カテゴリー「音楽」の44件の記事

2011年2月28日 (月曜日)

METオペラ「ニクソン・イン・チャイナ」

 20世紀オペラの傑作。

ニクソン米大統領と毛沢東・中国主席の歴史的会談を

オペラにした。

第1幕は、大統領専用機でニクソンが北京に降り立ち、

首脳会談まで。

第2幕は、ニクソン米大統領夫人が江清・主席夫人に

中国国内を案内され、

文化大革命にショックを受けるエピソード。

特にバレエのシーンはすばらしい。

第3幕は、北京最後の夜、各々の寝室で。

最後に周恩来が「私たちはひとつでもためになる事をしただろうか」

と言うのが面白い。

    ◇

METでの公演は、

作曲者のジョン・アダムズ自ら指揮をした。

解説に、

演出をしたピーター・セラーズや

首脳会談に同席した当時の中国大使が

登場したのも興味深かった。

「新宿ピカデリー」6で。

     ◇

〈作曲・指揮〉ジョン・アダムズ
〈演出〉ピーター・セラーズ
〈キャスト〉
ニクソン大統領役:ジェイムズ・マッダレーナ(バリトン)
パット・ニクソン役:ジャニス・ケリー(ソプラノ)
周恩来役:ラッセル・ブローン(バリトン)
毛沢東役:ロバート・ブルーベイカー(テノール)
江青(毛沢東夫人)役:キャスリーン・キム(ソプラノ)

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2011年1月30日 (日曜日)

西部の娘

METライブビューイングのオペラ「西部の娘」を

新宿ピカデリーで。

今年はMETで初演されてから100年目だという。

1800年代のアメリカ西部でのラブ・ロマンスを、

オペラでやるのはいかがなものか、と

思っていたが、

なかなか見ごたえがあった。

Pucciniのオペラは「蝶々夫人」といい「ラ・ボエーム」といい、

外国に題材をとったものが多い。

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2010年7月25日 (日曜日)

オペラ・ハイライツ

新国立劇場小ホールで

オペラ研修所研修生の「オペラ・ハイライツ」。

 簡素な舞台、

ピアノだけの伴奏。

若い研修生たちの

のびのびした歌唱が

心地よかった。

最後の演目「電話」は、

現代のニューヨークを舞台にした

ショートコントといった風情。

電話好きの若い女性に

男がプロポーズしようとするが、

ひっきりなしにかかってくる電話で、

何回も中断されてしまう。

男は家の外に出て、

電話でプロポーズする。

 それだけの話だが、

英語によるオペラは新鮮だった。

「ドン・カルロ」
  ドン・カルロ:城宏憲(10期修了)
  ロドリーゴ:高橋洋介(12期)
  エリザベッタ:谷原めぐみ(13期)
  エボリ:堀万里絵(11期)
  テバルド:上田真野子(12期)
「ファルスタッフ」
  ファルスタッフ:山田大智(12期)
  フォード:西村圭市(12期)
「アルジェのイタリア女」」
  イザベラ:堀万里絵(11期)
  タッデオ:山田大智(12期)
「チェネレントラ」
  ドン・ラミーロ:糸賀修平(10期修了)
  ダンディーニ:西村圭市(12期)
  アンジェリーナ(チェネレントラ):塩崎めぐみ(11期)
  クロリンダ:立川清子(13期)
  ティーズベ:柴田紗貴子(13期)
「電話」
  ルーシー:木村眞理子(11期)
  ベン:駒田敏章(11期)

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2010年7月10日 (土曜日)

マーラーと李白と

 池袋の東京芸術劇場で

読売日響の「名曲シリーズ」。

 4月に常任指揮者に就任したシルヴァン・カンブルランさんの指揮。

ハイドンの「オラトリオ<天地創造>から序章」と

ヴァレーズの「砂漠」、

再び「<天地創造>序奏」の3曲を、

続けて休みなしで聴かせてくれた。

時代が100年離れている音楽家2人が表現する

広大な自然、遠大な宇宙が混ざり合い

迫ってくる。

やるな、カンブルラン。

 後半は、マーラーの「交響曲<大地の歌>」。

6楽章からなり、すべての楽章にテノールとアルトの独唱が

付いている歌曲集のような作品だ。

歌詞は李白らの漢詩をドイツ語に翻訳した

ハンス・ベトゲの『中国の笛』の作品。

第1楽章で繰り返し歌われる李白の歌詞が印象に残った。

<生は暗く、死もまた暗い>

         ◇

Conductor: Sylvain Cambreling
Alto: Ekaterina Gubanova
Tenor: Michael König
Haydn/ Introduction from "Die Schöpfung"
Varèse/ Déserts
〈Mahler Year Program〉
Mahler/ Das Lied von der Erde

