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2009年6月28日 (日曜日)

小三治「厩火事」

 昨夜は新宿末広亭6月下席に行く。

楽屋も驚くほどの大盛況だ。

お目当ては夜の部主任

柳家小三治師匠。

  P6270001

小三治師匠は、

前々日に死去した

マイケル・ジャクソンに絡めた

楽屋話から枕に入った。

小三治師匠の直前に高座にあがる

紙切りの林家正楽師匠に、

前日は「マイケル・ジャクソンを切ってくれ」という

注文が客席から出たという話。

「きょうも出るかと思ったが、

出なかった。

一日経つと、

みんな忘れちまうのかねえ」

楽屋で入船亭扇橋師匠に

「マイケル・ジャクソンとビートルズは

おんなじかい?」

と聞かれた話。

「東海林太郎と比べれば、そりゃあ

同じくくりだろうけど、

違うといえば違う」

扇橋師匠の噺が聞きとれない、と

客席から苦情が出る話。

「寄席に出る芸人が

皆同じようによく聞き取れると

思っちゃあいけない。

寄席はそういうもんじゃあない」

ビックカメラの楽器売り場に来る

ピアノ弾きのおじさんんの話も。

変幻自在な枕を

20分ほど話したあと、

妻が夫の大事にしている皿を割って

夫の愛情を確かめようとする噺「厩火事」。

 この日は三遊亭小円歌師匠の

かっぽれも見ることが出来、

充実した寄席だった。

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コメント

昔、どなたのエッセイだったか。。。
「柳家小三治さんが痔病を煩い、この度手術を受けたそうです。小三治さん、『じ(痔)』がとれて『柳家小さん』になったかといえば、そうはうまくいかないらしい 笑」
そのお方も今や落語会の重鎮になられ。時の流れを感じますです。

投稿: snowdrop | 2009年6月28日 (日曜日) 11時59分

>snowdrop様
 面白いエピソードですね。
どちらの師匠のエッセイでしょうか。
6月下席には
柳家小さん師匠も出ていましたよ。

投稿: 富久亭 | 2009年6月28日 (日曜日) 17時38分

>寄席に出る芸人が皆同じようによく聞き取れると思っちゃあいけない。寄席はそういうもんじゃあない


なかなか含蓄のあるお話ですね。
テレビやビデオしか見ないと「生」がわからないでいるのでしょうね。

投稿: | 2009年6月29日 (月曜日) 09時31分

↑でしたm(-_-)m

投稿: kokoni | 2009年6月29日 (月曜日) 09時33分

ああ、これはこれは言葉が足りませんでした。ごめんなさい。

そのエッセイに出てくる「小さん」は「五代目 小さん」師匠のことで
ございます。
小三治師匠がまだまだ若い頃、師匠五代目さんとの比較を面白く書いたもの。
作者は忘れていまいました。

投稿: snowdrop | 2009年6月29日 (月曜日) 22時12分

>kokoni様
 小三治師匠の場合は、噺も上手いが、枕を聞くのも楽しみ。ライブならではだと思います。

>snowdrop様
 人間国宝といわれ、小三治さんの師匠だった先代「小さん」のことですね。

投稿: 富久亭 | 2009年6月30日 (火曜日) 07時19分

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