カテゴリー「音楽」の15件の記事

2008年5月 4日 (日曜日)

熱狂の日

 有楽町の東京国際フォーラムで開かれれている

「ラ・フォル・ジュルネ」に初めて行った。

P5030001

フランスのナントで生まれたこの音楽イベントは

2005年から東京でも始まった。

4回目の今年のテーマは「シューベルトとウィーン」で、

6日まで1700人以上のアーティストが参加し、

400以上のイベントが開かれるという。

 このうち新進ピアニスト、小菅優さんと

フランス国立ボルドー・アキテーヌ管弦楽団の

コンサートを「ホールA」で聴いた。

指揮はカナダ出身のクワメ・ライアンさん。

まずは管弦楽団のウェーバーの歌劇「オイリアンテ」序曲を聴く。

華やかなオープニングに続く麗しいメロディを堪能した。

そして、赤紫のドレスで小菅さんが登場して、

ベートーベンのピアノ協奏曲第3番 ハ短調 作品37。

ベートーベン唯一の単調協奏曲を、

オーケストラをバックに華麗に演奏した。

 コンサートのほかにも無料のイベントを鑑賞、

女声5声のア・カペラのグループ「アウラ」の歌声が

印象的だった。

P5030004

 しかし、国際フォーラムのレストランは

いずれも特別料金のメニューばかり。

これはなんとかならぬか。

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2008年4月 3日 (木曜日)

春の宵の音楽会

 毎月のイタリア料理講習会の会長である

ニシジマさんが同好の士を集めた

演奏会に出演するというので

昨夜出かけた。

ニシジマさんとは、

昔盛岡で仕事をして以来、

20年の付き合いで、

「ピアノの名手である」と自称するのは

聞いたことがあるが、

実際に演奏を聴くのは初めてだ。

 その演奏会であるが、

100人の観客を前に、

クラシック音楽やジャズを演奏するのは、

いずれも「セミプロ級の腕前」である。

全10グループのうち、

ニシジマさんは6グループに参加、

タンゴやジャズから正統派クラシックまで

40万円で主催者から買ってもらったピアノを弾きまくった。

 しかし、最初の「リベルタンゴ」あたりは、

緊張のせいか、やや固い。

P4020001

顔を真っ赤にして、

一生懸命弾いている。

頑張れ、ニシジマ!

しかし、徐々に緊張が解けてきたのか、

「モーニン」では、

両手が鍵盤の上で華麗に踊っていた。

うまいぞ、ニシジマ!

 この演奏会には、

3年前に9代目を襲名した林家正蔵を

痩せさせた感じのサックス吹きや、

新潟県六日町に「雪の下ニンジン」とともに

埋もれていたようなフルート演奏者など、

知り合いが出ていて、それぞれ面白かった。

聴衆も、きっと満足したと思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月17日 (月曜日)

