カテゴリー「文化・芸術」の41件の記事

2010年8月29日 (日曜日)

涼やかな皿

 相変わらず暑い中、

六本木のサントリー美術館で「誇り高きデザイン 鍋島」。

鍋島藩といえば化け猫騒動を連想するが、

鍋島は、江戸時代に佐賀藩から徳川将軍家や諸大名への

贈り物として作られた最高級の磁器だ。

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 皿や壺などを見た印象は、

デザインや色が上品で気品があるということだ。

色は、染付の青色に

上絵の赤・緑・黄を加えた4色以内に抑えるのが

ルールということだが、

濃淡の微妙な違いを見せる青色が

格調高く、

それになんとも涼しげだ。

体中の汗がすっと引いて行くのが感じられるようだ。

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2010年8月 1日 (日曜日)

バレエ・アステラス 2010

 新国立劇場で「バレエ・アステラス 2010」。

海外で活躍する日本人ダンサーと

バレエ研修所の研修生の競演。

いろいろな作品から

男女2人で踊る「パ・ド・ドゥ」を集めたハイライト集。

どの踊りも躍動感にあふれていた。

それにしてもバレエの観客は

少女とその母親が多いなあ。

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【オープニング】  新国立劇場バレエ研修所研修生

【パ・ド・ドゥ集】
海外で活躍する日本人バレエダンサー
佐久間奈緒
(バーミンガム・ロイヤル・バレエ団)厚地康雄 (バーミンガム・ロイヤル・バレエ団)
『海賊』パ・ド・ドゥ

加治屋百合子 (アメリカン・バレエ・シアター) - ジャレッド・マシューズ
(アメリカン・バレエ・シアター)
『ロメオとジュリエット』バルコニーのパ・ド・ドゥ

菅野茉里奈 (ベルリンベルリン国立バレエ団) - ライナー・クレンシュテッター
(ベルリン国立バレエ団)
『ジゼル』第2幕のパ・ド・ドゥ 

倉永美沙 (ボストン・バレエ団) - ジェイムズ・ホワイトサイド
(ボストン・バレエ団)
『チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ』 

玉井るい (ウィーン国立歌劇場バレエ団) - エフゲニー・ラグノフ
(ウクライナ国立キエフ・バレエ団)
『眠れる森の美女』第3幕のパ・ド・ドゥ 

富村京子 (香港バレエ団)藤野暢央 (香港バレエ団)
『ルビーズ』パ・ド・ドゥ 

山口真有美 (スウェーデン王立バレエ団) - レミ・ヴォルトマイヤー
(オランダ国立バレエ団)
『グラン・パ・クラシック』 

新国立劇場バレエ研修所修了生
さいとう美帆 (新国立劇場バレエ団、第1期修了生) - 芳賀望
(新国立劇場バレエ団)
『シンデレラ』第2幕のパ・ド・ドゥ

小野絢子 (新国立劇場バレエ団、第3期修了生) - 清瀧千晴
(牧阿佐美バレヱ団)
『アラジン』第2幕のパ・ド・ドゥ 

【フィナーレ】  出演者全員

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2010年6月 7日 (月曜日)

ポスト印象派、後期印象派

 六本木の国立新美術館で

「オルセー美術館展2010 ポスト印象派」。

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「ポスト印象派」は

かつては「後期印象派」と訳されていた。

しかし、それだと「印象派の後半期」の意味だと誤解されるので、

近頃は「ポスト印象派」というのだそうだ。

1880年代後半から90年代にかけて活躍した

セザンヌ、ゴッホ、スーラ、ゴーギャンら

独自の表現を追求した画家たちだ。

 ゴッホの「星降る夜」が美しい。

夜空に輝く「大熊座」がロワール川の川面に反射して

幻想的な雰囲気を出す中、

川岸には恋人同士だろうか、

一組の男女が歩いている。

 「星降る夜」の隣にはこれも有名な「アルルのゴッホの寝室」。

2つの絵の制作年は1888年、1889年だが、

この2作が同時期に描かれたとは思えないほど印象が異なる。

 ルソーの「蛇使いの女」は不思議な絵だ。

むせ返るような奥深いジャングルの夜。

満月が周囲を照らす中、

裸の女が吹く横笛に誘われて

あちこちから蛇がニョロリと出てくる。

ついでにフラミンゴも現われる。

なんじゃこりゃ。

 モネやスーラの絵には

独特な空気が漂っているのを感じた。

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2010年5月 5日 (水曜日)

三菱とManet

  丸の内の三菱1号館に行った。

明治27年に建てられた日本初の

近代的オフィスビルを復元したものだ。

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赤煉瓦の外壁や重厚な内装など

いかにもビルジングという趣である。

1号館の内部は美術館になっていて、

現在「マネとモダン・パリ」展が開催されている。

印象派の画家 Édouard Manet といえば

恋人ともいわれた画家の Berthe Morisot の肖像画が有名だが、

同展では「すみれの花束をつけたベルト・モリゾ」が

オルセー美術館から来ていた。

黒い帽子に黒いスカーフ、黒い上着と

黒づくめのモリゾ。

Morizo

琥珀色の大きな目で

こちらをじっと見つめているような

ポーズが印象的だった。

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2010年1月16日 (土曜日)