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2010年3月28日 (日曜日)

楽劇「ニーべルングの指環」第3日 「神々の黄昏」

 新国立劇場でRichard Wagnerの楽劇「神々の黄昏」を観た。

 妻ブリュンヒルデを残し

旅に出たジークフリートは、

ハーゲンの陰謀で、

忘却の薬を飲まされる。

ジークフリートは、

グートルーネに一目ぼれし、

兄のグンターの花嫁として

ブリュンヒルデを拉致する。

ハーゲンはジークフリートを殺害、

ブリュンヒルでは夫を火葬する

炎に飛び込む。

ブリュンヒルデの死により世界が消滅、

新しい時代の到来を予感させて

物語は終わる。

2時から始まって夜の8時までの3幕の長い物語だが、

権力志向の人間と愛情志向の人間が対立し、

ブリュンヒルデの自己犠牲に至る

終盤のシーンに感動した。

Wagnerは偉大だ。

【ジークフリート】クリスティアン・フランツ
【ブリュンヒルデ】イレーネ・テオリン
【アルベリヒ】島村武男
【グンター】アレクサンダー・マルコ=ブルメスター
【ハーゲン】ダニエル・スメギ
【グートルーネ】横山恵子
【ヴァルトラウテ】カティア・リッティング
【ヴォークリンデ】平井香織
【ヴェルグンデ】池田香織
【フロスヒルデ】大林智子
【第一のノルン】竹本節子
【第二のノルン】清水華澄
【第三のノルン】緑川まり

【合 唱】新国立劇場合唱団
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

【指 揮】ダン・エッティンガー

<初演スタッフ>
 【演 出】キース・ウォーナー
 【装置・衣裳】デヴィッド・フィールディング
 【照 明】ヴォルフガング・ゲッベル

【企 画】若杉 弘
【芸術監督代行】尾高忠明
【主 催】新国立劇場

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2010年3月14日 (日曜日)

フォルスタッフ

 Giuseppe Verdi のオペラ "Falstaff" を

新国立劇場中劇場で。

Verdi が80歳代で作った最後のオペラを

新国立劇場のオペラ研修所の研修生らが演じた。

原作は William Shakespeare の "The Merry Wives of Windsor" 。

軽やかな楽しい喜劇で、

シンプルな舞台美術も良かった。

この喜劇と同じく、

Verdi の晩年の作品 "Otello" (これも Shakespeare 原作)も

「嫉妬」が重要なテーマになっているが、

こちらは救いようのない悲劇だ。

物語の最後に Falsstaff が言う。

「人は皆詐欺師。世の中はすべて冗談だ。

最後に笑う者が、最もよく笑う」

悲劇も深いが、

喜劇はもっと深い、

ようなな気がする。

ファルスタッフ】青山 貴(第4期修了生)
【フォード】12日:岡 昭宏(第10期生)/14日:高橋洋介(第12期生)
【フェントン】城 宏憲(第10期生)
【医師カイウス】新海康仁(賛助出演)
【バルドルフォ】渡辺 大(賛助出演)
【ピストーラ】北川辰彦(第5期修了生)
【フォード夫人アリーチェ】12日:高橋絵理(第10期生)/14日:上田純子(第11期生)
【ナンネッタ】上田真野子(第12期生)
【クイックリー夫人】茂垣裕子(賛助出演)
【ページ夫人メグ】堀 万里絵(第11期生)
【ガーター亭の主人】西村圭市(第12期生)/ 山田大智(第12期生)

特別出演(全日程):新国立劇場演劇研修所第4期生

【原作】ウィリアム・シェイクスピア
【作曲】ジュゼッペ・ヴェルディ
【台本】アッリーゴ・ボーイト

【指揮・音楽指導】アリ・ペルト
【演出・演技指導】デイヴィッド・エドワーズ
【美術・衣裳】 コリン・メイズ
【ヘッド・コーチ】ブライアン・マスダ

【管弦楽】東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
【合唱】藤原歌劇団合唱部

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2010年2月14日 (日曜日)