フィガロの結婚

  昨日、初台の新国立劇場中劇場で行われていた

オペラ「フィガロの結婚」の最終日を観た。

同劇場オペラ研修所の公演で、

出演者は研修生と修了生だ。

研修生の舞台といっても、

指揮、音楽指導はニューヨーク・シティ・オペラなどで

活躍するアル・ベルト氏が担当し、

舞台装置、衣裳なども本格的だ。

それでS席が5000円とオペラとしては

かなり割安だ。

 同研修所長の海老澤敏さんがこの公演の

パンフレットに書いているように、

 「多様な人間感情のドラマが、

一つの劇作品の中で、

見事な音楽表現にもたらされた

オペラ史上空前にして絶後の

記念碑的最高峰の創造」に、

このような環境の中で

チャレンジできる若き芸術家は幸せだ。

若いのびのびした歌声を堪能し、

帰り道はいい気持ちだった。

            Ko_20000693_chirashi

原作           P. A. ボーマルシェ
             『狂おしい一日、もしくはフィガロの結婚』
台本          ロレンツォ・ダ・ポンテ
作曲          W. A. モーツァルト
指揮・音楽指導    アリ・ペルト
演出・演技指導    飯塚 励生
ヘッド・コーチ       ブライアン・マスダ
管弦楽          トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ
合唱            二期会合唱団
アルマヴィーヴァ伯爵 近藤 圭(第9期生)
伯爵夫人         高橋 絵理(第10期生)
フィガロ          高田 智士(第8期生)
スザンナ          田島 千愛(第8期生)
ケルビーノ         東田 枝穂子(第9期生)
マルチェッリーナ    渡辺 敦子(第2期生・賛助出演)
バルトロ         町 英和(第6期生・賛助出演)
バジリオ         城 宏憲(第10期生)
ドン・クルツィオ     中川 正崇(第8期生)
アントーニオ       能勢 健司(第9期生)
バルバリーナ      前嶋 のぞみ(第8期生)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年2月25日 (月曜日)

新世界から

 2日続きの大風の中、

池袋の東京芸術劇場へ行った。

読売日本交響楽団の演奏会を

聞くためである。

指揮は8度目の来日という

マンフレッド・ホーネック。

「チェコ・プログラム」と題した演目は、

・スメタナ/〈我が生涯から〉(ホーネック版)第1、3楽章
・モーツァルト/交響曲第38番〈プラハ〉
・ ドヴォルザーク/交響曲第9番〈新世界から〉

である。

 ポピュラーな演目のためか、

客席は満席だ。

 中学生のときカラヤンの〈新世界から〉のLPを買ったのが

初めてのクラシック経験だが、

考えてみると、〈新世界から〉を生のオーケストラで

聞くのは初めてのような気がする。

 ホーネックの指揮は、

カラヤンに比べてスローテンポではあるが、

ダイナミックでスケールの大きな響きであった。

プログラムのプロフィール欄に、

ホーネックと金原亭馬生の共通点として、

「ここぞと思う聞かせどころで声量(音)を絞る」

ことをあげていた。

なるほど。

耳をそばだてて聞く、音楽のすごさ、か。

 大風の中、聞きに来てよかった。

| | コメント (8) | トラックバック (1)

2008年1月25日 (金曜日)

Jacqueline du Pre

 イギリスのチェロ奏者Jacqueline du Preの

CD「EMI完全録音集(17枚組)」を手に入れた。

414bgbmkwbl_ss400_

輸入盤で1万円前後で買えた。

1枚当たりにすると5、6百円である。

 Jacquelineは16歳でデビューした後、

1971年に体の変調に気づき、

1982年に42歳で死去した。

運動神経などに障害が起る多発性硬化症だった。

チェリストとしてのJacquelineの活動は

28歳までの12間という短いものであったが、

天才の名を欲しいままに活躍し、

この全集には、名演といわれるエルガーのチェロ協奏曲・ホ短調Op.85や、

ショパン最後の楽曲となったチェロソナタ・ト短調Op.65

も収められている。

 彼女の悲劇的な運命を思いながらCDを聞くと、

感動もひとしおだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月10日 (月曜日)

カルメン

  オペラ「カルメン」の千秋楽を昨日、

新国立劇場で観た。

 カルメン役のマリーナ・ドマシェンコが

「健康上の理由」で来日できなくなり、

「カルメン」の舞台スペイン出身の

マリア・ホセ・モンティエルが代役を務めた。

代役といってもミラノ・スカラ座やウイーン国立歌劇場などでカルメンを演じ、

好評を博した立派な経歴の持ち主だそうだ。

大きな瞳、伸びのある声に魅了された。

 4階の最前列で観たのだが、

オペラの舞台は奥行きが結構深いということに気づいた。

4階から観ると、舞台全体を視野に収めることができる。

カルメンのように数十人がいっぺんに舞台上で

さまざまな芝居を繰り広げる演目は

上から見るのが正解ではなかろうか。

チケットも手ごろだし。

Photo_2  

●キャスト●     

【カルメン】マリア・ホセ・モンティエル
【ドン・ホセ】ゾラン・トドロヴィッチ
【エスカミーリョ】アレキサンダー・ヴィノグラードフ
【ミカエラ】大村 博美
【スニガ】斉木 健詞
【モラレス】星野 淳
【ダンカイロ】今尾 滋
【レメンダード】倉石 真
【フラスキータ】平井 香織
【メルセデス】山下 牧子
【合唱指揮】三澤 洋史
【合 唱】新国立劇場合唱団
【児童合唱】杉並児童合唱団
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

