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2009年7月 5日 (日曜日)

映画「劔岳 点の記」(2009年、日本)

     ★★★★☆

 山に魅せられた男たちのドラマを

描いた新田次郎の小説を

映像カメラマンの木村大作が監督。

Turugatake

  明治39年。

陸軍参謀本部陸地測量部の柴崎芳太郎(浅野忠信)は、

日本にただ一か所残った未測量地、

北アルプス・劔岳の測量を命じられる。

柴崎は

地元の山を熟知した宇治長次郎(香川照之)を案内人に、

前人未到の山の登頂を目指す。

厳しい自然を克服し、

日本山岳会の小島烏水(仲村トオル)ら

ライバルに勝って、

山頂に到達した柴崎は

そこに驚くべきものを見つけるのだった・・・

     ◇

 黒澤明の撮影を長く担当した木村大作の作品だけに

山々の表情を始めとした

映像が素晴らしい。

秋の紅葉、冬の雪原、夕日、豪雨、

川のせせらぎ、雷鳥、熊・・・

今の時代にあって、

安易にCGを使わず長期間のロケを行ったのも、

作品の主人公、柴崎の心意気に通じるものがある。

 登頂は成功したが、

柴崎らの発見したあるもののために、

陸軍の威信が保てなくなった際の、

それぞれの登場人物の態度の

違いが面白い。

基本的に男たちの物語だが、

柴崎の妻、葉津よ(宮崎あおい)の

かいがいしさも良かった。

「新宿バルト9」の6で。   

[監][脚][撮]木村大作
[原]新田次郎
[脚]菊池淳夫、宮村敏正
[出]浅野忠信、香川照之、
  松田龍平、宮崎あおい、
  役所広司、仲村トオル、
  小澤征悦、井川比佐志、
  國村隼、夏八木勲
[上映時間]139分

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