ジークフリート

 Richard Wagnerの楽劇

"Der Ring des Nibelungen" Zweiter Tag Siegfried を

新国立劇場のオペラハウスで観た。

「ニーベルングの指輪」4部作の3作目。

14時開演で20時までの3幕。

物ごころがつかないころに両親を失い、

小人Mimeに育てられた青年Siegfriedが、

「恐れ」を知るために旅に出る。

大蛇を退治し、

森の鳥に導かれて岩山に登って

永い眠りについていた娘Brünnhildeを見つける。

Brünnhildeは目を覚まし、

二人は愛を誓い合う。

 演出が現代風で、

舞台装置や衣装が前衛的だった。

森の小鳥が退場する時、

着ぐるみを脱いで全裸になる(後ろ向きだが)のには

驚いた。

3幕のSiegfriedとBrünnhildeの

愛の二重唱に感激した。

【ジークフリート】クリスティアン・フランツ
【ミーメ】ヴォルフガング・シュミット
【さすらい人】ユッカ・ラジライネン
【アルベリヒ】ユルゲン・リン
【ファフナー】妻屋秀和
【エルダ】シモーネ・シュレーダー
【ブリュンヒルデ】イレーネ・テオリン
【森の小鳥】安井陽子

【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

【指 揮】ダン・エッティンガー

<初演スタッフ>
 【演 出】キース・ウォーナー
 【装置・衣裳】デヴィッド・フィールディング
 【照 明】ヴォルフガング・ゲッベル
 【振 付】クレア・グラスキン

【企 画】若杉 弘
【芸術監督代行】尾高忠明
【主 催】新国立劇場

Siegfried : Christian Franz
Mime : Wolfgang Schmidt
Der Wanderer : Jukka Rasilainen
Alberich : Jürgen Linn
Fafner : Tsumaya Hidekazu
Erda : Simone Schröder
Brünnhilde : Iréne Theorin
Stimme des Waldvogels : Yasui Yoko

Orchestra : Tokyo Philharmonic Orchestra

Conductor : Dan Ettinger

The original production team
Production : Keith Warner
Set and Costume Design : David Fielding
Lighting Design : Wolfgang Göbbel
Choreographer : Claire Glaskin

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2009年11月30日 (月曜日)

映画「アイーダ」(2009年、米)

 新宿ピカデリー4で。

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2009年11月 1日 (日曜日)

魔笛

【ザラストロ】松位 浩
【タミーノ】ステファノ・フェラーリ
【弁者】萩原 潤
【僧侶】大槻孝志
【夜の女王】安井陽子
【パミーナ】カミラ・ティリング
【侍女I】安藤赴美子
【侍女II】池田香織
【侍女III】清水華澄
【パパゲーナ】鵜木絵里
【パパゲーノ】マルクス・ブッター
【モノスタトス】高橋 淳
【武士I】成田勝美
【武士II】長谷川 顯

【合 唱】新国立劇場合唱団
【管弦楽】東京交響楽団

【指 揮】アルフレート・エシュヴェ
【演 出】ミヒャエル・ハンペ
【美術・衣裳】ヘニング・フォン・ギールケ
【照 明】高沢立生

【芸術監督】若杉 弘
【主 催】新国立劇場

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2009年7月18日 (土曜日)

Anton Bruckner の激安交響曲全集

ブルックナーの

「交響曲全集 パーテルノストロ&ヴュルッテンベルク・フィル」を

HMVで買った。

CD11枚セットで1580円。

輸入ものだが、

ここまで安いとは驚きだ。

第0番から第9番までの交響曲10曲と、

ブルックナーの指示通り、

第9番の後に演奏された

宗教音楽「テ・デウム」が収録されている。

「HMV レビュー」によれば、

「 17世紀に建てられたドイツ最大の

バロック式バジリカであるヴァインガルテン・バジリカで

1997年から2006年にかけて

おこなわれた演奏会のライヴ録音を集めたもの」である。

     098

DISC1
・交響曲第1番ハ短調 WAB.101[リンツ稿/ノーヴァク版][52:47]
 I. Allegro [13:14]
 II. Adagio [14:52]
 III. Scherzo: Lebhaft. Schnell [09:27]
 IV. Finale: Bewegt, feurig [15:14]

 録音:2004年7月10日
 プロデューサー:ジークベルト・エルンスト

DISC2
・交響曲第2番ハ短調 WAB.102[1877年稿/ノーヴァク版][58:02]
 I. Moderato [18:39]
 II. Andante: Feierlich, etwas bewegt [14:49]
 III. Scherzo: Masig schnell [07:08]
 IV. Finale: Ziemlich schnell [17:26]

