と

かわいい娘Emma(Gabrielle Brennan )に囲まれて

幸せに暮らしていた。

しかし、15年前の悪夢は

常にDianaを苦しめる。

    ◇

 結末のどんでん返しが見事だ。

乱射事件15周年の追悼集会で

「生存者の方ですか?」と訊かれたDianaが

「いいえ」と否定する場面など、

映画を見終わって

「あれはそういう意味だったのか」と分かるなど、

あちこちにちりばめられた伏線がいっぺんに

理解できる仕掛けになっているのが鮮やかだ。

原題の「The Life Before Her Eyes 」の意味にも改めて納得。

2人の女優が演じる17歳と32歳のDianaが

交互に描かれているが、

違和感無く楽しめた。

「シネスイッチ銀座」で。

[監]バディム・パールマン
[原]ローラ・カジシュキー
[脚]エミール・スターン
[出]ユマ・サーマン、エバン・レイチェル・ウッド、
 エバ・アムーリ、ブレット・カレン
[上映時間]90分・PG-12

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2009年3月14日 (土曜日)

銀座エスペロ(銀座5丁目)

 スペイン料理の店。

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ランチタイムは12時に行くと

すでに満杯のことが多いようだ。

1000円のランチは、

パエジャなど料理2皿、

パン(またはライス)、

サラダ、飲み物がつく。

混んでいるからだろうが、

サービスの評判はあまりよろしくない。

3丁目にも支店がある。

中央区銀座5-6-10
エスペロすずのやビルB1

03-3573-5071

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2009年3月13日 (金曜日)

小雪太夫 in 中央公論

 昨年11月は花園神社の「酉の市」の

見世物小屋に入らなかったので、

一座の行方が気になっていたが、

この見世物小屋が

月間総合誌「中央公論」4月号に紹介されている。

「ケータイ時代の見世物小屋」と題しての

3ページにわたるグラビア記事だ。

メーンの写真は、当座の看板、小雪太夫。

蛇を噛み砕くシーンや、

おなじみの口から鼻に鎖を通す珍芸もばっちり収められている。

ただ、写真の小雪太夫は

いずれも恐ろしいくらいの形相だ。

妖艶、というのとは違うなあ・・・

記事には撮影地が記載されていなかったが、

一座はきょうも日本各地を回っているのだろうか。

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2009年3月12日 (木曜日)

高層ビル街の猫 玉ちゃん

 西新宿の新宿住友ビルの入口近くに

猫の銅像があるのに気がついた。

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以前からあるのか、

最近置かれたのかは知らないが、

何故高層ビル街に猫が・・・

由来が銅像下の銅板に記してあったので

読んでみると、

名前は玉ちゃんという。

江戸城を開闢した太田道灌が

戦に敗れ

あわや殺されそうになった時、

玉ちゃんが現われ

逃げ道を教えたそうだ。

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そんな由緒ある猫とは。玉ちゃん・・・

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2009年3月11日 (水曜日)

belle face 市ヶ谷富久町

 富久町の成女学園の横、

医大通りの東端と靖国通りに面したところに建設中だった

賃貸マンション「belle face 市ヶ谷富久町」が

ほぼ完成した。

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「West」と「East」の2棟に分かれており、

「West」は5階建て、

「East」は13階建てだ。

1ルームか1LDKで、

家賃は11万円台からだ。

2棟とも1階部分は店舗用になっているが、

まだテナントは入っていないようだ。

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2009年3月10日 (火曜日)

現代のモーツアルト弾きと、生意気な浮浪児と

 昨夜はサントリーホールで

読売日本交響楽団の「第512回名曲シリーズ」。

指揮はStanislaw Skrowaczewski、

ピアノはAnne Queffelecで、

プログラムは

・Brahms/ハイドンの主題による変奏曲
・Mozart/ピアノ協奏曲第27番
・Bruckner/交響曲第1番

ピアノ協奏曲第27番。

「現代のモーツアルト弾き」といわれるAnne Queffelecの

指が弾むように鍵盤の上を飛び回り、

澄み切った透明感のある音を作っていた。

交響曲第1番はBruckner自身が「生意気な浮浪児」と呼んだそうだ。

全体的に勇壮な音楽だった。

ところで、4月からの「2009-10」シーズンは

Stanislaw Skrowaczewskiが読売日響と過ごす

最後のシーズンとなる。

最終公演となる2010年3月26日は

Bruckner交響曲第8番をかけるという。

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2009年3月 9日 (月曜日)