●スタッフ●

【作 曲】ジョルジュ・ビゼー
【台 本】アンリ・メイヤック、リュドヴィク・アレヴィ
【原 作】プロスペル・メリメ
【指 揮】ジャック・デラコート
【演 出】鵜山 仁
【美 術】島 次郎
【衣 裳】緒方 規矩子
【照 明】沢田 祐二
【振 付】石井 潤
【舞台監督】菅原 多敢弘
【芸術監督】若杉 弘

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年11月30日 (金曜日)

ジャズの新伝承派

ジャズクラリネット奏者の谷口英治さんに

ジャズの歴史をうかがった。

 1900年ごろラグタイムなどから発生したジャズは

ニューオーリンズの黒人を中心に発達、

デキシーランドに広がり、

白人中心のスイングも誕生した。

 やがて1940年代のモダンジャズの時代を迎え、

チャーリー・パーカーのビバップやハードバップ、

マイルス・デイビスのモード、

西海岸で活躍したウエストコーストと

黄金期を迎えた。

 1970年代にはロックの影響を受けたフュージョンが生まれ、

10年後には前衛のフリージャズの時代となる。

 クラシック音楽が200年かけて現代音楽まで行き着いた歴史を

ジャズはわずか80年でたどったことになる。

 行き着くところまで行き着いたジャズはもはや発展性がなく、

化石のようなものなのだろうか。

ジャズミュージシャンに今後の道はあるのだろうか。

 1968年生まれの谷口さんは、

現代のジャズミュージシャンを

新伝承派と呼んでいる。

 ジャズの歴史の各時代の要素をブレンドして

自分ならではの音楽を極める。

ファンにとっても贅沢な時代ではないか。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007年10月30日 (火曜日)

呼吸とバイオリン

  日本を代表するバイオリニストの一人、
漆原朝子さんの演奏会に行った。
 バイオリンを弾く時は、
呼吸が大事だそうだ。
 吐きながら弾くと
音に重さがかかり、
吸いながら弾くと
音に開放感が出る。
 漆原さんは、
実際に息を吐いたり吸ったりしながら、
ベートーベンのバイオリンソナタ「春」を
演奏してくれた。
 ピアニストの野田清隆さんと一緒に演奏した
シューベルトの「ピアノとバイオリンのためのソナタ」が
印象に残った。
 プロのバイオリニストの
右手の動きはあざやかで
弓が弦の上を踊ったり、
弦にまとわりついたりしていた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年10月19日 (金曜日)

「イオランタ」に人生の意味を探る

 チャイコフスキーの歌劇「イオランタ」をサントリーホールで聞いた。

ロジェストヴェンスキー指揮、読響の演奏だ。
 「イオランタ」を聞くのは初めてで、
ストーリーが、何か人生における重要なことを
象徴しているのだろうと思うのだが、
どういうことかよくわからない。
 とりあえず荒筋を記すとーー。
 イオランタというのはヒロインの名前で、
仏プロヴァンスの王女である。
生まれつき目が不自由で、
父王は不憫に思い
盲目であるという事実を本人には伏せてある。
 イオランタは、自分は他の人とは違うと何となく感じながらも、
召使に囲まれて何不自由なく暮らしている。
  ある日、イオランタの住む城に
騎士ボデモンが迷い込み、
イオランタに一目ぼれする。
 ボテモンと話しているうちに
イオランタは自分だけが盲目
であるという事実を知ってしまう。
 医者は、イオランタが
目が見えるようになることを心から望めば、
手術で直すことができるという。
 しかし、目が見えるということは
イオランタにとって理解不能な未知の経験だ。
恐怖から、イオランタは手術を拒むが、
結局ボテモンへの愛情から手術を受ける。
手術は成功し、2人は結ばれるーー
という話である。
 我々は皆、自分が盲目であることを知らない
イオランタであろうか。
         
