カテゴリー「映画・テレビ」の208件の記事

2011年3月 6日 (日曜日)

映画「英国王のスピーチ、The King's Speech」(2010年、英)

      ★★★☆☆

 予期せぬことから王位に就いた

King George VIの苦悩を巡る実話。

 父King George V(Michael Gambon)の代理として民衆の前で

演説したPrince Albert (Colin Firth)。

生来の吃音のため、

演説は惨憺たる結果に終わる。

 Prince Albert は、意を決してオーストラリア出身の

言語聴覚士Lionel Logue(Geoffrey Rush)の指導を受け始める。

 やがて、父が死に、

兄のEdward VIII(Guy Pearce)が即位する。

だが、兄はWallis Simpson(Eve Best )と

駆け落ちして王位を失い、

Prince Albert がGeorge VIとして、

王位に就くことになる。

第2次世界大戦が始まり、

ラジオを通じて国民に語りかけることに

なったが・・・

    ◇

 俳優になりそこなった言語聴覚士と

王としての資質に欠ける王子。

大きな挫折を経験した2人の

奇妙な友情が面白い。

ラストシーン、

George VIが、

国民を鼓舞する演説に臨む際、

バックに流れるベートーベンの交響曲7番が、

効果をあげていた。

 「TOHO シャンテシネ」2で。

 

 

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2011年2月23日 (水曜日)

映画「ヒア アフター、Hereafter」(2011年、米国)

     ★★★☆☆

 Clint Eastwood監督の

生と死をテーマにした映画。

 フランスのジャーナリストMarie Lelay(Cécile De France )は、

東南アジアのリゾート地で津波に襲われ

生と死の境をさまよう。

幼少のころの病気のため

死者と交信ができるようになったGeorge Lonegan(Matt Damon)は、

自分の能力に嫌気がさし、煩悶する。

ロンドンの少年Marcus(Frankie McLaren)は、

頼りにしていた双子の兄を交通事故で失い、

悲嘆にくれる。

 そんな3人が、

互いに引き寄せられるように

ロンドンで出会う。

     ◇

 冒頭、Marieが津波に襲われるシーンは圧巻だ。

その後、舞台はサンフランシスコ、ロンドンへと移り、

3人の運命を描く。

Georgeが、イタリア料理教室でMelanie(Bryce Dallas Howard)に出会い、

互いに惹かれあうが、

Georgeの能力のせいで、

別れなければならないエピソードは、

見ていてせつなくなる。

「新宿ピカデリー」3で。

 

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2011年2月13日 (日曜日)

映画「幸せの始まりは、How Do You Know」(2010年、米)

     ★★☆☆☆

  男女の三角関係を軽妙に描いたラブ・コメディー。

 チームを首になったソフトボール選手

Lisa(Reese Witherspoon)には、

プレイボーイで金持ちの

ボーイフレンドMatty(Owen Wilson)がいるが、ある日、

父親(Jack Nicholson)と一緒に会社を経営する冴えない男

George(Paul Rudd)とデートする。

父親のせいで詐欺の疑いをかけられ起訴目前のGeorgeは

Lisaにプロポーズするが・・・・・・・

       ◇

 前半は話の進展はもたもたしているが、

後半になってスピードアップ、

面白くなってきた。

しかし、リサがソフトボール選手という設定が

後半、あまり生かされていないのでは・・・

 「新宿ピカデリー」8で。

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2011年2月 6日 (日曜日)

映画「ウォール・ストリート(Wall Street: Money Never Sleeps)」(2010年、米)

      ★★★☆☆

 Oliver Stone監督、Michael Douglas主演の

Wall Street」(1987年)の続編。

インサイダー取引で刑務所に入っていたGordon Gekko(Michael Douglas)が

8年間の刑期を終えWall Streetに戻ってきた。

娘のWinnie(Carey Mulligan)は、

父と父の職業を嫌っているが、

恋人に選んだのは投資銀行に勤めるJake Moore (Shia LaBeouf )だった。

ある日、Jakeが勤める投資銀行が急激な業績悪化により破綻、

社長は自殺し、

ジェイコブ自身も資産を失ってしまう。

金融業界の黒幕の陰謀だと知ったJakeは、

Gekkoに近づき、協力を求める。

    ◇

greed(強欲) とmoral hazard(倫理の欠如) がテーマ。

金のためなら最愛の娘までだましてしまうという、

人間の欲深さをMichael Douglasが

演じている。

実在のカリスマ投資家Warren Buffettが、

本人役で登場しているのが面白い。

「新宿ピカデリー」5で。

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2011年1月23日 (日曜日)

映画「ソーシャル・ネットワーク、The Social Network」(2010年、米)

     ★★★★☆

 ハーバード大の学生の時

「Facebook」を創設した

Mark Elliot Zuckerbergを巡る物語。

事業のアイデアを出したハーバード大の上級生や、

共同で事業を始めた親友を裏切り、

裁判で敗訴しながらも、

Markは事業を拡大していく。

「新宿ピカデリー」1で。

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2011年1月 9日 (日曜日)

映画「アンストッパブル」(Unstoppable、2010年、米)