映画「ダウト あるカトリック学校で」(2008年、米)

     ★★★☆☆

 John Patrick Shanley監督が

トニー賞とピュリッツァー賞に輝く自身の舞台劇を映画化。

原題は「Doubt」。

     Doubt

 1964年、ニューヨーク・ブロンクスのカトリック学校。

校長のシスターAloysius Beauvier (Meryl Streep )は

厳格な指導方針で学校を運営していた。

一方、同校のBrendan Flynn 神父(Philip Seymour Hoffman )は、

民主的な指導で子どもたちの人望が厚かった。

ある日、シスターJames(Amy Adams )の言葉をきっかけに、

校長はFlynn 神父に疑惑を抱く。

学校初の黒人児童Donald Miller(Joseph Foster )に

Flynn 神父が

みだらな行為をしたのではないかと疑ったのだ。

神父は否定するものの、

校長は執拗に神父を問いただす。

校長の疑惑は確信に変わり、

ついには神父を学校から追い出してしまう。

しかし、雪の降る中ベンチに座り、

自分は本当に正しかったのか、

と悩む校長であった。

     ◇

 Meryl Streepの

エキセントリックで狂気すら感じさせる校長には

背筋がぞっとした。

この女優は、

 「Mamma Mia!」(2008年)の現代的で陽気な熟年女性から

本作のくそまじめな校長まで、

演技の幅が本当に広い。

Philip Seymour Hoffmanも

校長に対抗する理知的で柔和な神父をうまく演じていた。

オリジナルの舞台を見てみたい。

「TOHOシネマズシャンテ」1で。 

[監][案][脚]ジョン・パトリック・シャンリィ
[出]メリル・ストリープ、フィリップ・シーモア・ホフマン、
 エイミー・アダムス、ビオラ・デイビス
[上映時間]105分

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2009年3月 8日 (日曜日)

卒業式

 昨日は倅の高校の卒業式に臨席。

式典の内容そのものは

30年前にわしが高校を出た当時と

ほとんど変わらないようだ。

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担任の先生が

卒業生一人一人の名前を読み上げ、

生徒は返事とともに起立。

生徒代表が校長先生から卒業証書を手渡される。

続いて、皆勤賞の表彰や校長、来賓らの祝辞、

在校生の送辞、

卒業生の答辞があり、

校歌を歌って

お開き。

わしも、

30年前のことを思い出してみたが、

入学式のことは覚えていても

卒業式のことは

あまり印象に残っていない。

普通は逆か?

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紅白まんじゅうは新宿の「花園饅頭」謹製だった。

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2009年3月 7日 (土曜日)

シタディーンがオープン

新宿1丁目の靖国通り沿いに

三菱地所とシンガポールのアスコット社が建設していた

サービスアパートメント「Citadines」が

オープンした。

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地下1階地上12階建て、全160室で、

ワンルームタイプ中心だ。

1泊5755円から。

サービスアパートメントは、

海外からの長期出張者を主な顧客で、

清掃サービスなどともに家具付き住戸を

数か月間貸すのが主流だが、

時節柄、

国内の短期の出張者にも対応するという。

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2009年3月 6日 (金曜日)

本「奇跡の脳」

   (ジル・ボルト テイラー著、竹内薫訳、新潮社)

 脳出血に見舞われた女性の闘病記である。

ただ普通の闘病記と違うのは、

この女性が脳解剖学者であったということ。

1996年、

37歳のある朝、

Jill は脳に突き刺さるような痛みを感じて目が覚める。

パニックになりながらも、

冷静に自分の左脳に起こった異変を分析、

脳出血だと悟る。

出血が進行して

認知能力が徐々に衰えていく状態が、

医者の側からでなく

患者の視点で

克明に記されていく。

リハビリの様子も闘病記にありがちな「根性もの」ではなく、

きわめて理知的だ。

「うまく回復するためには、

できないことではなく、

できることに注目するのが非常に大切」

8年間のリハビリの後 Jill は

脳の神秘についての

「新たな発見」に行きつく。

脳の可能性と神秘を描いた本だ。

 巻末の「脳についての解説」がコンパクトに

まとまっていてわかりやすい。

原題は「My Stroke of Insight 」。

   (1700円+税、2009年2月25日)

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2009年3月 5日 (木曜日)