METライブビューイング トゥーランドット

 METライブビューイングは

ニューヨークのメトロポリタン歌劇場で行われたオペラを

HD映像と5.1サラウンド録音で収録したものだ。

今シーズンのライブが世界900か所以上の

映画館で見られるという。

わしは新宿ピカデリーで観たのだが、

入場料3500円は、

豪華キャストによる名作を特等席で観られる

と思えば安いものだが、

映画館で映画を観ると考えれば

割高に思える、

微妙な価格設定だ。

     ◇

 今日見たのは中国を舞台にした

プッチーニのTurandot。

北京の皇帝の娘Turandot姫は

求婚者たちに3つの謎を出し、

全問解けたら結婚するという。

しかし、解けなかった者は打ち首に。

何人もの若者が姫に求婚し

命を失った。

ある日、謎の王子が現れ

姫の出した3つの謎を解いてしまう。

結婚を渋る姫に

謎の王子は

夜明けまでに自分の名前をいい当てたら、

自分を死刑にしても良いと言い出す・・・

 第3幕、王子の歌う「誰も寝てはならぬ」には

感動した。

Conductor: Andris Nelsons;

Production: Franco Zeffirelli;

Maria Guleghina, Marina Poplavskaya, Marcello Giordani, Samuel Ramey

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2009年12月23日 (水曜日)

バレエ「くるみ割り人形」

 新国立劇場で。

【金平糖の精】
川村真樹

【王 子】
芳賀 望

【クララ】
井倉真未

【雪の女王】
厚木三杏

【ドロッセルマイヤー】
冨川祐樹

【シュタルバウム】
逸見智彦
【シュタルバウム夫人】
楠元郁子
【フリッツ】
高橋一輝

【ハレーキン】
グリゴリー・バリノフ

【コロンビーヌ】
高橋有里

【トロル】八幡顕光

【ねずみの王様】
小笠原一真

【くるみ割り人形】
八幡顕光

【スペイン】
高木裕次

【アラビア】
厚木三杏、輪島拓也
今井奈穂 大湊由美 中田実里 原田有希 
【中 国】
長田佳世、吉本泰久
【トレパック】
グリゴリー・バリノフ
八幡顕光
福田圭吾
【葦の精】
さいとう美帆 小野絢子 大和雅美
【花のワルツ】
遠藤睦子、丸尾孝子、堀口 純、寺島まゆみ、陳 秀介
福岡雄大、マイレン・トレウバエフ、江本 拓

【振 付】マリウス・プティパ/レフ・イワーノフ
【作 曲】ピョートル・チャイコフスキー
【演出・改訂振付】牧 阿佐美
【指 揮】大井剛史
【舞台装置・衣裳】オラフ・ツォンベック
【照 明】立田雄士

【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

【芸術監督】牧 阿佐美
【主 催】新国立劇場

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2009年12月13日 (日曜日)

トスカ

キャスト

【トスカ】イアーノ・タマー
【カヴァラドッシ】カルロ・ヴェントレ
【スカルピア】ジョン・ルンドグレン
【アンジェロッティ】彭 康亮
【スポレッタ】松浦 健
【シャルローネ】大塚博章
【堂守】鹿野由之
【羊飼い】九嶋香奈枝

【合 唱】新国立劇場合唱団
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

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2009年11月23日 (月曜日)

ヴォツェック

新国立劇場のオペラ「ヴォツェック」。

【ヴォツェック】トーマス・ヨハネス・マイヤー
【鼓手長】エンドリック・ヴォトリッヒ
【アンドレス】高野二郎
【大尉】フォルカー・フォーゲル
【医者】妻屋秀和
【第一の徒弟職人】大澤 建
【第二の徒弟職人】星野 淳
【マリー】ウルズラ・ヘッセ・フォン・デン・シュタイネン
【マルグレート】山下牧子

【合 唱】新国立劇場合唱団
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

【指 揮】ハルトムート・ヘンヒェン
【演 出】アンドレアス・クリーゲンブルク
【美 術】ハラルド・トアー
【衣 裳】アンドレア・シュラート
【照 明】シュテファン・ボリガー
【振 付】ツェンタ・ヘルテル

【企 画】若杉 弘
【芸術監督代行】尾高忠明
【主 催】新国立劇場

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2009年9月23日 (水曜日)

オペラ「オテロ」

指揮:リッカルド・フリッツァ 

演出:マリオ・マルトーネ

芸術監督:若杉弘 

合唱:新国立劇場合唱団 

管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

出演:ステファン・グールド/タマール・イヴェーリ/

ルチオ・ガッロ/妻屋秀和/ブラゴイ・ナコスキ/

森山京子/内山信吾/久保田真澄

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2009年8月 9日 (日曜日)

「写楽 幻の肉筆画」 ギリシャに眠る日本美術~マノスコレクションより

 8月9日、

江戸東京博物館で。

葛飾北斎の「百物語」シリーズ5点が

印象に残った。

「しうねん」「笑ひはんにや」「こはだ小平二」

「お岩さん」「さらやしき」

特に

金に執着する人間のあさましさを

蛇で表した「しうねん」は

怖かった。

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