         ※
チャイコフスキー「組曲第2番 」
チャイコフスキー「歌劇〈イオランタ〉」(演奏会形式)
指揮                     ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー
演奏                     読売日本交響楽団
 
イオランタ (ソプラノ)             佐藤美枝子
プロヴァンス王レネ (バス・バリトン)    成田眞
ブルゴーニュの騎士ボデモン (テノール) 経種廉彦
ブルゴーニュの侯爵ロベルト (バリトン)  成田博之
エブン=ハキヤ (バリトン)          太田直樹
マルタ (メゾソプラノ)             菅有実子
ベルトラン (バス・バリトン)         畠山茂
アリメリク (テノール)             大槻孝志
ブリギッタ (ソプラノ)             安藤赴美子
ラウラ (ソプラノ)               黒木真弓
合唱                       武蔵野音楽大学

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年10月17日 (水曜日)

シューマニアーナ

 ピアニストの伊藤恵さんのお話を聞いた。

伊藤さんは20年かけてシューマンのピアノ曲全曲を録音、

その最後のCDが発売された。

 5歳の時「ユーゲントアルバム」を

弾いたのが伊藤さんとシューマンとの出会いだ。

 シューマンの音楽は、

恋人クララに対する愛情を抜きに語ることは出来ない、

その証拠は楽譜の中に隠されている、

と伊藤さんはいう。

例えば、

 「子供の情景」の中の「トロイメライ」の楽譜で、

必然性はないのに、

両手を交差して弾くように指定してあること。

そのことから、シューマンのクララへの思いが分かるという。

 一流のピアニストがピアノを弾くのを間近で見るのは

初めての機会であったが、

しなやかに、跳ねるように動く指の動きに

魅了されてしまった。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007年9月11日 (火曜日)

通奏低音

 通奏低音(Through bass)と言えば、

伴奏楽器が絶え間なく低音を伴奏することであるが、

伴奏者は、数字の書いてある楽譜を見ながら、

和音をアドリブで弾いているということを、

チェンバリスト、水永牧子さんのレクチャーで

初めて知った。

 チェンバロはオルガン、ハープ、チェロなどとともに

伴奏楽器として用いられる。

 水永さんは、例として、ヘルマン・ケラーの教則本から

独唱曲「愛するイエスよ」を

メゾソプラノの関奈美さんの独唱で、

音域、和音の数、リズムを変えて、

伴奏してくれた。

「愛するイエス」の場合、

音域は歌手より低く、

和音の数は3、

リズムは8分音符がちょうど良いようであった。

 伴奏するときは

「あまり目立とうとせず、背景や雰囲気作りを心がける」

という水牧さんの言葉に

人生にも通じる重みを感じた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月24日 (金曜日)

オシドリのチェロ2重奏

 夫婦ともに高名なチェリスト、

藤森亮一さん、向山佳絵子さんの

演奏を聴いた。

 藤森さんは、NHK交響楽団の首席チェリスト、

向山さんは、Jアートホールのプログラム企画に携わるなど、

多彩な活躍をしている。

 夫婦で演奏家、家庭でも仲良く弾いているのかと思ったが、

家では互いの練習に口出ししないのがルールだという。

 どちらかといえば、藤森さんは寡黙、

向山さんは饒舌との印象を受けたが、

2人が持っている楽器にも個性がある。

 藤森さんの楽器には傷がいくつかある。背板は2枚の

板を張り合わせたもの、

向山さんのは、傷がなく、脊板は1枚板だ。

 藤森さんのものは、17世紀初頭にアマテイが制作したものを、

向山さんのものは、それより小ぶりの楽器で、

「家が一軒買える」金額を出して購入したという。

 これらの楽器を使い、夫妻は

ボッケリーノの「2つのチェロのためのソナタ ハ長調」、

ポッパーの「2つのチェロのための組曲 作品16」などを弾いた。

2人が紡ぎだす音色は、

重厚で、張りがあり、不思議になつかしい響きがした。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007年8月13日 (月曜日)