鰻から焼き鳥へ

新宿1丁目、 「花園町親交会通り」にあった

鰻屋が

いつのまにか焼き鳥屋に変わっている。

P3020001

店名は「しんかい」だ。

提灯には「うなぎ」「やきとり」とある。

 蒲焼きも焼き鳥も使用する什器や調理設備は似たようなもので、

鰻屋と焼き鳥屋を兼ねているということか。

ここら界隈も

少しずつ変化している。

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2009年3月 4日 (水曜日)

ほっとしたような、残念なような

 昨日の天気予報では

東京でも雪が5センチぐらいつもる、

ということだったけれど、

今朝起きてみたら

雪は降っておらず、

家々の屋根にうっすらと残っているだけだ。

道路は雨で濡れている。

夜間雪が降ることは降ったが、

途中から雨になったのだろう。

交通機関も平常通り動いているようだ。

なんだかほっとしたような、

残念なような。

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2009年3月 3日 (火曜日)

サムラート

 新宿3丁目、雑居ビルの7階のインド料理店。

あちこちにチェーン店がある。

P2220006

 ランチタイムは

2種類カレーセットが980円、

3種類だともう少し高い。

9種類のカレーから選べるが、

バターチキンカレーと野菜カレーを頼む。

ナンとライスはお代わりもできる。

ナンは大きくて、脂がのっている。

サラダ、ドリンク付き。

東京都新宿区新宿3-18-4
セノビル7F

03-3355-1771

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2009年3月 2日 (月曜日)

本「世界は感情で動く (行動経済学からみる脳のトラップ)」

(マッテオ・モッテルリーニ、紀伊国屋書店)

 「経済は感情で動く」の続編だ。

行動経済学について

「医師の診断」「宝くじの当選」「裁判の判決」などの例を

ふんだんに使いわかりやすく解説しているが、

前作との重複も多い。

「他人には厳しく、

自分には甘い」。

これは、わしも思い当たるが、

他人や自分の行動を判断する時、

平等には考えず、

他人に対しては

「あいつの性格からして、

昔からやると思っていたんだ」と思いがちなのに対し、

自分の失敗については

「しょうがないよ。

こうなるとは思いもよらなかったよ」と

原因を外的環境のせいにしようとする。

この傾向は「帰属のエラー」という用語で説明されるという。

(2009年1月30日、1600円+税)

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2009年3月 1日 (日曜日)

映画「オーストラリア」(2008年、米)

     ★★★☆☆

 監督のBaz Luhrmann 、

主演のNicole Kidman、Hugh Jackman と

Australia出身の3人が手掛けた

愛と冒険のロマン。

     Australiaposter

  第2次世界大戦直前の1939年、

英国貴族の夫人Sarah Ashley (Nicole Kidman)が

夫の住む北オーストラリアを訪れるが、

夫は何者かに殺されていた。

夫から相続された土地を守るため、

Darwinの軍に牛を売ることを決めたSarahは、

夫が信頼していた野性的なカウボーイ

Drover (Hugh Jackman)の協力を得て、

1500頭の牛をDarwinまで運ぼうとするが、

昔の使用人Neil Fletcher (David Wenham)の

妨害にあう。

何とか9千キロ離れたDarwinに着き、

無事牛を納入したSarah はDrover と愛し合うようになり、

亡き使用人の息子、AborigineのNullah (Brandon Walters)を

わが子のように思う。

一方、Neil Fletcherは、

食肉業界のドンの娘と結婚、

ドンを暗殺し、

権力者の座におさまっていた。

戦争は激しくなり、

Darwinに日本軍が空襲を仕掛けてくる。

Sarahたち3人の運命は・・・・・・

       ◇

 美男と美女の大ロマンス、

わかりやすい悪人たち、

次から次へとヒロインらに迫りくる危機、

壮大な峡谷をめぐる長旅。

往年の西部劇を彷彿とさせる娯楽劇だ。

主人公らが危機に陥ると

どこからともなくAborigineの「まじない師」のおじいさん

(Nullahの祖父)があらわれて、

手助けするという設定は

ちょっと安易か。

「The Wizard of Oz」(1939年)の中の

名曲「Over the Rainbow」が重要な役割を果たしている。

「国名」をタイトルにした映画は、

ありそうでなかったのでは。

「新宿ピカデリー」6で。

[監][案][製][脚]バズ・ラーマン
[監]スチュアート・ビーティーほか
[出]ニコール・キッドマン、ヒュー・ジャックマン、
 デビッド・ウェンハム、ジャック・トンプソン
[上映時間]165分

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