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2009年5月31日 (日曜日)

奇跡のりんご

 弘前のリンゴ農家、木村秋則さんと

脳科学者茂木健一郎博士の対談を

きのう新宿で聴いた。

木村さんは

苦労して無農薬、無肥料のリンゴの栽培に

成功した人だ。

思い立って無農薬での栽培に挑戦して7年目、

いっこうにリンゴは実をつけない。

生活は苦しく

パチンコ屋の店員やキャバレーの呼び込みをやって、

家族を養った。

ある日、娘さんが学校の作文で

「お父さんの作ったリンゴを食べたことがありません」と書いた。

それを教師から聞いて

木村さんは死のうと思った。

奥さんを早めに農園から家に帰し、

ひとり岩木山に登る。

ねぶた祭りの太鼓の音がどこからともなく

聞こえてくる。

木にひもを掛けて

首をつろうと周りをみると、

栗の木が見えた。

「農園のリンゴは実がならないのに

どうしてこの栗の木は

こんなに豊かなのだろう」

その瞬間

木村さんは

目にみえる部分だけではなく、

地中に深く張った根の存在に

思い至った。

自殺を中止した木村さんは、

その後も試行錯誤を続け、

全国から注文が来るほどの

リンゴの生産者になったという。

 

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