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2010年12月の5件の記事

2010年12月31日 (金曜日)

今年もお世話になりました

 2010年ももうすぐ終わり。

第61回紅白歌合戦は白組の優勝だ。

今年もお世話になりました。

          富久亭

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「ダグラスの鉄仮面」など

 紀伊国屋ホールで

「第22回澤登翠 活弁リサイタル」

年末恒例、無声映画を弁士付きで見る会で、

今回は「チャップリンの衝突」(The Fatal Mallet, 1914年)、

「坂本竜馬」(1928年)、

「ダグラスの鉄仮面」(The Iron Mask,1929年)

の3本立てだ。

「衝突」は、一人の女性を巡り3人の男が争うドタバタで、

ヒロイン役のメイベル・ノーマンドは

当時ハリウッドを代表する喜劇女優だという。

坂東妻三郎主演の「坂本竜馬」は、

本来は全10巻の長編だが、

現存するのは三十分あまりの短縮版。

澤登さんの解説が上手く、

話の筋は十分伝わった。

正義と友情がテーマの大活劇「鉄仮面」は、

「三銃士」の後日談。

主人公ダルダニアンにダグラス・フェアバンクス、

その恋人コンスタンスにマーガレット・ド・ラ・モット、

悪役ロシュフォールにウルリック・ハウプト。

80年前のサイレント映画ながら、

手に汗握る展開であった。

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2010年12月30日 (木曜日)

立川志らく独演会 25周年ファイナル

 日比谷の読売ホールで

立川志らく独演会。

談志師匠に入門して25周年を記念したもので、

演目は「鉄拐」、「鉄拐後日談 ~上海極楽(パラダイス)」。

「鉄拐」は落語には珍しく上海を舞台にした噺。

マクラでは、

数日前に同じ読売ホールで談志師匠が

「芝浜」を演じた時の様子を。

「鉄拐」はこんな噺。

上海に店を構える廻船問屋「上海屋」では

毎年創立記念日に芸人を呼んでショーを開いていた。

なんとか今年も皆が驚く芸の持ち主を探してこいとの

主人、唐右衛門の厳命に、

番頭が探してきたのが八仙人の一人、鉄拐。

腹の中から自分の分身を出す秘術に

上海中が沸いた。

それを見たある興行師が

これまた八仙人の一人である張果老をスカウト、

瓢箪から馬を出す芸で対抗させた。

頭にきた鉄拐は、

張果老の馬を盗んで飲み込み、

観客も腹に入れて見物させたが、

鉄拐の腹が痛む。

吐き出して見ると酔っぱらった張果老が

暴れていたのだった。

あらすじだけ書くと面白さがあまり伝わらないかもしれないが、

ギャグもふんだんにあり

抱腹絶倒だった。

続く「鉄拐後日談 ~上海極楽(パラダイス)」は、

その後のエピソード。

登場人物が多く、

筋があまり追えなかったが、

柳亭市馬師匠の歌も入り、

今年の笑い納めは充実したものとばった。

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2010年12月26日 (日曜日)

映画「シチリア!シチリア!」(Baarìa、2009年、伊)

 ★★★★☆

 「Nuovo Cinema Paradiso」(1998年)の

Giuseppe Tornatore監督が、

故郷シチリアの小さな町を舞台に、

激動の時代を生き抜いた一人の男の

波瀾万丈の人生を綴った。

シチリア島の田舎町Bagheria、

牛飼いの息子

Peppino Torrenuova (Francesco Scianna )は、

貧しいながらも楽しい少年時代を過ごす。

成長したPeppino は

美しい女性Mannina (Margareth Madè)を見染め、

彼女と結婚、

5人の子を授かる。

少年の日聞いた言い伝え、

「3つの岩山に石を投げ

3つの岩石すべてに当たると

秘密の扉が開き財宝が手に入る」

を思い出し、

石を投げてみる・・・・・・

      ◇

楽しい少年時代、

戦争、

結婚、

共産党入党、

子供の誕生。

人生は夢のように流れていく。

そう、夢のように・・・

Peppinoが教室で夢から覚めるラストシーンは、

人生が一時の夢にすぎないことを教えてくれる。

財宝は自分の近くにあったのだ。

「シネスイッチ銀座」で。

 

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2010年12月24日 (金曜日)

蘇った昭和の名人

 東銀座の東劇で、
「落語研究会 昭和の名人」。
今は亡き名人4人が
TBSのテレビ番組「落語研究会」に
出演した時の映像を、
映画にしたもの。
開口一番は八代目桂文楽の「明烏」。
1968年の第1回放映時の映像で、
これだけ白黒だ。
 続いて
古今亭志ん朝(若い)の「抜け雀」(1972年)。
よく通る声、
小気味よい語り口が
心地よい。
三席目は十代目金原亭馬生の「親子酒」(1978年)。
トリは、
三遊亭円生の「掛取万歳」(1973年)。
 4人が活躍した当時、
わしはまだ子供で、
4人とも寄席で見た覚えはない。
映像、音声ともクリアーで、
まるで4人が生で話しているかのようだった。
画面の中の観客の笑いにつられて、
映画をみているわしらも笑う。
半世紀の時間を隔てて
ひとつの空間を共有していることが、
不思議に感じられた。


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