今井信子さんとヴィオラ

 世界でもトップ級のヴィオラ演奏家、

今井信子さんの講演を聞いた。

 1967年ミュンヘン、1968年ジュネープの

国際コンクールで最高位入賞。以後、

欧米を拠点としてソリスト、室内楽奏者、教育者

として国祭的に活躍と、「UNIVERSAL CLASIC」

のホームページにある。

 小学1年生の時、手に職をつけさせてやりたい、

という母の思いから、ヴァイオリンを習い始めたという。

 ヴィオラはヴァイオリンを一回り大きくした楽器だが、

ヴァイオリンよりポピュラーではなく、

当然、活躍の場も限られる。

 今井さんはなぜ「楽器の花形になれない宿命の」

ヴィオラに転じたか。

 20代のとき、ある音楽祭でボストン交響楽団

の「ドン・キホーテ」を聴いたのがきっかけだ。

 その時、ヴィオラの「甘いメロディ、強い表現力」に気づき、

「この音が出るのだったらヴィオラを弾きたい」

と思ったのだそうだ。

 あるのですね。こういう運命的な出会いが。

 今井さんは、しなやかな、しかし、力強い手で、

バッハの「サラバンド」と

ヘンデルの「私を泣かせて下さい」を

演奏してくれた。

 今井さんの演奏を聴いて

「ヴィオラを始めたい」と思う若者も

いるに違いないと思った。

 

 

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年8月 5日 (日曜日)

モーツァルトの交響曲

 9月から8年かけて山形交響楽団と、

モーツァルトの全交響曲を演奏する旅に出るという

指揮者の飯森範親さんの講演を聞いた。

 モーツァルトの交響曲というと

第25番、第38番「プラハ」、第39番、

第40番、第41番「ジュピター」などが有名であるが、

最初の交響曲はモーツァルトが8歳の

時に作曲したものだという。

 飯森さんは、この最初の交響曲から

年代順に10曲あまりのCDをかけ、

どのような変遷をたどったのかを、

解説してくれた。

 特に、2人の指揮者による第39番の

聴き比べしたときには、

印象の違いにびっくりした。

 締めくくりの言葉として、

飯森さんが「曲を聞くと、それを作った時のモーツァルトの

生きざまがよくわかる」との言葉に共感した。

 また、モーツァルトの時代はビブラートを使わない

「ピリオド奏法」だけで、ビブラートは20世紀

になって登場した技法だということを初めて知った。

 最近は「ピリオド奏法」が見直されているという。

 

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2007年6月17日 (日曜日)

チェンバロ

 チェンバロ奏者の水永牧子さんが行った、

ヨーロッパ各国のチェンバロ音楽についてのレクチャー。

   独逸は「音の建築物」

   仏蘭西は「風景画を見るような優雅さ」

   伊太利は「緊張と解放を伴った、予想不可能な面白さ」

   英吉利は「素朴な美しさ」

   西班牙は「原色の美しさ」

と、各国の音楽の特徴を一言に凝縮する。

 「フーガ」「プレリュード」「トッカータ」「パヴァーヌ&ガリヤード」

「グラウンド」「ファンタンゴ」など

さまざまな楽曲を弾き分けてくださる。

心地よい緊張感をともなったピッキの「トッカータ」と

厳格な対位法に則ったバッハの「フーガ」が

印象に残った。

 チェンバロという楽器を初めて身近で見た。

思いのほか小さい。

黒鍵と白鍵の色がピアノと逆なのも面白かった。

http://yaplog.jp/makikomizunaga/tb_ping/189

| | コメント (2) | トラックバック (0)