 録音:1997年7月26日
 プロデューサー:ウーテ・ヴェルツェル
 エンジニア:シッジ・メーネ

DISC3
・交響曲第3番ニ短調 WAB.103[1889年稿/ノーヴァク版][56:06]
 I. Masig bewegt [21:54]
 II. Adagio, bewegt, quasi Andante [15:12]
 III. Scherzo: Ziemlich schnell [06:51]
 IV. Finale: Allegro [12:09]

 録音:1998年7月18日
 プロデューサー:ウーテ・ヴェルツェル
 エンジニア:シッジ・メーネ

DISC4
・交響曲第4番変ホ長調 WAB.104『ロマンティック』[第2稿/ノーヴァク版][67:12]
 I. Bewegt, nicht zu schnell [17:35]
 II. Andante, quasi allegretto [14:49]
 III. Scherzo: Bewegt. Trio: Nicht zu schnell [11:09]
 IV. Finale: Bewegt, doch nicht zu schnell [23:39]

 録音:1999年7月17日
 プロデューサー:ヴォルフガング・ローテ
 エンジニア:ノルベルト・クレーフェコルン

DISC5
・交響曲第5番変ロ長調 WAB.105[ハース版][78:14]
 I. Adagio. Allegro [21:46]
 II. Adagio [18:50]
 III. Scherzo: Schnell [13:33]
 IV. Finale: Adagio. Allegro [24:05]

 録音:2001年6月23日
 プロデューサー:ジークベルト・エルンスト
 エンジニア:クリストフ・ヴルスター

DISC6
・交響曲第6番イ長調 WAB.106[ノーヴァク版][59:00]
 I. Maestoso [16:33]
 II. Adagio: Sehr feierlich [19:07]
 III. Scherzo: Ruhig bewegt, etwas gemessen [08:40]
 IV. Bewegt, doch nicht zu schnell [14:40]

 録音:2003年7月5日
 プロデューサー:ジークベルト・エルンスト

DISC7
・交響曲第7番ホ長調 WAB.107[ノーヴァク版][62:36]
 I. Allegro moderato [20:07]
 II. Adagio: Sehr feierlich und sehr langsam [21:10]
 III. Scherzo: Sehr schnell [09:50]
 IV. Finale: Bewegt, doch nicht zu schnell [11:29]

 録音:2000年7月15日
 プロデューサー:ティルマン・イェルンス
 エンジニア:アドリアン・フォン・リプカ

DISC8-DISC9
・交響曲第8番ハ短調 WAB.108[ノーヴァク版][85:30]
 I. Allegro moderato [17:13]
 II. Scherzo: Bewegt, lebhaft [14:24]
 III. Adagio: Feierlich langsam, doch nicht schleppend [28:38]
 IV. Finale: Feierlich, nicht schnell [23:15]

 録音:2002年7月13日
 プロデューサー:ローラント・キストナー
 エンジニア:ブリギッテ・ヘルマン

DISC10
・交響曲第9番ニ短調 WAB.109[ノーヴァク版][61:52]
 I. Feierlich, misterioso [25:36]
 II. Scherzo: Bewegt, lebhaft [10:45]
 III. Adagio: Sehr langsam, feierlich [25:31]

 録音:2005年7月23日
 プロデューサー:ジークベルト・エルンスト

DISC11
・テ・デウム WAB.45 [23:01]
 Te Deum (Allegro moderato) [06:30]
 Te ergo (Moderato) [02:51]
 Aeterna fac (Allegro moderato,feierlich, mit Kraft) [01:37]
 Salvum fac (Moderato) [06:32]
 In te Domine speravi (Masig bewegt) [05:31]

 録音:2005年7月23日
 プロデューサー:ジークベルト・エルンスト

・交響曲第0番ニ短調 WAB.100[ノーヴァク版][47:13]
 I. Allegro [15:51]
 II. Andante [13:10]
 III. Scherzo: Presto. Trio: Langsamer und ruhiger [07:16]
 IV. Finale: Moderato. Allegro vivace [10:56]

 録音:2006年6月24日
 プロデューサー:ジークベルト・エルンスト
 エンジニア:ペーター・ブラウン
 エンジニア:ブリギッテ・ヘルマン

 バルバラ・クラム(ソプラノ)
 モニカ・ワレロヴィツ(メゾ・ソプラノ)
 マティアス・シュルツ(テノール)
 シュテファン・アダム(バス)
 シュトゥットガルト・フィルハーモニア合唱団
 ヨハネス・クネヒト(合唱指揮)
 ロイトリンゲン・ヴュルッテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団
 ロベルト・パーテルノストロ(指揮)

 録音時期:1997-2006年
 録音場所:ヴァインガルテン・バジリカ
 録音方式:デジタル(ライヴ)

 

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