     ★★★★☆

 大惨事を防ぐため

暴走する39両連結の貨物列車を止めようとする

機関士と車掌のアクション映画。

 解雇されることが決まっている初老の機関士Frank(Denzel Washington )と

コネで採用された若い新米車掌Will(Chris Pine)。

反目する2人は、

危機を前に協力し、

最後には熱い友情で結ばれる。

お決まりの設定だが、

それでも映画に引き込まれていくのは、

テンポが良い展開と、

映像の迫力による。

上映時間が約90分というのも

ちょうど良い。

 ハリウッド映画の王道を行く作品だ。

「新宿ピカデリー」2で。

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2011年1月 2日 (日曜日)

映画「最後の忠臣蔵」(2010年、日)

     ★★☆☆☆

 池宮 彰一郎の原作。

討ち入り後の赤穂浪士の生き残りのエピソードを描いた。

 大石内蔵助の家来、瀬尾孫左衛門(役所広司)は、

大石に頼まれ、大石の隠し子を育てるため

討ち入りには参加せずに逃亡した。

同じく寺坂吉右衛門(佐藤浩一)も大石の命を受け、

討ち入りの様子を後世に伝えるため、

生き延びた。

16年後二人は再会する。

大石の娘、可音(桜庭ななみ)は

豪商の息子に見染められ、

嫁入りする。

婚礼の日、

役目を果たした瀬尾は

自害するのだった。

      ◇

 原作を読んでいないので、

何とも言えないが、

主人が愛人との間に設けた娘を

守り育てることが、

武士として、

そんなに重要なことなのか。

ただ、

宵の花嫁行列に、

松明を持った旧赤穂藩士が

次々と加わるシーンは

美しかった。

「新宿ピカデリー」5で。

 

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2011年1月 1日 (土曜日)

映画「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」(Harry Potter and the Deathly Hallows、2010年、米)

  ★★☆☆☆

 Harry Potterシリーズの第7作。

 魔法学校Hogwartsの校長Dumbledoreが殺された。

7年生に進級するはずだったHarry Potter(Daniel Radcliffe)は、

Voldemortを滅ぼす唯一の方法が

分霊箱を破壊することだと知り、

Dumbledoreの残したヒントを手掛かりに、

親友のRon Weasley (Rupert Grint)、

Hermione Granger(Emma Watson)と共に旅に出るが・・・・・・

        ◇

 物語の舞台は

魔法学校を離れ、

あちこちに移動する。

このシリーズの良さが失われてしまったような。

校長が中途半端なヒントしか残さなかったため、

3人は何度もピンチに陥が、

それを切り抜け、

物語は終章へ。

「新宿ピカデリー」1で。

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2010年12月31日 (金曜日)

「ダグラスの鉄仮面」など

 紀伊国屋ホールで

「第22回澤登翠 活弁リサイタル」

年末恒例、無声映画を弁士付きで見る会で、

今回は「チャップリンの衝突」(The Fatal Mallet, 1914年)、

「坂本竜馬」(1928年)、

「ダグラスの鉄仮面」(The Iron Mask,1929年)

の3本立てだ。

「衝突」は、一人の女性を巡り3人の男が争うドタバタで、

ヒロイン役のメイベル・ノーマンドは

当時ハリウッドを代表する喜劇女優だという。

坂東妻三郎主演の「坂本竜馬」は、

本来は全10巻の長編だが、

現存するのは三十分あまりの短縮版。

澤登さんの解説が上手く、

話の筋は十分伝わった。

正義と友情がテーマの大活劇「鉄仮面」は、

「三銃士」の後日談。

主人公ダルダニアンにダグラス・フェアバンクス、

その恋人コンスタンスにマーガレット・ド・ラ・モット、

悪役ロシュフォールにウルリック・ハウプト。

80年前のサイレント映画ながら、

手に汗握る展開であった。

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2010年12月26日 (日曜日)

映画「シチリア!シチリア!」(Baarìa、2009年、伊)

 ★★★★☆

 「Nuovo Cinema Paradiso」(1998年)の

Giuseppe Tornatore監督が、

故郷シチリアの小さな町を舞台に、

激動の時代を生き抜いた一人の男の

波瀾万丈の人生を綴った。

シチリア島の田舎町Bagheria、

牛飼いの息子

Peppino Torrenuova (Francesco Scianna )は、

貧しいながらも楽しい少年時代を過ごす。

成長したPeppino は

美しい女性Mannina (Margareth Madè)を見染め、

彼女と結婚、

5人の子を授かる。

少年の日聞いた言い伝え、

「3つの岩山に石を投げ

3つの岩石すべてに当たると

秘密の扉が開き財宝が手に入る」

を思い出し、

石を投げてみる・・・・・・

      ◇

楽しい少年時代、

戦争、

結婚、

共産党入党、

子供の誕生。

人生は夢のように流れていく。

そう、夢のように・・・

Peppinoが教室で夢から覚めるラストシーンは、

人生が一時の夢にすぎないことを教えてくれる。

財宝は自分の近くにあったのだ。

「シネスイッチ銀座」で。

 

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